TVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』の版画が届いたぞ!!
今回はTVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』の版画レビューを書いていこうと思います。
2025年2月27日から全国の会場で開催されることになったTVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』版画展示販売会。各会場は4日ほどですが、静岡県からスタートし、現在(2025.6.14)時点でも全国を飛び回っています。
そもそも今回のイベント版画展示販売会とはどういったものなのかについて、簡単に説明します。
日本最高峰の版画工房によって、版画作品の販売やグッズ販売、イラスト展示や記念撮影可能なキャラクターPOP等の展示が行われており、無料で入場することができます、アールビバンさん、そしてアールジュネスさんによるイベントとなっています。伝統的な技法はもちろん、最新の技術まで幅広く取り入れた表現方法で『七つの大罪 黙示録の四騎士』の世界観を版画で表現しています。
そんな版画が今回展示されており、さらには購入することができます。版画のラインナップは5種あり、以下の通りです(文章の説明になっていますが、ご了承ください)
- 神の指から飛び降りるパーシバル隊(1期ティザービジュアル第2弾)
- アーサー軍に立ち向かうパーシバル隊(1期メインビジュアル第1弾)
- 1期2クール目EDラストの〈黙示録の四騎士〉
- 1期2クール目OPのラストの集合絵
- 〈黙示録の四騎士〉とメリオダス(1期メインビジュアル第2弾)
グッズはTシャツやクリアファイル、アクリルフィギュアやマグカップといった6種のオリジナルグッズとなっています。
さらにWEB予約をした来場者には特典として「アーサー軍に立ち向かうパーシバル隊(1期メインビジュアル第1弾)」の特製クリアポスターをゲットすることができます。
説明としてはこんなところでしょうか。詳細が気になる方は公式サイトをご覧ください。
ブログ主であるにっしー_も今回の版画展示販売会に行ってきました。埼玉県、茨城県、そして和歌山県の3か所に行ってきました。「行きすぎだろ」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、入場料無料だし、タイミングが合ってるし。行くしかないよなぁということで3回行ってきましたw
所沢(埼玉)に行ってきた時のレポブログを書いていますので、良ければ。
そんな版画展示販売会でブログ主にっしー_、あることをしました。
レポブログでもその内容を書きましたし、今回のブログのタイトルから察している方もいられると思います。そうです、
版画を買いました!!!!
総額約70万!!!!
やりましたよね~~~。現在社会人2年目、版画を買ったときは社会人1年目でした。1年目の夏には車も買ったのに、版画も買っちゃいましたよ。出費が多いなw
買ったのは「神の指から飛び降りるパーシバル隊(1期メインビジュアル第1弾)」です。自分の大好きなイラストで過去には、模写もしたことがあるんですよね。

そんな大好きなイラストが版画化されるとなれば、買うしかないよなぁ!! まぁ値段も結構しますが、ここで買わないと絶対に後悔すると思いました。この版画展示販売会が終わった後に、「やっぱり買えばよかった・・・・・・」という後悔だけは絶対にしたくないと思い、勇気を出して購入する決断をしました。
3月8日に購入をした版画ですが、ようやく、ようやく6月14日に無事家に届きました。イラストはもちろん額縁やマットの色やデザインも自分で選べて、自分好みにカスタマイズができ、世界に1つしかない版画です。版画展示販売会の時よりもさらにグレードアップした版画、真の完成品が届きました。興奮が収まらないですよ!!!!エグい!!
さて、お待たせしました。自分好みにカスタマイズした世界に1つしかないパーシバル隊の版画を皆さんにも見てもらおうと思います。版画展示販売会の時は写真はもちろん、ネットに公開することがダメでしたが、購入したものに関してはOKですので、公開しようと思います(念のため、版画が届いてからブログを出すまでの間にスタッフさんの方に了承の確認を改めて貰いました)
それではご覧いただきましょう~~~

はい、焦らしましたw
こんな箱に入って届きました。裏には普通に住所やら名前やらが載っているので見せれないですがw
箱を開けていざご対面!!

と思えば、保証者や取り扱い上の注意などが入った封筒が入っていました。中身を確認する前に、版画が見たいんじゃ!!となり、一旦中身は放置。
さぁ、いよいよだ。いよいよ版画とご対面!!

袋に入っていた。でも、これだけで、これだけで興奮しました。待ちに待ちわびた3か月間。ずっと楽しみにしていた版画がようやく届いたんです。興奮しかしないですよ。袋をとって、ご対面しましょう。

ヤバくないですか???
これ本当に自分の手元にあっていいんですか???
これが自分の手元に届いた世界に一つだけの版画です。
改めて見ると大きいですね。B2よりも少し小さいくらいです。重量もそこそこあり、ずっしりとしていました。
版画展示販売会の時も舐めまわすかのように見ましたが、改めて自分の手元に届いてから見るとまた違いますね。自分だけの1点もので、額縁やマットの素材や色もこだわりましたからね。額縁などの装飾はどのようなものを選んでも同額だったので、とことんこだわりました。
展示されているものも額縁に木材が使われていましたが、暗めの木材を選んで少し高級感のあるようなものにしました。
そして写真から奥行きがあるのが分かるでしょうか。当時TVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』の版画展示販売会以外にも別作品の版画展示販売会があり、そこでこの奥行きを出している版画があり、びびっときました。「これしかない!!」という感じですね。
ネームプレートには「パーシバル隊♪」の文字を入れました。この作品の正式名称は『DEPARTURE DX』というもので、本来のネームプレートには「DEPARTURE DX」と書かれているのですが、このネームプレートも自分仕様にできるようなので、「パーシバル隊♪」としました。16歳のパーシバル隊には幼さ故のテンションを上げるような言動が多く、躍動感があったので、♪を入れてみました。

5つの作品とも350枚しか作られておらず、保証用に何十枚かは会社側の手元に置いているようなので、実質我々が手にすることができるのは、どの作品も300枚ほど。それでは、自分の手元にある版画の左下を見てみましょう。

「1/300」とありますね。
そうです、この神の指から飛び降りるパーシバル隊の版画の作品番号が「1/300」。つまり、この作品を自分が最初に購入したということです(のはず) これも嬉しいことですよ。
埼玉県の所沢会場は3会場目で、自分が行った日は2日目でしたので、もしかしたら先に買っている人もいたかもしれないですからね。当時スタッフの方に聞きましたが、自分が版画展示販売会に行った時には既に買われている方が何名かいらっしゃいました。「自分と同じ作品を買ったのではないのか」とどこか残念な気持ちが少しありつつも、「自分が最初の購入者なのか」という嬉しさもありました。保証書や梱包していた箱にも実は「1/300」と記載されていました。
自分がこだわった装飾やら作品番号について書いてきましたけど、肝心の作品自体についてまだ語ってませんでしたねw
これはレポブログの時も書いたのですが、キャラクターたちが少し立体的になっていて、躍動感があるんですよ。立体的になっているだけでガラッと印象が変わっているように感じます。これが少し分かりやすいかな?

自分の手元にあるのは天井の照明で照らしているだけですが、版画にしっかりと照明を当てることでより作品の凄さを体感できるんですよ。展示されているときに照明を当ててもらい体感したのですが、「圧巻」という言葉がこぼれてしまいました。後日、照明を買って版画の凄さを家でも体感できるようにしたいですね。やはり写真からだけでは伝わりきらない部分もあるので、是非まだ版画展示販売会に行ったことがない方は、自分の目で版画の凄さを体感してほしいです。現在(2025.6.14)公開されている情報では以下の5会場で行われるようです。
- やまなしプラザ(山梨県) 6.26~6.29
- 夢メッセみやぎ(宮城県) 6.27~6.30
- アールジュネス名古屋(愛知県) 6.26~6.30
- 津市産業・スポーツセンター内 メッセウイングNHW(三重県) 7.11~7.14
- マロニエプラザ(栃木県) 7.11~7.14
レポブログの時にも書きましたが、改めて。
今回の版画展示販売会を開催していただきありがとうございました。まだ見ぬ体験をでき、自分のオタク度が成長できましたw
是非また第二弾第三弾、さらには原作の版画展がありましたら、なおオタクとしては嬉しい限りですので。
本当にありがとうございました!!
今回のTVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』版画レビューはここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想教えてください。
さよなら。
まだ開催されているようだし、タイミングが合えばまた行こうかな。
色々写真撮っちゃいました😆




『黙示録の四騎士』第195話 "トリスタンとイゾルデ"
今回は『黙示録の四騎士』第195話 ”トリスタンとイゾルデ” の感想を書いていこうと思います。
『七つの大罪:Origin』の新たな情報が出ましたので、是非是非。
『七つの大罪』小ネタ集part6 を書きましたので是非。
目次
前話の気づき
それでは前話(194話)の感想・考察を書いた後に新たに気づいたことや思ったことのまとめを。(別にいいやと思う方は読み飛ばして頂いても大丈夫です。まぁ後々気づくことの方がめちゃ多いですがw。他の人の感想とかも参考にしています。)
・ジェイド
おい、ジェイド見てるか!
尊敬しているけど大嫌いなトリスタンが、お前の最愛の人物を刺したぞ
お前が命を落として守った最愛の人物を!!
化けてでも出てこいやジェイド!!
・仮死状態
仮死状態になったイゾルデと幽霊のジェイドのやり取りを見たくないかと言われると嘘になる。
前話の要約
イゾルデがトリスタンを支えようと思ったきっかけとは?ジェイドがきっかけとなり、トリスタンが記憶を取り戻したが、イゾルデの身体には既に剣が刺さってしまっており・・・・・・。
初見の感想
以下からは初見の感想です(1pごとに読みながら書きながらという感じです。録音した初見読みのスペースもあるのでお時間あれば)
— にっしー_ (@nissi_sins) June 10, 2025
扉絵(1p):学パロの2人じゃん、いいね
2p:自ら剣を受けにいった?
トリスタン任せるよ
3p:命にかけて・・・・・・
4p:"癒やしの星"から進化したぞ!!
5p:全部思い出したようで良かった
生命の精霊的にも大丈夫ってことが分かったのかな?
6p:王都戦でのメリオダスとエリザベス思い出す
7p:えぇぇぇぇ
これは予想してなかったぞ
8p:無自覚でやってたのかよ
イゾルデかわよ
9p:準決勝と決勝は同日か
イゾルデ(仮)は何を想う?
10p:味方がいなくなってしまったな
でもトリスタン漢だよ
11p:暇潰しに洗脳か、そんなことやらないでくれ
裏表のあるキオンw
12p:イゾルデ(仮)のこと深掘っていく?
13p:そっちの過去編かーい
14p:それ知ってたのか
ってか、やっぱりイゾルデ(仮)を守るためだよね
15p:お嬢気づいたか
パーシバル1人でどっか行ってたけど?
16p:やっぱりディオドラのところに行ってそうだな
17p:準決勝に戦う前に話し合いできるのか?
18p:え?その構えって"ナドゥラ・ギマラ"じゃ?
19p:「悟られず」の指輪、ここで来るのか
うわぁ、マジか
20p:パーシバル怒ってるな
"絶望と希望"、来てしまったか
気になったシーン
ここからは気になったシーンをピックアップしていきます。
・扉絵
学パロのトリスタンとイゾルデですね。学パロのイラストって結構久々じゃないか?といっても、前がいつだったか忘れたけど。覚えているのは、9巻第69話 "忍び寄る不吉” だったかな。
「その”想い”に身長は関係ないーーー!!」って煽り文があるけど、だからトリスタンとイゾルデの身長差が結構あるんだね(つっこむつもりなかったけど、煽り文を見たらついつい)
📜#黙示録の四騎士 最新話公開📜
— 黙示録の四騎士【公式】 (@4kishi_official) June 10, 2025
週刊少年マガジン28号で、
最新 第195話 が公開中です!
記憶を取り戻すも、
剣はすでに最愛の仲間の
胸を貫いており…‼
最新話はマガポケでも!✅
▶https://t.co/h4ytyvzBYg pic.twitter.com/oO8MfKgYuw
・”癒やしの新星”
致命傷のイゾルデを癒やすため、パーシバルが駆け付けたが・・・・・・
まさかトリスタンがイゾルデを刺す展開がそもそも来ると思っていなかったのですが、それを見ていたキャパドニック(ゴウセル)の実況にも驚きました。
「決着はつきましたが、イゾルデ致命傷・・・!! まるで自ら剣を受けにいったように見えましたがーーー?」
前話では刺された瞬間は描かれていましたが、それは刺された部位だけなので、イゾルデ全体は描かれていなかったんですよね。致命傷になりかねないけど、トリスタンの記憶を取り戻すためにイゾルデは自ら剣を受けにいったということですかね?凄い勇気だ。
刺されたイゾルデを助けるべく、パーシバルが駆け付けましたがトリスタンは断りを入れてきました。そもそも前話の時点で、イゾルデ早く助けろよ!!となっていたので、とりあえず助ける展開になって良かった。これでイゾルデの傷を放置とかしていたら、激おこ展開だよ。
トリスタンが刺してしまったから、トリスタンが癒すのが筋だよな。何気にトリスタンが記憶を取り戻したことにパーシバルが気付きましたね。
「・・・絶対君を死なせやしない 私のこの命にかけて ”癒やしの新星”」
「命をかけて」って言っちゃったよ。このセリフでトリスタンがイゾルデに対しての意識が変わっているんじゃないかと思いましたね。そしてその考えは当たっていた。でも、まさかそんな展開が来るとは思わないじゃないか!!!!(詳しくは後程)
そして、トリスタンの新技が出ました。その名も”癒やしの新星(ヒール・ノヴァ)”!! 今まで描かれてきた女神族の癒しの技は”癒やしの星(ヒール・スター)”でした。「星」から「新星」に進化しましたね。トリスタンの魔力名である『新星(ノヴァ)』になりましたよ。あれ?ファンブックで魔力名明かされたけど、まだ本編では描かれていないんだっけ?描写としても、かなりパワーアップしていることが分かります。王都戦で女神族としての力に目覚めたエリザベスみたいな感じ?(参照:『七つの大罪』13巻第96話 "ホーク” より)
先ほど書いたように、トリスタンの技が進化しました。これは女神族の癒しの力だけでなく、その他の技も進化しているでしょうね。そもそも2年後に描かれるトリスタンの技って初でしたっけ?今回の戦いをきっかけにトリスタンがパワーアップしたかと思ったけど、まだ2年の間にパワーアップした説の方もあるのか。トリスタン隊がいつアンヌヴンに落ちたかによって、分かりそうな感じだな。
・愛
イゾルデのおかげで記憶を取り戻したトリスタンが、イゾルデにしたとある行動とは・・・・・・
「安心して ちゃんと思い出したから・・・ 自分のことも・・・大事な使命も・・・ ジェイド・・・キオン イゾルデのことも・・・全部・・・全部・・・君のおかげだよ・・・ だから目を覚まして・・・・・・君たちには沢山心配や迷惑をかけた分 いっぱいお返ししなきゃいけないのに」
前話でトリスタンが記憶を戻したことは明らかになっていましたが、改めてトリスタンが記憶を取り戻したことが分かって良かったです。
パーシバルが安心して、トリスタンの元から離れましたよね。てっきり自分はこの時、生命の精霊の力でイゾルデが無事だということが分かったから去ったのだと思ったんですが、それだけの理由ならばドニー達の近くにいますよね。まさかこの後、あんな展開が来るとは思ってもいなかったですね。
癒しの力でイゾルデが目を覚ましました。本当に良かった。イゾルデが無事で本当に。気が気じゃなかったので、結構ドキドキした1週間でしたよ。トリスタンもイゾルデの無事が分かって嬉しそうですよ。そんなトリスタンが取った行動がまさか過ぎて、まさかのまさかでした。
「もう・・・まったく 君はそうやって いつも私のために無茶をするんだ!」

イゾルデへのキス
もう一度言いましょう。
イゾルデへのキス
え!?見えにくかったですか?なら、もう一度。
イゾルデへのキス
マジか!!!!これは予想外すぎて、まさかのまさかでした。第188話 "父の言葉 母の記憶” でパーシバルがナシエンスにキスをした時もそうでしたが、今回もまさかのまさかですよ。全然頭になかった展開だったので、かなり驚きました。てっきり記憶を取り戻したトリスタンが、イゾルデの腕に巻かれているリボンを解いて、頭に付けるのかなとか思っていたんですが、それ以上の展開が来てビックリでしたね。トリスタン隊推しは大丈夫なのかな?前話に続いて、この展開・・・・・・。いやぁ、大丈夫なわけがないか。
トリスタンがイゾルデにキスをする流れがスムーズすぎて、かなり自分はいい展開だと思いました。さすが王子様だぜ。パーシバルがナシエンスにキスをしたときに、「なんて美しい光景だ」とか言ってましたもんね。無意識でキスをしたんだろうけど、「なんて美しい光景だ」

そんな二人のキスを周りが見ていたんですが、ナシエンスとお嬢の反応はまぁ分かる。キオンの表情には笑ってしまうが、まぁ分かる。イゾルデ(仮)の反応もまぁ分かる。ガウェインの反応も分かる。バリンさん?ガウェインと一緒に描かれたバリンさんですが、ガウェインの方見てません?目線的に。まぁまさかな、うん。まさかな。ガレスがひょっこり描かれているのはスルーしておくか。
さて・・・・・・、ジェイドよ。見ているか。尊敬しているけど、大嫌いなトリスタン様が大好きなイゾルデにキスをしたぞ。お前は今、何を思っているんだ・・・・・・。
周りの反応に疑問を持つトリスタンでしたが、我に返って自分のしたことを思い出しましたね。イゾルデに弁明しようとしますが、イゾルデは赤面して沸騰中。可愛すぎる!!
今までイゾルデ→トリスタンで描かれてきましたが、今回トリスタン→イゾルデも描かれました。さすがにこれはトリスタンがイゾルデのことを好きになっている展開だと思うんですが、そうだとしたら『黙示録の四騎士』の中では初のカップリングですかね?このキャラとこのキャラが今後カップルになるんじゃないかなぁ見たいな展開はありましたが、ほぼ確定はないんじゃないですかね。まぁランスとギネヴィアは一旦置いといてもいいと思いますが。
イゾルデの魔力『熱愛』は、トリスタンへの愛より生まれた魔力ですから、両想いになった場合さらにイゾルデの魔力がパワーアップしている可能性があり得ますよね。剣闘祭としてはイゾルデの出番はもうないと思いますが、今後のイゾルデのバトルに期待してしまいますね。
少し話を戻しまして、トリスタンがイゾルデにキスをする前のセリフについて。このセリフに既視感があったのですが、これも王都戦でのエリザベスでした(参照:『七つの大罪』13巻第100話 "英雄たち” より)
「メリオダス様もです もう・・・いつも無茶ばかりするんだから」
親子そろって。好きな展開だ。
・最終日
準々決勝が終わり、準決勝,決勝が明日行われる。
トリスタンがイゾルデの手を引っ張って、舞台から去ろうとしてるけどトリスタンとイゾルデの顔がw イゾルデはまだ沸騰状態だし、トリスタンは恥ずかしそうな顔してるw
準決勝Aブロックはパーシバルvs.ディオドラ
準決勝Bブロックはガウェインvs.タントリス(トリスタン)
決勝は準決勝の勝者同士
ディオドラ以外が勝てば、当初の目的であるミルクレープに接触する展開にいけそうですよね。果たしてうまくいくのか。もし準決勝Aブロックをパーシバルが勝てば、確定でガウェインvs.トリスタンとパーシバルvs.勝者の剣闘が見られるのか。四騎士同士のバトルは面白いこと間違いないでしょうし、楽しみなんですよね。
というか、トリスタンはずっとタントリスのままの状態だったから、ミルクレープを討つ展開のこと知らないんじゃない?情報共有しておかないといけないよね。
・タントリス
トリスタンがイゾルデにキスをしたことをよく思っていない人物がいる。
トリスタンが記憶を戻したわけだけど、唯一まだタントリス呼びをしている人物がいますね。そう、イゾルデ(仮)
「ね・・・ねぇ今のはなんの真似かしら?」

今まで自分を守るようトリスタンを洗脳して、もしかしたらまだトリスタンを洗脳できてあるんじゃないかと思いながらの発言でしょうか?流石にイゾルデ(仮)も動揺しながら言っていますよね。それに対してのトリスタンの返答が
「・・・私の名はトリスタンです どなたかとお間違いですか・・・イゾルデ殿? でも安心してください・・・あなたとの約束は果たすつもりです」
しっかりと自分の名はトリスタンと言いましたね。イゾルデ(仮)はもう洗脳が意味をなしていないことに気づきましたね。それにしてもトリスタンは漢だな。イゾルデ(仮)のために今回の剣闘祭勝とうとしているとは。イゾルデ(仮)に約束したからか(参照:『黙示録の四騎士』19巻第161話 "奇妙な再会" より)
「大丈夫だよイゾルデ 必ず優勝して君をアンヌヴンの外に連れ出してみせる それに優勝者にはどんな褒美も与えるそうだし・・・君の病の治療薬も手に入るさ!!」
トリスタンが優勝して、イゾルデ(仮)との約束を果たそうとするんだったら、ミルクレープを討つ作戦を実行しにくいんじゃないかな。大丈夫かな?
それにしてもトリスタンとイゾルデ(仮)のやり取り中も、イゾルデは沸騰状態ですねw
・トリスタンとイゾルデ(仮)
トリスタンの洗脳が解け、本性を曝け出したイゾルデ(仮)だが、トリスタンは・・・・・・。
「・・・結構よ アンヌヴンの外に出たところでどうせ独りぼっちだし?そもそも私は病気でもなんでもないんだから!! 暇潰しに洗脳して遊んでやったのよ よかったじゃない記憶が戻って? どうぞその大きなイゾルデとお幸せに!! タントリス」
キオンも言っていますが、裏表ある女ですね。ドニー、お前は1番読者に近しい感覚の持ち主だよな。そう、キオン、お前が言うか?
イゾルデ(仮)が本性曝け出したけど、後の描写を見る感じ本当はそこまで思っていないんじゃないかな。あえて嫌な女らしさを出して嫌われようとしているんじゃないかな。トリスタンが本当の名前を言ったのに、「タントリス」と呼ぶことで、さらに嫌な女感を出してるし。
そんな嫌な女感を出すイゾルデ(仮)に対してトリスタンは
「・・・私はあなたの助けになりたい あなたは孤独だった ・・・大好きな父上が突如自分のことを忘れてしまったから」
ほんと漢だなぁ。自分のことを洗脳していたイゾルデ(仮)に対してまだ救いの手を差し伸べるだなんて。周りの人間を思う気持ちは母親譲りだなぁ。まさかのトリスタンの発言に2人のイゾルデも驚いているようですね。
そんなトリスタンに対して、キオンが
「放っとくべきです そんな根性の歪んだ人間は!!」
ほんとキオン、お前は面白いやつだよ。
イゾルデ(仮)の父親であるミルクレープも突如、イゾルデ(仮)のことを忘れてしまったということを聞いて、お嬢は気づいたようですね。後に描かれますが、ディオドラとイロンシッドと同じであることに。
イゾルデ(仮)のことを少しお嬢も理解したようです。お嬢はイゾルデがトリスタンのことを好きということを知っていますから、イゾルデ(仮)に対してよく思っていないことは理解できるんですが、前話などでそこまでイゾルデ(仮)に対して怒りの感情が出るのか?と少し思いました。もちろん男女の価値観の違いとかあると思いますが。ディオドラの件の時もそうでしたが、相手のことを知らずに否定しちゃうところがお嬢にはあるからなぁ。知った上で否定するんだったら、まだ良いんだけど。「馬には乗ってみよ 人には添うてみよ」という慣用句がありますからね。表面的な情報や先入観だけで物事を判断せず、実際に経験するべきという意味です。ちなみに自分の座右の銘でもあります。
・真実
イゾルデ(仮)がトリスタンを選んだ理由とは?
突如イゾルデ(仮)のことを忘れてしまったミルクレープに寂しさを抱き、それを紛らわせるためにトリスタン(タントリス)をイゾルデ(仮)は選んだようですね。ミルクレープの代わりとして。大釜の掃除屋に襲われそうになったところをトリスタンが助けてくれたのは初情報かな?イゾルデ(仮)の表情を見る感じ、自分を救ってくれたトリスタンに少しばかり好意を抱いていたのかな?
ミルクレープの寂しさを思い出したのか、イゾルデ(仮)が涙して、真実を伝えました。
「父様は・・・私の・・・っため・・・に 私を・・・守る力をアーサー様からもらう代わりに記憶を・・・失ったの」

以前考えたように、やはりイゾルデ(仮)を守るためにミルクレープはアーサーから混沌の力を得て、記憶を失ってしまったようです。アーサーが与えた力が原因ということをイゾルデ(仮)は知っているから、アーサー(キャメロット)に不満を抱き、アンヌヴンに落とされた可能性がありますね。詳しい過去を知りたいな。それにしてもイゾルデ(仮)が泣きながら、真実を語るシーン良かったな。ようやく嘘偽りのない本当のイゾルデ(仮)が描かれたような感じがしましたね。これでイゾルデ(仮)に対してのヘイトも落ち着くのかな。
イゾルデ(仮)の真実を知って、急いでパーシバルに報告しようとするお嬢だけど、その場にパーシバルはおらず・・・・・・。ここでまさかパーシバルが舞台場から去ったのが活きてくるとは思いませんでしたね。報連相は重要だと思わせる展開だなぁ、うっ・・・社会人の自分には大ダメージ・・・・・・。
剣闘祭の見物客ほとんどいませんけど、1人だけトリスタン達の会話聞いてるやついません?まぁ気にしなくていいところだろうけど。ってかエドリンとボールスはどこ行った?
・希望と絶望
舞台上から去ったパーシバルが向かった先とは・・・・・・!?
パーシバルの方からディオドラへ接触するとは考えてもいなかったですね。ディオドラが言うように、次の日の準決勝で戦うことは決まっているのにも関わらず、ここで接触してくるのは怒りを今すぐぶつけるためなのか?と思ったら、別に戦うつもりもなかったですね。パーシバルが右腕をあげた時はまさか”ナドゥラ・ギマラ”をするんじゃないかとヒヤヒヤしました。ディオドラの魔力『絶望』の発動条件が分からない以上、自分に返ってくる恐れがありますからね。
ここでパーシバルがディオドラに接触した理由が分かりました。
「教えてにきたのさ お前だけが何も知らないのは不公平だからな ・・・僕はお前の父親イロンシッドの敵 ・・・永遠の王国を滅ぼす者の一人・・・ 〈黙示録の四騎士〉パーシバルだ」

「悟られずの指輪」を外してくる展開が来るとは思わなかったな。そもそも「悟られずの指輪」は自身に敵意を感じさせない(殺意は不可)魔法具で、ミルクレープや他の剣闘祭参加者に正体がバレないようにするためにガウェインが渡しました。結果的にディオドラ達にも正体がバレずにここまで来れたんですが、てっきり「悟られずの指輪」を外すのは優勝時にミルクレープに攻撃を仕掛ける時だと思っていました。もしくは剣闘中に偶然指輪が外れて、正体がバレるとか。なので剣闘祭中、故意に指輪が外す展開が来るとは思っていなかったですね。そういえば、キオンとイゾルデには結局指輪は渡したのだろうか。
ディオドラがパーシバルの正体を知ったわけですが、かなり驚いているようですね、無理もないな。
「その目と心に刻みつけろ・・・お前が最も憎むべき敵の顔を!!!」
衝撃的な終わり方だったな。今までのパーシバルっぽくない怒りだったので、それに驚きを感じさせられましたね。ここでディオドラがパーシバルの正体を知ると、今すぐにでも攻撃をしてくる可能性がありますよね。そうなったら騒ぎになって、ミルクレープ達にパーシバルの正体がバレますよね。他にも剣闘中は指輪を外すのかどうか問題があります。外した状態であれば、ディオドラがパーシバルに殺意と敵意を持って剣闘をすることになりますが、同時にミルクレープにも敵意を持たれます。一方で、指輪を再び嵌めるならば、ディオドラがパーシバルに殺意を持っているのに敵意を持たず、本気のバトルが見れない、つまるところ別に指輪を外す理由が意味をなさなくなってしまうんですよね。ここら辺をどう描くのか気になってきます。場合によっては、準決勝を描かずにミルクレープ戦になる展開が来ますからね。とりあえずはパーシバルの正体明かしに対するディオドラの反応が気になりますね。
・次話タイトル
次話、第196話のタイトルは”絶望と希望”です。ついに来ましたね、このタイトルが。『絶望』の魔力を持つディオドラと『希望』の魔力を持つパーシバル、この対比が。描かれるとするならば、パーシバルの正体を知ったディオドラの反応及びバトル展開でしょうか。
今思えばパーシバルがこの後お嬢たちに接触する可能性がありますから、その時にディオドラについての真実がお嬢の口から明かされるんじゃないですかね?そうなったら、パーシバルは勘違いをして、ディオドラが殺意と敵意を持った状態のバトルになりますよね。つまり、パーシバルは本気で戦わない可能性がある。それよりはパーシバルも本気で戦ってほしいから、パーシバルの正体を知ったディオドラが今すぐ攻撃する方が全然あり得そうな感じですね。剣闘祭で優勝するという目的よりも感情優先で動く的な?どうなるのかな。
・今話の総評
今話タイトルの”トリスタンとイゾルデ”は二人のイゾルデどっちにもかかっていたのかと思い、面白いと感じた。イゾルデ(仮)の真実がようやく明かされたが、これによって物語がどう変化するかが気になる。その裏でパーシバルがディオドラに接触し、正体を明かす展開。面白いに決まっているな。
今回の『黙示録の四騎士』第195話 ”トリスタンとイゾルデ” の感想はここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想・考察など教えてください。
最新話の質問やコメント、その他もろもろ待っています。最新話でなくてももちろんOKです。
次週の『黙示録の四騎士』第196話 ”絶望と希望” の感想・考察でお会いしましょう。さよなら。
ランスからギネヴィアにするキスはまだですか?????
194話までの各話のとあるシーンを模写しています。194話は本当のトリスタン

第194話 ”タントリスvs.イゾルデ” の感想・考察はこちらから。
『七つの大罪』小ネタ集part6
今回は『七つの大罪』小ネタ集part6を書いていこうと思います。
今回で第6回になっており、251話〜300話までの内容の小ネタを各話ごとに1つずつまとめました。
小ネタなので、ほとんど知らなくてもいいようなものばかりですので、「へー」ぐらいの感覚で大丈夫ですw
皆さんはどのくらい知っていましたか?気になった人は是非読み返して確認してみてください。
以下は過去のpart1,part2,part3,part4,part5の小ネタ集です。お時間あれば是非。
31巻

第251話 ”聖戦協定”
リュドシエルとエリザベスが盟約を結んだ際、リュドシエルの光は洗練されているのに対して、エリザベスの光は荒々しかった。
第252話 ”宿怨”
エリザベスは木の上に登ったバルトラが落ちてケガを負った際に、魔力が開花した。
第253話 ”失われた恩寵”
マーリンはゴウセルを直す際に、体だけ人形の姿にして直そうとしていた。
第254話 ”絶望のキャメロット”
キャメロット城内にいた兵士は中身のないがらんどうである。
第255話 ”希望の子”
2代目聖剣エクスカリバー保持者である戦王タラテノスは病で亡くなった。
第256話 ”貫く聖剣”
キューザックは自身の髭を魔界一ナイスな髭だと思っている。
第257話 ”出撃の時”
マーリンはアーサーを失ったときに涙をし、メリオダスの創作料理である魔神ガエルのレバーケーキを食した430年ぶりの涙である。
第258話 ”聖戦の幕開け”
魔神族たちに突撃する際、ゴウセルは双弓ハーリットを構えていた。
32巻

第259話 ”戦禍のブリタニア”
聖戦で最初の攻撃をしたのはギーラ。
第260話 ”キミに伝えたいこと”
デリエリは姉貴であるラジネが死んだことにより、ラジネの好きなモンスピートともう話せないのに、自分が話していたら怒られると思い、あまり話さないようになった。
第261話 ”迷子の猫”
モンスピートに飛ばされたデリエリが掃討部隊のところにやってきた時、シャスティフォルの第二形態「守護獣」になっていた。
第262話 ”闇に歪む者”
エスタロッサが”邪悪な猟犬”を使用した時、ディアンヌはすぐさま対策を取ろうとしていた。
第263話 ”闇 爆ぜる”
ディアンヌによってエスタロッサの”邪悪な猟犬”から一同が助かり、エリザベスの前に現れた時、ゴウセルは「キュピーン☆」のポーズをしていた。
第264話 ”歪み捻れ壊れる男”
エリザベスは相手をどう想うのかを大切にしており、メリオダスも同じ考えを持っている。
第265話 ”暴走する愛”
キングは霊槍でエスタロッサに攻撃をしたが、その延長戦上にデリエリがいたため、デリエリも巻き添えを喰らった。
第266話 ”追う者 追われる者”
上位魔神であるフラウドリンがドレファスの体で力を行使していたことにより、フラウドリンの魔力がドレファスの体に残り、『巨大化』の魔力をドレファスは使えることができた。
33巻

第267話 ”天空より”
メリオダスの靴の裏(かかと)には豚のマークがある。
第268話 ”煉獄より”
バンがメリオダス(竜の姿)と戦っているときに、八つ裂きにされたり噛み砕かれたりした。
第269話 ”煉獄ライフ”
犬のような煉獄の在来種の歩く時の効果音は「てすてす」。
第270話 ”未知との遭遇”
バンは煉獄で千年経って、火傷や凍傷,吐血がなくなった。
第271話 ”一途なる想い”
ワイルドの歩く時の効果音は「てんてけてんてん」。
第272話 ”永劫なる戦い”
ワイルドは魔神王に吹き飛ばされすぎないように、地面に牙を当てていた。
第273話 ”聖戦の犠牲者”
3000年以上前ケガをしていた子犬にメリオダスがエスタロッサと名付けた。
第274話 ”絶望の堕天使マエル”
マエルが戦いに向かっている時に、神兵長であるジェラメットがマエルの方を見つめている。
第275話 ”心を一つに”
マエルに攻撃され、ゴウセルの右目が取れた。
34巻

第276話 ”悲しき一撃”
エスタロッサの正体がマエルだったため、サリエルやタルミエルの光の魔力が効かなかった。
第277話 ”愛から自由になる術はない”
メリオダスは女神族の虜囚を処刑しようとしていたアナラクとゼノを殺して、魔神族を裏切った。
第278話 ”絶望に立ち向かえ”
マエルの”慈愛の光玉”で吹っ飛ばされそうになったホークをオスローはホークを咥えて、飛ばされないようにしていた。
第279話 ”勝利の鐘の音”
ゴウセルの分身で生まれたキングの中におっさん姿が紛れている。
第280話 ”崩壊”
エリザベスは墜落するディアンヌの右手人差し指を持って、落ちないよう支えていた。
第281話 ”妖精王vs.死の天使”
キングはマエルの心を読んだが、その中には戒禁の声「再び・・・一つに集結するのだ」がある。
第282話 ”ゴウセルvs.マエル”
グラリーザと会っていた時、ゴウセル(本体)は戒禁を持っていなかった。
第283話 ”生還への渇望”
メリオダスとバンは魔神王に負け続けたことが癪に障り、何戦したか途中から数えていなかった(ワイルドは数えていた)
第284話 ”希望への扉”
メリオダスは一度も魔神王を父親と認めたことがない。
35巻

第285話 ”その先に在るもの”
メリオダスが戒禁を取り込んだことによって生まれた暗黒領域へ、リュドシエルの”聖域”にグレイロードの持つ戒禁〈不殺〉が在ったことによって、マーリンたちは侵入を容易としていた。
第286話 ”閃光”
チャンドラーはエスカノールの先制攻撃の目標が、メリオダスが戒禁を取り込んだことによって生まれた繭だと知らなかった。
第287話 ”暗黒の王子”
リュドシエルの剣はゼルドリスの魔力『凶星雲』による2撃目で折れた。
第288話 ”「凶星雲」”
ゼルドリスの額のマークは魔力をより引き出すと形状が変わる。
第289話 ”〈傲慢〉vs.「敬神」”
ゼルドリスはエスカノールの一撃により気絶してから、約1.8秒後に魔力『魔神王』を発動しようとした。(リュドシエルの攻撃により、発動前に一時戦闘不能になった)
第290話 “小賢しき蛆虫たち”
チャンドラーとキューザックは3000年前の聖戦の表舞台にほぼ出ていなかった。
第291話 ”魔女の晩餐”
”二種の属性魔法”×”透明化”×”感知負荷”×”自動追尾”×『無限』を即席で組み合わせたマーリンの技にリュドシエルも思わず「反則」と思った。
第292話 ”悪夢の顕現 希望の帰還”
ゼルドリスはエスタロッサを実の兄だと思って慕っていなかった。
第293話 ”「いつか」が叶う時”
プオーラの武器はゴルフクラブ(おそらくドライバー)のようなもの。
36巻

第294話 ”希望と葛藤と絶望”
バンが現世に戻ってくる前には、すでにシャスティフォルはキャメロットに向かっていた。
第295話 ”集結するものたち”
霊槍を遠隔で操作すると魔力消費量が大きくなる。
第296話 ”兄として 友として”
ヘンドリクセンはリュドシエルが完璧ではないことを知り、リュドシエルのことが好きになり、友だと思った。
第297話 ”太陽の救済”
エスカノールは『太陽』の魔力により、自身の寿命が残り僅かであることを知っていた。
第298話 ”マエルvs.ゼルドリス”
『凶星雲』をゼルドリスが使用したとき、エスカノールはマーリンにくっついていた。
第299話 ”すべてが凍り付く”
ヘンドリクセンは覚醒したキングのことをキングだと思っておらず、どこにキングがいるか分からなかった。
第300話 ”魔神王メリオダス”
魔神王がエリザベスの呪いを解除し、その後むごたらしく殺すと言った時ホークはビビッて漏らした。
今回の『七つの大罪』小ネタ集part6はここまで。コメントしていただけると嬉しいです。是非皆さんの知ってる小ネタ教えてください。
さよなら。
『黙示録の四騎士』第194話 "タントリスvs.イゾルデ"
今回は『黙示録の四騎士』第194話 ”タントリスvs.イゾルデ” の感想を書いていこうと思います。
先日、『七つの大罪:Origin』のブランドサイトがオープンしました。事前登録も始まったみたいなので、是非是非。
前話、第193話 "誰がために" の深掘りブログを書きましたので是非。
目次
前話の気づき
それでは前話(193話)の感想・考察を書いた後に新たに気づいたことや思ったことのまとめを。(別にいいやと思う方は読み飛ばして頂いても大丈夫です。まぁ後々気づくことの方がめちゃ多いですがw。他の人の感想とかも参考にしています。)
・イゾルデ(仮)
イゾルデ(仮)の年齢はいくつなんだろうか。そもそもイゾルデ(仮)がキャメロットで生まれてる説もなくはない?
・リボン(他の人の感想)
タントリスとの試合になってから、イゾルデが腕にリボンを付けてない
→確かに!! 今後リボンのくだりが何かしらあるのかなぁと思っていたけど、まさか腕から取っているとは。
前話の要約
自分の運命を変えるものがガウェインだと気づいたバリンは、その力をガウェインのために使おうとする。タントリスvs.イゾルデが始まったが、イゾルデの様子がおかしくて・・・・・・。
初見の感想
以下からは初見の感想です(1pごとに読みながら書きながらという感じです。録音した初見読みのスペースもあるのでお時間あれば)
— にっしー_ (@nissi_sins) June 3, 2025
扉絵(1p):幼少期のトリスタン隊だ
2p:臆病者の弱虫!?
3p:代わりとなる存在を探していて、それがタントリスだったわけか
4p:イゾルデって本当の名前だったりする感じ?
5p:実践形式の訓練か
6p:回想シーンか、ジェイドがそっぽ向いてる感じいいね
7p:臆病者の弱虫なトリスタンに?
8p:イゾルデの前でしか見せたことがないトリスタンをか
9p:イゾルデとはいつ知り合ったんだ?
10p:そんな頃から予言の騎士だったのか
11p:イゾルデがトリスタンについていこうと思ったきっかけか
12p:イゾルデは何を想う?
13p:自分自身で決めたことは尊重しようってことかな?
14p:思い出して欲しいことはそれか
願うなら、何を願う?
15p:貫いた?イゾルデを?
16p:ど真ん中・・・・・・
え!?ジェイドの次はイゾルデなのか?
17p:自分のことじゃなくて、ジェイドのことか
18p:イゾルデを言葉をきっかけに思い出す?
ジェイドがトリガーとなって?
19p:タントリスが勝利したわけだけど?
思い出したのか?
20p:思い出した!!
でもイゾルデ大丈夫なのか???
気になったシーン
ここからは気になったシーンをピックアップしていきます。
・扉絵
21巻第178話 "タントリスvs.キオン" の時もそうだったけど、トリスタン隊の日常を描くのズルいな。しっかりとジェイドもいるし。今話の内容的にイゾルデがまだトリスタンに仕えようろ決心する前辺りかな。本で読んだ王子様と実際の王子様という感じ?
そんなトリスタンは〈豚の帽子〉衣装を着ていて、鞄はメリオダスが刃折れの剣を背中に携えていた時に身に着けていた鞄ですね。メリオダスから譲り受けたのかな?
ジェイドは子供っぽさがまだまだありますね。キオンにいたずらしちゃうとか可愛いな。イゾルデの方を見てるけど、イゾルデはトリスタンの方を見ていて・・・・・・。なんだろう、ジェイドって苦労人だし、トリスタン隊の中では大人っぽい印象だったのに、死亡後に描かれるジェイドって子供っぽさをめちゃ感じるんだよな。
📜#黙示録の四騎士 最新話公開📜
— 黙示録の四騎士【公式】 (@4kishi_official) June 3, 2025
週刊少年マガジン27号で、
最新 第194話 が公開中です!
タントリスvs.イゾルデ‼
イゾルデの言葉の真意とは…⁉
最新話はマガポケでも!✅
▶https://t.co/h4ytyvz48I pic.twitter.com/VxSM2fFxkY
・臆病者の弱虫?
剣闘早々、イゾルデは自身のことを思い出さなくてもいいとタントリスに言って・・・・・・。
前話の感想でも書きましたが、キオンといいイゾルデといいタントリスと戦う時に心境の変化ありすぎよ。イゾルデの発言に思わず、タントリスもビックリですよ。
「君は・・・私のことを知っているんだよね・・・・・・?」
「ええ!!あなたが臆病者の弱虫だということを!!!」
ここのイゾルデのセリフにはかなり違和感がありました。トリスタンが臆病者で弱虫だとは全く思ったことがないので。後のイゾルデ(仮)のセリフでもありますが、王国の民のために戦って守る勇敢で強いイメージをトリスタンには持っていました。ですが、このイゾルデのセリフがまさか後に活きてくるとは思いもよらなかったです。
そういえば、イゾルデが腕に巻いていたリボンちゃんと今回は描かれていますね。前話では描かれていなかったけど、単なる描き忘れかな?
・私のため
イゾルデ(仮)がタントリスに固執する理由とは?
最近ずっと気になっていたイゾルデ(仮)がタントリスに固執する理由が少し分かってきました。
「絶対に勝って 私のために 私を捨てた 父様の代わりに!!」
前話でミルクレープが自身の剣の腕をイゾルデ(仮)だけを守るために使おうと言っていましたが、そんなミルクレープに捨てられてたイゾルデ(仮)が自分のことを想って守ってくれるような存在が欲しくて、タントリスを選んだんですね。誰でもいいという訳ではなくて、強くて勇気のある男を求めている時に出会ったのがタントリスだったから、タントリスを選んだ感じですね。
21巻第181話 "絶望の夜” でイゾルデ(仮)の名前が本当に「イゾルデ」なのか?という疑問を感じてから、今まで「イゾルデ(仮)」という風に書いてきましたが、ミルクレープが娘のことを「イゾルデ」と呼んでいますから、もしかしたら本当にイゾルデという名前の可能性が出てきましたね。これはややこしいことになってきたぞ。と思ったけど、ここからイゾルデに戻しても、ややこしくなるだけなんでイゾルデ(仮)でこれからも書いていきます。
あと今回もミルクレープの顔が描かれなかったですね。シルエットは描かれましたけど、しっかりとは描かれていない。なんでかな。
・訓練という名の実戦
息があった二人だったが、徐々に傷を負い始める。
前話でイゾルデがトリスタンの剣術訓練の相手をしており、息が合っていることが分かっていました。そんな二人がどうやって決着つくのだろうか少し疑問に思っていたところに、キオンから追加情報が出ました。
「訓練という名の実践なんだよ 寸止め・・・手加減を越えたところに訓練の意味があるってね・・・ あいつっもトリスタン様に対し本気ってこと・・・ 大袈裟じゃなくあの方のためなら命を投げうつ覚悟なんだよ・・・!!」

この訓練という名の実践を提案したのが、イゾルデだということが分かりました。キオンもそうですが、イゾルデはトリスタンに傷ついてほしくないとか、傷つけたくないという思いがあるのかなと思っていたので、まさか実戦形式で訓練を行うと思っていなかったですし、ましてや提案するとも思っていなかったですね。
20巻第178話 "タントリスvs.キオン” でイゾルデがキオンに言ったセリフを覚えていますでしょうか?
「私たちの仕えるトリスタン様は〈七つの大罪〉の息子でーーー世界の未来を救う〈黙示録の四騎士〉の一人なのよ!!! 殺すくらいの覚悟で挑まなくちゃ・・・あの方は取り戻せない!! そしてそれが・・・私たちトリスタン隊としての使命なんじゃないの!!?」
キオンにあれだけ本気にさせといて、イゾルデ本人はどうなのかと思っていましたが、イゾルデは訓練時から殺す覚悟とまではいかないにしても、傷つけ傷つけられの覚悟でやっていたんですね。
・初めての出会い
イゾルデが初めてトリスタンに出会った時に抱いた印象は?
ここでまさかの回想シーンが描かれました。てっきり今話ではバトルを描いて、回想はガッツリ次話でするのかなと思っていました。しかも、次話のタイトルが”トリスタンとイゾルデ”ですからね。キオンの時と同じですよ。”タントリスvs.キオン”の次が”トリスタンとキオン”だったわけですし。
イゾルデがトリスタンに出会った時の印象としては、物語に出てくる王子様そのものだという印象。だからこそ、自分とは遠い住む世界の違う存在だと思っていたぽいです。そりゃそうだろな。イゾルデがトリスタンに会えたのはきっとキオンがトリスタンに紹介したからでしょうし、普通は王子様とこんな近くで会えることはないでしょうからね。イゾルデとトリスタンがやり取りしている時のジェイドの表情よ。そっぽ向いて、顔を見たくないという感じですか?可愛いやつめ。この頃はおそらくキオンとジェイドとイゾルデが森でモスドラゴンに襲われた後なんじゃないでしょうか?(参照:『黙示録の四騎士』12巻第99話 "言えなかった言葉” より)あの時イゾルデを守ったのはジェイドではなく、トリスタンでしたから。だからこそ、ジェイドはトリスタンと会うときにいい表情ができないんじゃないかな。別にそうじゃなくても、イゾルデが憧れの王子様と会っていれば嫉妬くらいはするか。いずれにしても幼少期ジェイドは可愛いやつだと。
・本当のトリスタン
トリスタンの行方が分からない時、イゾルデは本当のトリスタンに遭遇する。
ここからの話めちゃくちゃ好きですね。これはトリスタンのことをイゾルデ好きになるわ。
そのシーンに行く前にその前のシーンの感想を。キオンが部屋の外にいるということは、きっとビビアンの呪縛から解放された後でしょう。いつビビアンが襲ってくるかもしれないから、結界を施した自室にこもっていたんですよね(参照:『黙示録の四騎士』21巻第179話 "トリスタンとキオン” より)そんなキオンが外にいるということは、ビビアンからの呪縛が解放されたんでしょうね。ということは、みんな12歳は超えているのかな。
そんな12歳を超えているであろうジェイド。トリスタン探しに協力しようとする時にワクワクしてそうで、しかも懸賞金が出るのかな?と期待していたりしていて。可愛すぎるだろ。やっぱりジェイドって子供だな。12歳ということは、まだ小学6年生くらいか。まぁならまだ分かるか。でも16歳の時のジェイドが大人すぎて、そのギャップで子供っぽさを感じるだけか。
イゾルデが見つけたトリスタン、それはひざをかかえ独りぼっちで泣いていた本当のトリスタン。
このトリスタン可愛くないですか?子供らしいというか。今まで描かれてきたトリスタンは今話冒頭でイゾルデ(仮)が言っていたように勇敢で強いイメージでしたけど、実は臆病者で弱虫だというギャップ、トリスタンというキャラがどんなキャラなのか分かってきたつもりでしたけど、まだまだ奥が深いですね。
そしてトリスタンが実は臆病者で弱虫だということを唯一知ったイゾルデ。他の人が知らない、自分だけが知っているトリスタン。親であるメリオダスやエリザベスでさえ知らないトリスタン。自分とは遠い住む世界の違う存在だと思っていたトリスタンが実はそうじゃなかったことを知って、トリスタンも自分と同じような存在なんだと気づいたんでしょうね。
この感じ、トリスタンはキオン→ジェイド→イゾルデの順で仲良くなった感じかな?
で〜、あの~イゾルデ?
「誰にも言いません この命にかけて!!!」
子供ながら、カッコいいセリフを言っているなと思ったけど、剣闘中に言っちゃってるじゃんw
え、待って。言っちゃったから、命を落とすような展開になったとかいうのは辞めてよ。
・決意
本当のトリスタンを知ったイゾルデは、トリスタンを支えようと決意する。
トリスタン、ここまで重圧に押し潰されそうになって、震え泣きじゃくっているのに、周りに悟られないように必死に立ち上がっていたのかよ。こりゃ好感度上がりまくるわ。ガウェイン回の後すぐにトリスタン回か、やりおる鈴木央。

リオネス国王の継承権を持っているだけでもかなりの重圧なのに、さらにメリオダスの息子で、さらには予言の騎士にもなっている。自分なら無理よ。投げ出したくなってしまうよ。自由気ままに放浪旅するわ。そーだな、まずはブリタニア中のエールを飲むか。
そんなトリスタンを見て、イゾルデがトリスタンを支えようと思ってたんですね。以前イゾルデがトリスタンを慕う理由ってなんだろうか?と考えたんですが、その時はイゾルデのリボンがきっかけなのかなぁと思っていたんですが、これが理由でしたか。
↓イゾルデがトリスタンを慕う理由を考えたブログはこちらから。
・ダメージ
タントリスの攻撃がイゾルデにダメージを負わせる。
当初は互角ぐらいの剣術でしたが、やはり予言の騎士でしょうか。タントリスの方が優位に立ってますね。
イゾルデ(仮)の「よっしゃー」感・・・・・・、お嬢ほどムカムカはしないけど、全くしないわけではない。イゾルデ(仮)にあまり良いように思うところないけど、今後好感度上がったりするんですかね・・・・・・。初期のキオンはムカついたけど、今となってはもはや可愛いになってるからな。
・思い出して欲しいこと
イゾルデは自分のことを思い出してもらわなくてもいいが、唯一思い出して欲しいことがあり・・・
もうね、ここからのシーン。イゾルデの気持ちを考えて、改めて読んだらね、もう涙出ちゃいますよ。仕事の休憩中改めて読んでたら、泣いちゃいましたよ。
「決してあなたに永遠の王国との戦いに身を投じてほしいわけでもーーー傷つき苦しんでほしいわけでもないんです・・・ でもっ・・・何より人々を守りたいからとあなた自身が決意したことだから・・・予言の騎士としての使命だけはーーーそれだけは思い出してほしいんです・・・!!」
トリスタン自身が決めたことなら尊重する。これは21巻第178話 "タントリスvs.キオン" で、イゾルデがキオンに対して言ってたこともそうでしたね。
「トリスタン様が心から愛すると決めた女性なら私はそれでもかまわない・・・」
予言の騎士としての任を与えられて、その使命をやるとトリスタン自身が決めたから、それはトリスタンに思い出してほしいってことですよね。自分のことを思い出すよりも、先に予言の騎士としての使命を思い出して欲しい、トリスタン自身が決意したことだから。
このシーン原作で泣くんだったら、アニメではもっとヤバい気がするな。
・イゾルデ(仮)
ここまでイゾルデ(仮)が「私のために」と言っていると、自己中心なキャラに思えてくるな。王族の血を引き継いでいるから、多少の我が儘許してもらえると思ってるのか?
・剣の行方
イゾルデの猛攻を防御するタントリスが放った反撃の矛先が向かう場所は・・・・・・
まさか、まさかすぎる・・・・・・。見たくなかった展開すぎる・・・・・・。トリスタンが記憶を無くし、タントリスとして行動している時に仲間であるイゾルデを刺してしまう展開・・・・・・。
刺されてしまった場所は胸のど真ん中。心臓のある位置。ウォルナック編でジェイドがイゾルデを庇って、マクダフに攻撃された場所(参照:『黙示録の四騎士』12巻第99話 "言えなかった言葉” より)
こんな展開誰が望んでいたんだ、ばっちょ!! キオンやパーシバル隊はもちろん、イゾルデ(仮)も驚いている展開じゃないか。この展開で誰が救われるんだ!?
おい、トリスタン隊推しの人々よ!!大丈夫か!?生きているか!?
辛いな・・・・・・。
・願うこと
イゾルデはトリスタンが予言の騎士であることだけでなく、もう一つ思い出して欲しい・・・・・・
イゾルデはトリスタンが予言の騎士であるだけは思い出してほしく、願わくはもう一つ思い出してほしいと言っていて何だろうかと考えていました。お嬢が言っていたように、自分のことを思い出してほしいとか言うのかなと思っていました。そんな自分に喝を入れてやりたい!!!!
「私とキオンと共にあなたを支えようと決め・・・・・・・・・ 命を落とした・・・彼のこと・・・・・・思い・・・出して・・・」

イゾルデーーーーーーー-------------------
お前っ、お前ってやつは・・・・・・!!
泣いちゃうじゃないか。
自分じゃなくて、ジェイドのことを。
イゾルデの言葉をきっかけにしてか、タントリスの様子がおかしくなり、トリスタン隊との過去が頭をよぎってきました。
ジェイドと、キオンと、イゾルデそれぞれとの過去が。そしてトリスタン隊4人での過去が。
ついに、ついにだよ。遅いよ、トリスタン!! 一体どれだけの間記憶を無くしていたんだよ!! 我々読者の時間軸だと約9ヶ月だよ!!(ランスに至っては1年半以上出ていないんですけどね・・・・・・)
キャメロットへの怒りと絶望により消失したジェイドがトリガーとなって記憶を無くしたんだと思いますが、そのジェイドが逆にトリガーとなってトリスタンの記憶を取り戻すと。うわぁ、良い展開過ぎる。
21巻第180話 "ペリオvs.イゾルデ” でペリオがトリスタンの記憶を取り戻せる可能性があるのは、愛の力なんじゃないかと思っていましたが、まさかジェイドとはね。考えてもいなかったですよ。いい展開だったが故にトリスタンがイゾルデを刺してしまったのが悲しすぎる。
幼少期キオンのおちゃらけた表情好きすぎるし、真ん中の方に描かれたトリスタン隊4人でどこかに行っているのかな?それ見た過ぎる!! 何気に幼少期4人での姿は描かれてないだろうし、見たいな。トリスタン隊結成の話とか見たいよ。見たいよ!!!!
・試合結果
イゾルデが刺されたことで2回戦最終試合の結果が決まった。
お嬢が急いでキャパドニックに試合を止めるように言っていますが、ここまでお嬢が感情的になりながら言っている理由を少し考えてみました。イゾルデの刺された場所が場所なだけに、致命傷になりかねないためイゾルデが死んでしまうかもしれないですよ。それだけでも辛いのに、お嬢は目の前で身近な存在を亡くしているんですよ。お嬢のママ、そしてジェイド。イゾルデもそうなってしまったら、3人目になるんですよ。しかもその3人目が同じ仲間であり、イゾルデの想い人であるトリスタンにですよ。それは感情的になってしまうのも分かります。
倒れかかるイゾルデを抱えたタントリス、いえトリスタンが放った言葉は
「私が・・・臆病で弱虫な私がここまで来れたのは君たちの支えあってだったのに・・・ごめんね・・・イゾルデ!!!」
試合に勝ったのはトリスタン(タントリス)だけど、勝負に勝ったのはイゾルデでしたね。トリスタンの記憶を取り戻すという勝負に。勝負に勝ったけど、試合の結果が結果なだけに、かなりイゾルデが心配ですよ。
トリスタン、記憶が戻ったんだろ?早くイゾルデの傷を癒してあげてよ。パーシバル近くにいるんでしょ?完全に絶命する前にイゾルデを癒してあげてよ。
考えたくはないですが、完全に捨てきれないので一応。もし、もしイゾルデが亡くなってしまった場合。マジでどうするの?どうなるの?ジェイドが死亡し、復活したとはいえパーシバルが一度器から離れてしまった。次イゾルデが死亡してしまったら?またトリスタン隊が欠けてしまうの?そんな展開見たくないよ?次主要キャラでいなくなるとしたら、メリオダスかもなぁと考えていました。この場でいういなくなるというのは、「常闇の棺」による封印です。
当時の考えは以下のブログから。
まさかね、まさかイゾルデがいなくなるわけね・・・・・・。これでもし本当になってしまったら、次話更新日仕事休んでしまうかもしれない。休まなかったとしても、仕事に集中できないな。
・次話タイトル
次話、第195話のタイトルは”トリスタンとイゾルデ”です。やはり、という感じでした。以前”タントリスvs.キオン”、そして”トリスタンとキオン”というタイトルが続けてあったので、もしかしたら”タントリスvs.イゾルデ”、”トリスタンとイゾルデ”があるかもしれないと思っていました。
タントリスvs.イゾルデ
— にっしー_ (@nissi_sins) March 15, 2025
トリスタンとイゾルデ
このサブタイトル来たら、怖い
耐えられるかな
まぁそもそも次話の”重大事案”が不穏すぎるんだけど
今話でイゾルデがトリスタンを支えると決意した回想が描かれましたから、次話では逆にトリスタンがイゾルデに対してどう思っていたかが描かれるのかもしれないですね。リボンの件とかあるかな。あってほしいな。
今回でトリスタンが完全に記憶を取り戻したわけですが、イゾルデ(仮)はどうなるんでしょうかね。タントリスに固執していたイゾルデ(仮)。その辺りも気にしたいところですね。

あと2回戦が終わったので、夜のターンですよ。以前出した深掘りブログで2回戦後の夜について考えたので、どうなるか気になりますね。
・今話の総評
気になっていたイゾルデがトリスタンを慕う理由が良すぎた!! ジェイドがトリガーとなって、トリスタンの記憶が戻ったのは良い展開過ぎた!! でもイゾルデが、イゾルデが・・・・・・。そこだけが不安で不安で仕方ない!!
今回の『黙示録の四騎士』第194話 ”タントリスvs.イゾルデ” の感想はここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想・考察など教えてください。
最新話の質問やコメント、その他もろもろ待っています。最新話でなくてももちろんOKです。
次週の『黙示録の四騎士』第195話 ”トリスタンとイゾルデ” の感想・考察でお会いしましょう。さよなら。
イゾルデvs.イゾルデ(仮)、勝者イゾルデ!!
193話までの各話のとあるシーンを模写しています。193話は様子がおかしいイゾルデ

第193話 ”誰がために” の感想・考察はこちらから。
『黙示録の四騎士』第193話 "誰がために" 深堀り
今回は『黙示録の四騎士』第193話 ”誰がために” の深掘りを書いていこうと思います。
今話の要約
自分の運命を変える者がガウェインだと思ったバリンは、自身の力をガウェインのために使おうとする。タントリスvs.イゾルデが始まったが、イゾルデの様子がいつもと違っていて・・・・・・。
第193話 "誰がために" の感想はこちらから。
まずはベルトレープとイゾルデについて最新話、第193話 "誰がために" でバリンがガウェインのために自身の力を使うことを約束したところをイゾルデ(仮)が見ていました。そして思い出したのが、幼い自分と父ベルトレープとの約束。
「ひたすら最強を求め鍛えつづけた父の剣の腕 愛するお前を守るためだけに使おう」

凄い良いシーンだなぁ、愛されているなぁと思ったんですが、ただ疑問を同時に抱きました。愛する娘であるイゾルデ(仮)を守るために使おうとするのは分かるんですが、イゾルデ(仮)だけですか?イゾルデ(仮)がいるならばイゾルデ(仮)の母、言い換えればベルトレープの奥さんがいるはずですよね。そして奥さん(母)がいるのであれば、イゾルデ(仮)だけでなく、奥さん(母)も守るために使うというのが普通だと思います。ですが、実際はイゾルデ(仮)のためだけに使おうとしていました。なので、もしかしたらこの描写の時点ではすでにイゾルデ(仮)の母(ベルトレープの奥さん)は亡くなっている可能性がありますよね。ということで、その前提条件でベルトレープとイゾルデ(仮)の過去について考えていこうと思います。
まずはなぜ2人がキャメロットにいるのかについて考えます。考えられるのはやはり亡くなった奥さん(母)を求めてキャメロットに来たのではないでしょうか。キャメロットに行く理由の大半がこれなので、2人も例外ではないと思います。
ですが、キャメロットには本当の奥さん(母)はおらずキャメロットへの不満を抱き、2人はアンヌヴンに落とされる。
アンヌヴンに落とされてから、剣闘祭もしくは何かしらがあり、そこで剣の腕を見せたベルトレープがアーサーに認められて、混沌の騎士〈四凶〉に。
イゾルデ(仮)を守るために混沌の力を手にしたが、ベルトレープからイゾルデ(仮)の記憶は隠匿される。
以降ベルトレープはアンヌヴンを支配する存在となり、イゾルデ(仮)はアンヌヴンにずっとおり、ベルトレープとの接触する機会を待ち続けていた。
自分の想像の範疇ですが、割と自然な展開なんじゃないかなぁと思いました。まだまだベルトレープとイゾルデ(仮)の謎は多いので、気になりますよね。アンヌヴン編でトップクラスで重要人物な2人ですから、どこかしらのタイミングで謎が明らかになると思いますので、楽しみにしておきたいです。
・・・・・・そもそもベルトレープの記憶の中に奥さんらしき人物がいなかったのが、ちょっと気になりますが。
続いて、剣闘祭2回戦後についてです。
パーシバルたちがアンヌヴンの大釜に到着して、作中では3日目になります。1日目は予選、2日目は1回戦、そして現在3日目は2回戦が繰り広げられています。
1日目の夜は、パーシバルに焦点が当てられた”優しい夜”、そしてトリスタン隊の過去について。
2日目の夜は、ディオドラに焦点が当てられた”絶望の夜”、そしてトリスタンの過去について。
では、3日目の夜はどんな話が描かれるのでしょうか。今話から描かれた”タントリスvs.イゾルデ”の剣闘中にどんなことが起こるか分からないですが、内容次第ではまたタントリスというかトリスタンに焦点が当てられた話が描かれるのではないでしょうか。アンヌヴン編はトリスタン隊がメインの章だと個人的には思っているので。まぁ前話第192話 "反則少女” ではまさかガウェイン活躍の章だったのか!?と思わされましたが。タントリスがさらに自分の正体について深堀っていく、または記憶が戻るのでしょうか。
他にも何が描かれる可能性があるのかを考えました。そうすると、まだベルトレープ視点の話が描かれていないことに気が付きました。アンヌヴンを支配する存在にして、剣闘祭の主催者であるベルトレープ、アンヌヴン編のボス視点の話がそろそろあってもいいんじゃないかなと思いました。特に3日目に入ってから、イゾルデ(仮)が接触し、ダブズが剣闘祭に出場してたり、ガウェインを見て心がざわめいていましたからね。あと2回戦が始まる直前に何か手を打とうとしていましたが、結局何か分からず仕舞いですし(参照:『黙示録の四騎士』21巻第183話 "届かぬ想い” より)そろそろベルトレープの活躍、というか見せ場が欲しいですね。最近は中二病っぽくて面白れぇ男扱いになってきているのでw

今回の『黙示録の四騎士』第193話 ”誰がために” の深掘りはここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想・考察など教えてください。
最新話の質問やコメント、その他もろもろ待っています。
次週の『黙示録の四騎士』第194話 ”タントリスvs.イゾルデ” の感想・考察でお会いしましょう。さよなら。
『黙示録の四騎士』第193話 "誰がために"
今回は『黙示録の四騎士』第193話 ”誰がために” の感想を書いていこうと思います。
前話、第192話 "反則少女" の深掘り(ガウェインについて考えるpapt2)を書いたのでよければ。
目次
前話の気づき
それでは前話(192話)の感想・考察を書いた後に新たに気づいたことや思ったことのまとめを。(別にいいやと思う方は読み飛ばして頂いても大丈夫です。まぁ後々気づくことの方がめちゃ多いですがw。他の人の感想とかも参考にしています。)
・最強
最強のエスカノール(じいや)がガウェインに対して、「最強」って言ってるんだったら、それは最強じゃん
前話の内容とは関係ないけど
・ルール
キャメロットに入れるのは人間族か異種族のハーフだけど、このルールはいつ生まれたのか?
キャメロットを生み出してルールを作ってから、キャメロットに入りました。キャメロットを生み出して入ってから、ルールを作ったのか。後者であれば、巨人族のダブズや女神族のななしがキャメロットにいるのは納得するけど。
前話の要約
バリンの魔力を見破ったガウェインは魔力攻撃を放ちつつ、強烈なデコピンでバリンに勝利した。一方、ダブズからベルトレープの正体を知ったケイはガウェインの実親であるじいや(エスカノール)、ばあや(マーリン)に真実を伝えるべきではないかと伝える。
初見の感想
以下からは初見の感想です(1pごとに読みながら書きながらという感じです。録音した初見読みのスペースもあるのでお時間あれば)
— にっしー_ (@nissi_sins) May 27, 2025
扉絵(1p):バリンを倒してどういう展開になるのか?
2p:ミルクレープいい感じですね、もっと中二感出していいよw
3p:起き上がるの早くない?回復力おかしくね?
4p:これは完全に運命を変える者だもんな、ガウェインの仲間になるのかな
5p:そんな実況ないぞw
四騎士同士のバトルが見たるなるよ
6p:ガウェイン呼びになってる
なんだかんだ仲良さそうだ
7p:褒められて照れるガウェイン可愛い
え?まさか髪の毛燃やすとかないよなw
8p:濡れ髪のガウェイン可愛いな
二年後でパーシバルって呼んだキオン初?
9p:微笑ましいな
二人のイゾルデは何を思う?
10p:ガウェインが運命を変える者確定だ
誰かのためにってセリフだっけ?
11p:バリンがガウェインの下に付くってことね
ガウェインはどう反応するのか?
12p:子分でいいやw子分になれ
イゾルデは何を思っているんだ?
13p:最強を求めたが故に混沌の力を手にしたのか?
14p:イゾルデの口から確定したね
じゃ何のためにトリスタンを操ってる?
15p:自分を守る存在が欲しいのか?
16p:レイゾルデって誰ですか?
イゾルデは怒ってるのかな?
17p:イゾルデはしっかりと戦えるのかな?
18p:互角にやりあえているだと・・・・・・!?
19p:剣術訓練をイゾルデが、なるほど
20p:思い出さなくていい?
キオンといい、イゾルデといいどうした?
気になったシーン
ここからは気になったシーンをピックアップしていきます。
・扉絵
ガウェインvs.バリンが終わり、敗北したバリンが描かれましたね。前回剣闘祭のチャンピオンだった奴とは思えないほどの陥落っぷり。ここまで圧倒的な敗北を与えられたら、もはや気持ちいいだろ(M的な発言じゃなく) 後にも描かれるけど、ガウェインについていこうと思うのも無理はない。
・勝者ガウェイン
2回戦Bブロック第三試合の勝者がガウェインに決まり、パーシバルたちは賞賛を送る。
”殲滅の極大光”の威力のせいで、舞台がかなり窪んでるな。それだけでかなりの威力だったことがわかるよ。
ハウザーを圧倒したバリンに勝ったガウェインに驚くパーシバルだけど、パーシバルにとってハウザーってどれほどの強さに位置付けされてるんだろう。リオネス聖騎士の中ではかなり上位だろうけど、それを圧倒したから驚いているのかな?ハウザーが強いのはもちろん分かるけど、正直四騎士たちよりは下だよね。
「ガウェイン?・・・あの小娘は何者だ・・・ 余の・・・・・・心のざわめきの正体は・・・!?」
なんかミルクレープがまた中二病っぽいセリフを言い出したよ。君ってほんと最近面白いね。ガウェインは何者かって?お前の姪だよ。弟であるエスカノールの娘、そうお前の姪だよ。結局ミルクレープさん、今話でも心のざわめきの正体(www)が分からなかったようだけど、ほんといつになったら分かるのよ。というか、2日目入ってから「手を打つか」とか言ってたのに、結局何もしてないじゃん。いい加減ミルクレープさん、行動したら?

・ガウェインとバリン
ガウェインは気絶中のバリンの元へ行き、一言言うが・・・・・・。
バリンに対して「少々やりすぎてしまったか・・・」って言ってるけど、少々どころのレベルじゃないと思うよw
ガウェインもバリンがしばらく意識が戻らないだろうと思っていたところで、まさかのバリンが起き上がる。思わずガウェインみたいな驚き方になってしまいましたよ。あれだけのダメージを受けて、もう起き上がるのは流石に回復力高過ぎる。ガウェインを肩に乗せて退場してますけど、「立つのもやっと」とか説得力皆無すぎるw "殲滅の極大光"はくるの分かっていたから、『無敵』で魔力無効にしたことで、"額砕き"のダメージだけ受けたから回復するのが早・・・・・・、いや"額砕き"で意識がそもそも飛んでたわ。ということは、こいつは化け物ですね。決定!!
パーシバルが駆けつけて、ガウェインの傷を癒そうとしますけど、ガウェインはバリンを先に治すように言って・・・・・・、ここからのガウェインとバリンのやり取り好きでしたねw
「あぁ・・・それならこやつを先に治してくれぬか?」
「ん?俺はいい ガウェインを先に治してやってくれ」
「何!! 聞き捨てならんなっ!! まるで我の方が傷を負ってるようではないか!!」
「だが実際あんたの方がフラフラしているだろう?」
「じゃあ二人仲良くいっぺんに治せばいいじゃないの」
「「なるほど名案だ!!」」
ガウェインとバリンが言い合いをしてるけど、どこか微笑ましく感じるんですよね。「なるほど名案だ!!」も息ぴったりでしたしねw そして、バリンがおそらく初めてガウェインのことを名前呼びしましたね。今までは「嬢ちゃん」呼びだったんですが。相手を認めた感じがして、名前呼びになるの個人的には好きですね。
ポカポコポコ、バリンは0のダメージを受けた。
・髪
ガウェインの元へパーシバル以外にドニー達も駆けつける。
「もう!! みんなに心配かけるんだからっ!!」
「だけど・・・流石の強さでしたね!!」
「予言の騎士の名はダテじゃねぇってか」
「お前 性格はアレだけどよ感動したぜ 今の戦いは!!」
急にみんなが褒めてきたから、めちゃくちゃ照れてますねガウェイン、可愛い。じいやばあや以外から褒め慣れてないから照れてしまってるんでしょうね。
今更感ありますけど、ドニーとハウザーが。横に並ぶとほんと似てますね。やっぱりドニー、ハウザーの見た目意識してたのか?
勝負が終わりましたけど、カッコよく終われてない感がするガウェインの爆発頭。そこまで意識していませんでしたけど、かなりの爆発頭ですねw 寝癖で爆発頭に自分もなりますけど、ここまでじゃないw バリンも思わず無言になってしまってるので、申し訳なさがあるのかな?
そんな時にパーシバルがキオンに耳打ちして、ガウェインに何かするよう指示したんですが、まさかここでガウェインの髪を燃やすんじゃないかとヒヤヒヤしました。2年前キオンはガウェインに髪の毛を燃やされましたからね(参照:『黙示録の四騎士』10巻第84話 "パーシバル隊結成!!" より) しかも第190話 "正面衝突" で髪の毛を燃やされたことに対してまだ根に持ってるんじゃないか疑惑が出てましたからねw
と思ったら、まさかの髪を燃やすんじゃなくて濡らしました。
📜#黙示録の四騎士 最新話公開📜
— 黙示録の四騎士【公式】 (@4kishi_official) May 27, 2025
週刊少年マガジン26号で、
最新 第193話 が公開中です!
ガウェイン、まさに反則級の強さ‼
試合後に"無敵"の男は何を想う…⁉
最新話はマガポケでも!✅
▶https://t.co/h4ytyvzBYg pic.twitter.com/PXLZC7XV6B
良かったw これで髪の毛燃やしてたらキオンが殺されてたわ。ってかパーシバルが言うんだったら、燃やすわけないかw キオンに髪を濡らされたことで、ガウェインが怒ってますねw
「キ〜オ〜ン お主〜〜〜!!」
「ぬ・・・濡れ衣だ!! パーシバルがやれと・・・・・・」
濡れ衣ってw 髪を濡らしただけにね(はい、しょうもないことを言うな) さっきのバリンがガウェイン呼びしたことも初でしたが、キオンがパーシバルのことを名前で呼んだのは2年後初じゃないですかね?「生命の精霊」って言ってたイメージがあるので。まぁもしかしたら抜けがあるかもですが。
それにしても髪を下ろしたガウェイン可愛いですね。セットされた髪もいいですが、濡れた方もいい。なんならお嬢も髪を濡らした姿見せてくれてもいいんですよ。大歓迎です。
バリンに髪を褒められたガウェインですが、照れてますねw 照れてることを指摘したパーシバルにガウェイン怒ってますよw そしてキオンに命令して、2人とも濡らされると。パーシバルとガウェインのわちゃわちゃ感はどこか子供らしさがあって好きだな。そういえば、2年前ガランを倒した後もこんなことしてたなw (参照:『黙示録の四騎士』8巻第67話 "〈黙示録の四騎士〉vs.混沌の使徒" より)2年経ってもやってること同じじゃねーかw
そしてキオンがある意味仲間の一人感が出てきましたね。これはいいことだ。これでパーシバルの背負うものにキオンが入ってくるね。
・イゾルデとイゾルデ(仮)
パーシバル達を見て羨ましがっているタントリスに対して二人のイゾルデは・・・・・・
記憶をなくす前の自分はどうだったのかについてタントリスは考えてますね。いたんだよ、いやいるんだよ、後ろにな!! イゾルデとキオン、そしてジェイドの4人でのトリスタン隊がな!! そしてパーシバル隊、ガウェイン、そしてランスロットも忘れるな!!
そんなタントリスの言葉に二人のは無言ですが、それぞれ何か思っていますね。記憶をなくしていたトリスタンを利用していることに、イゾルデ(仮)は少し申し訳なさがあったりするのか?イゾルデは後の描写に繋がることになりそうですね。
・自分の運命を変える人間
無敵のバリンが探し続けた運命を変える人間とは・・・!?
ガレスのバリンのやり取りが描かれるんですが、何気に初では?二人のやり取りは前回の剣闘祭決勝くらいしかなく、その描写は描かれていないですからね。今の状態での二人のやり取りをもう少し見たいな。
「俺はようやく出会えたらしい 自分の運命を変える人間に ハウザー あんたに言われた言葉の意味がわかったよ ガウェイン ひたすら強さを求め鍛えつづけた この力 あんたのために使うことにした」
気になっていたバリンの謎の一つである自分の運命を変える者が明かされましたね。21巻第176話 "ハウザーvs.バリン" でこの謎が出てきた時、おそらくガウェインなんじゃないかと考えていましたが、「ビンゴ!!」だったようです。ほとんどの人がそう思っていたでしょうが。これが今話のサブタイトル"誰がために"になった一つ目の要因でしょう。
ハウザーがバリンに言った言葉は21巻第177話 "漢の戦い" でハウザーが攻撃を喰らった時の発言です。
「もったい・・・・・・ねえなぁ その力・・・・・・・・・ 自分以外の誰かのために・・・使う気は・・・ねえのかよ・・・」

このセリフを聞いた時にバリンは無言でしたので、過去にそういう人がいたけど今はもういないんじゃないかなぁと以前考えていました。当時の深掘りブログはこちらから。
そしてバリンがガウェインの仲間になるフラグがぷんぷんする発言に対して、ガウェインが何て言うのか気になりました。そしてその返答とは
「バリン お主・・・ そーかー!! 我の子分になりたいと申すわけだな!! よかろう!! よかろう!! これからアゴでこき使ってくれよう!!!」
うん、どこかそんな感じがした。ガウェインがまともに返事するわけないよな、うん。
他のキャラ達も思わずずっこけてますよ。ん?ナシエンスのこのずっこけ方、魔界でパーシバルが常闇の剣を落としたことが分かった時と同じじゃねーか(参照:『黙示録の四騎士』13巻第105話 "魔界の歓迎" より)パーシバルとガウェインだけ2年前と変わらないかと思ったけど、ナシエンスも変わってねぇじゃねぇか。まぁガレスのポーズは置いておくか。言い方はアレだけど、とりあえずバリンがガウェインの仲間になったということでいいのかな?まぁバリンさんよ、頑張ってじゃじゃ馬ならしをするんだな。ガウェインの下につくということは、そういうことだよ。
・ベルトレープとイゾルデ(仮)
ガウェインとバリンのやり取りを見て、イゾルデ(仮)は父ベルトレープとのやり取りを思い出す。
「ひたすら最強を求め鍛えあげた父の剣の腕 愛するお前を守るためだけに使おう」
ミルクレープの過去が気になってきますね。カステリオが滅んだ時に、生き延びてからの過去が。なぜ最強を求めたのか?ミルクレープにとってエスカノールは実弟であり、因縁のある人物ですからね。エスカノールを討つために鍛えつづけたのかな?その力をイゾルデ(仮)を守るためだけに使うって言ってますけど、普通イゾルデ(仮)だけでなく奥さんも守るために使うと思うんですがね。もうすでに奥さんはいないとか?
そしてこのミルクレープの発言が今回のサブタイトル"誰がために"になった要因の二つ目でしょう。
あと気になるのはミルクレープの顔が描かれないってことですよね。ミルクレープの正体はデモンドということは、21巻第185話 "重大事案" で描かれたので、もう顔を描いてもいいと思うんですがね。何か意味あったり?長髪だからか、どこかゴルギウスみがあるように感じたのは自分だけかな?まだまだミルクレープの謎は多いですね。
父を思い出し、泣くイゾルデ(仮)に話しかけるタントリス。
「主催のベルトレープ卿は君のパパ上ーーー・・・そうなんだね?」
「・・・どうだっていいじゃない あの人はもう私のことをなんて・・・覚えていないのよ 忘れてしまったらそれはもうただの他人も同然だわ・・・」

イゾルデ(仮)がミルクレープに対してボソッと「・・・父様・・・」と21巻第183話 "届かぬ想い” で言っていたので確定していましたが、タントリスから言われたことに対しても認めてはいるので、間違いないですね。ミルクレープと接触した時に、もしかしたらと覚えてくれているかもしれないと思ったかもしれないですが、現実はそう甘くはなかったですね。混沌の力によって、重要な記憶を隠匿されてしまっていますからね。というか、ミルクレープはなんで混沌の力を手にしたんだろう。イゾルデ(仮)を守るために更なる力を求めてしまったから?結果的にイゾルデ(仮)を忘れて、更なる力を手に入れることになったけど。
あとパパ上呼びは見逃さなかったぞ。
「きっと何か深い事情があるんだよ だって大切な自分の娘を忘れることなんて絶対にーーー・・・」
「もういいわ!! そんな話!!! 私にはあなたがいるんだもの・・・ それでいいじゃない!! ・・・お願いよタントリス 私のために戦って・・・私のために勝って!!!」
いや~~~、タントリスさん?一応あなた記憶喪失の身ですよ?パーシバル隊やガウェイン以外にも同じトリスタン隊のキオンとイゾルデのこと忘れているよ?たぶんメリオダスとエリザベスのことも忘れているのよ?タントリスが話しているコマでイゾルデが描かれたのはおそらく意味がありますよね。ここについては今話ラストのイゾルデのセリフと交えて後で書こうと思います。
さ~て、イゾルデ(仮)が未だタントリス(トリスタン)になぜ執着しているのかが分からないですね。自分を守ってくれる愛する父がいなくなったことで、タントリスに自分を守ってほしいのかな。イゾルデ(仮)はタントリスが優勝して、何をしたいんだろうか?アンヌヴンから脱出?ミルクレープを元に戻す?とりあえず過去を知りたいですね。
そんなイゾルデ(仮)を見て、イゾルデは剣闘の舞台へ。後の描写でもありましたが、イゾルデが心配だ。
・タントリスvs.イゾルデ
アンヌヴン剣闘祭2回戦Bブロック第四試合タントリスvs.イゾルデが始まる!!
で、誰ですか?レイゾルデって???
こんな誤植ある?過去に順番が間違ってる「リネオス」(正しくはリオネス)だったり、文字が似てる「ロセヌ」(正しくはロセス)だったりの誤植はありましたが、一文字増えるような誤植はなかった気がするぞ。単行本で修正してください。
イゾルデはタントリス(トリスタン)相手にしっかりと戦えるのか不安でしたが、まさかの攻撃的意思ちゃんと持ってるし、しっかりと善戦してる。まさか過ぎてビックリしましたね。二人のバトルがまるで演舞みたいとドニーが言ってましたが、ほんとその通りですね。それに対してキオンが
「息が合って当然さ・・・ 剣術訓練ではいつもトリスタン様の相手を務めているんだ 武器の扱いと接近戦においてイゾルデは僕やジェイドよりも精通しているからな」
イゾルデがトリスタンの剣術訓練の相手をしているのって、初情報ですかね?19巻第165話 "追憶との再会” でジェイドとキオンが剣術の訓練をしていましたが、その裏でイゾルデとトリスタンが訓練していたんですね。
終盤ベタ塗りなしが増えてますけど、大丈夫っすかね?最近あまりベタ塗りなしがなかったので。
・イゾルデの想い
タントリスはイゾルデのことを思い出そうとするが、イゾルデは・・・?
「イゾルデ殿は・・・私のことを知っているんだよね?・・・私もなんとか君のことを思い出したいんだけど」
「結構です 私のことなんて・・・思い出さなくていい!!!」
お嬢はイゾルデに「私のことを思い出して」とタントリス(トリスタン)に言えばいいのにと思っていましたが、残念なことにその逆でしたね。というかこれにはビックリでした。キオンといい、イゾルデといい、タントリスとの試合でいつもと違う雰囲気出すの何!?

ここでさっきのタントリスのセリフに戻りたいと思います。イゾルデ(仮)に対して、タントリスが言ったのは「大切な自分の娘を忘れるなんてことは絶対にーーー・・・」でした。イゾルデにとってトリスタンは大切な人だけど、トリスタン(タントリス)はイゾルデのことを大切だと思っていないから、思い出すことができないのかな?トリスタン(タントリス)に大切に思われていないから、イゾルデは思い出さなくてもいいって感じかな。ってか、ゴウセルがトリスタンの記憶を戻したらいいんじゃないの?単なる記憶喪失だと話が別とかあるのかな?
激怒イゾルデが本気でタントリス(トリスタン)を討とうとするかな。キオンが殺す気でタントリスに攻撃したようにイゾルデも?それはそれで見たいな。
・次話タイトル
次話、第194話のタイトルは”タントリスvs.イゾルデ”です。まぁそんなことだろうと思っていました。タントリスvs.キオンで二人の過去が描かれましたが、次話でトリスタンとイゾルデの過去が描かれるかもしれないですね。幼少期の頃に周りからリボンが似合わないって言われてましたけど、トリスタンだけは褒めてくれましたからね。描かれたりしないかな。それで記憶を思い出して。うわー、見たいな。
・深堀りブログ
ミルクレープとイゾルデ(仮)の過去について少し思ったことがあったので、今回はそれを書こうかと思います。
・今話の総評
ガウェインvs.バリンが終わり、一息ついたので個人的には閑話という感じだった印象。ラストでイゾルデがいつもと違う雰囲気を出して、次話も面白くなりそうな展開に期待。ミルクレープさんは、仕事してください。
今回の『黙示録の四騎士』第193話 ”誰がために” の感想はここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想・考察など教えてください。
最新話の質問やコメント、その他もろもろ待っています。最新話でなくてももちろんOKです。
次週の『黙示録の四騎士』第194話 ”タントリスvs.イゾルデ” の感想・考察でお会いしましょう。さよなら。
バリンは面白れぇ男。
192話までの各話のとあるシーンを模写しています。192話はじいやばあやの正体

第192話 ”反則少女” の感想・考察はこちらから。
『黙示録の四騎士』ガウェインについて考えるpart2 (第192話 "反則少女" 深掘り)
今回は『黙示録の四騎士』ガウェインについて考えるpart2と題して、第192話 ”反則少女” の深掘りを書いていこうと思います。
今話の要約
バリンの魔力を見破ったガウェインは魔力攻撃を放ちつつ、強烈なデコピンでバリンに勝利した。一方、ダブズからベルトレープの正体を知ったケイはガウェインの実親であるじいや(エスカノール)、ばあや(マーリン)に真実を伝えるべきではないかと伝える。
第192話 "反則少女" の感想はこちらから。
第192話 "反則少女" でとんでもない情報が明らかになりました。アンヌヴン編は勝手にトリスタン隊に焦点が当てられる編だと思っていたのですが、まさかガウェイン周りの情報がかなりヤバいことになるとは思いもよらなかったです。第二部が始まる前に第二部展開予想を考え、そこでガウェインの過去が明らかになるのではないかと書いてはいましたが、思ってもいない方向でしたw
第二部展開予想はこちらから。
13巻第107話 "じゃじゃ馬の孤独" にて、ガウェインの謎が少し出た時に色々考えていたのですが、85話分話が進み、また期間としては約2年経ち、新たな情報が出てきたので、それらを整理しながら自分なりに考えようと思います。
以前書いたガウェインについて考えたものはこちらから。
まずはガウェインについておさらいしましょう。

名前
ガウェイン
身長/体重
151cm/40kg
種族
人間
年齢
18歳
誕生日
6月3日
血液型
AB型
魔力
曙光(ドーン)
技名
絶対強制解除(アブソリュート・キャンセル)
瞬間移動(テレポート)
炸裂する太陽(サンシャイン・バースト)
付呪”小さな翼”(エンチャント リトル・ウィング)
超減速(スーパースロウ)
殲滅の光(エクスターミネイト・レイ)
天を衝く紅炎(ライジングインパクト)
情熱的な太陽(パッショネイト・サン)
螺旋雹弾(スパイラル・ヘイル)
殲滅の極大光(エクスターミネイト・マキシマムレイ)
火球(ファイアボール)
雷球(サンダーボール)
爆炎球(エクスプローシブ・ファイア)
永久氷瀑(パーマ・フローズンウォール)
天雷撃(プリッツ・ジャベリン)
睡魔(サンドマン)
残照剣
額砕き(デスデコピン)
肩書き
〈黙示録の四騎士〉〈飢餓〉の騎士
初登場
7巻第58話 ”忍びよる不吉”
他のキャラとの関係性
母:マーリン(ばあや)
父:エスカノール(じいや)
養父:ケイ・ペンドラゴン
叔父:アーサー・ペンドラゴン、ベルトレープ(デモンド)
従姉妹:イゾルデ(仮)
〈黙示録の四騎士〉:パーシバル、ランスロット、トリスタン
料理人:ダブズ
こんなところでしょうか。それにしても技名多いなw さすが魔術師。
それではここから、当時読んでいた時にガウェインについて疑問になっていた点を簡単にまとめたいと思います。謎が判明している箇所はそれも書きます。
・キャメロットにいたガウェインがブリタニアに来た方法
→?
・金の装飾をあしらった真っ白の全身鎧
→?
・同性愛者
→男に食指が動かない、女にしか興味を持てない
→?
・容姿がマーリンにそっくり
→マーリンの子供(エスカノールの子供でもある)
・金色の魔力
→『曙光』(太陽の強力な熱量を蓄積し、己の力へと変換する)
・魔術を使う
→ばあや(マーリン)が師で教わった
・神刀リッタ
→エスカノールの神器である神斧リッタの刃から造られた。ガウェインの住む家(雲海の船)にはダブズからいるから、ダブズに加工してもらった?「太陽に愛でられし乙女」?
・じいやばあや
→実の祖父母ではなく、魔動人形の給仕
→実親で正体はエスカノールとマーリン
・ガランが感じた魔力のニオイ
→エスカノールとマーリンのニオイがし、二人の子ども
・アーサーの姪(アーサーの義兄であるケイが父親)
→ケイは養父であり、実親はエスカノールとマーリン。ガウェイン自身は実親が誰か分からない。
・〈飢餓〉の騎士
→?
・新衣装の製作者
→?
・ガウェインの思うところ
→キャメロットには自身の求める答えがなく、同じような悩みを持つ予言の騎士たちと行動することで、答えが見つかるかもしれないと感じている
・他者に愛情を抱くことができない
→?
・己が何者か?
→?
・魔力封じを施されているガウェインが『曙光』を使える理由
→?
・回復魔法が苦手
→師であるばあや(マーリン)ができないため、弟子であるガウェインもできない
・ベルトレープ(デモンド)が感じたもの
→ガウェイン本人から?それとも神刀リッタから?
・デモンド(ベルトレープ)のところに居合わせることが因縁めいてる
→エスカノールの実兄と娘だから?
・真実を知ると失望することになる
→?
ざっくりしていますが、こんなところでしょうか。
まだ謎な部分でかつガウェインの出生に関係がありそうなものは以下の通り
- 己が何者か
- 女にしか興味を持てない
- 他者に愛情を抱くことができない
- ベルトレープが感じたもの
- 真実を知ると失望する

前回ガウェインについて考えたときよりも、さらに謎が増えた・・・・・・。
前回自分が考えたガウェインについて書いたものを簡単にまとめると以下の3点です。
- マーリンによって作られた自身のクローンに抽出した『太陽』の魔力を加えた存在
- アーサーに自身の心を手に入れられないように自身のクローンを生み出し、自分の心を移した(マーリン自身は塔に住み、心がガウェインに移したため、育ての親をケイが務める)
- 「心の飢え」の原因となった「他者に愛情を抱く」ことを不可能にして生まれた。万が一欲を抱いても、同性(女)にしか興味を持てないようにして生まれた
というようなことを考えていたのですが、最新話第192話 "反則少女” でガウェインの実親がマーリンとエスカノールであることが判明しました。
ガウェインの年齢は2年前時点で16歳、つまり2年後では18歳となります。18年前に聖戦が終わったので、その時期にガウェインが生まれたことになります。エスカノールといえば、聖戦時魔神王との激戦を制した後に、戦死しました。エスカノールの戦死前にすでにマーリンが身籠っていたとは考えるのは難しいうえ、戦死後にどうやって子供が作れるんだ???という話になりますよね。なんならエスカノールが生きているし。
ということで、まずはガウェインが生まれた経緯について考えていこうと思います。そのためには現在エスカノールが生きていることから考える必要があるので、まずはそこから。エスカノールが実親となっていますが、それが本当の場合について。
今まで何度か死亡したキャラが蘇生したりする展開がありました。例えば、生命の泉や怨反魂の法、魔神王の呪い、”転生の誘い”、女神族による蘇生(バンがケルヌンノスの角笛で女神族とやり取りをしている時に判明したが、真意は不明)、そしてキャメロットで誰かの願いによって生まれた。色々ありましたが、個人的に一番はやはり「キャメロットで誰かの願いによって生まれた」ですかね。
であるならば、誰が願ったのか?ガウェインが生まれたのが18年前であるならば、18年前時点でキャメロットにいた人物ということになります。となるとアーサーはもちろん、前キャメロットで生き残った僅かな聖騎士や民、そしてマーリンでしょうか。その中で順当に考えるなら、マーリンになってくるでしょうね。マーリンが願ったことで生まれたエスカノールとの間にガウェインが生まれたということでしょうか。つまり普通の人間(マーリン)とキャメロットで生まれた人間(エスカノール)との間に生まれたのがガウェイン。
これで解決する謎もありますが、不明な点もいくつか。先ほど書いた「他者に愛情を抱くことができない」や「女にしか興味を持てない」が分からないです。果たして普通に生まれてきた存在なのか・・・・・・。
もしエスカノールがキャメロットで生まれた存在だとしたら、誰かが願ったはずです。その人がエスカノールは本当はいないと認識すれば、エスカノールが消滅することになります。そうなるとガウェインはどうなるでしょうか。キャメロットで生まれた存在との間に生まれた子供だから、ガウェインも消滅するのか?だとすれば、かなりガウェインにとってはショックでしょうし、この真実を知ったタイミングでどうなるか・・・・・・。
ガウェインが誰かの願いによって生まれた存在も考えましたが、その場合ブリタニアにそもそも来ることができないなと気づいたので、その説は割愛。
エスカノールが本物ではないんじゃないかということについて書いてきましたが、次はマーリンについても。マーリンも本物かどうか怪しいと個人的には思っています。

エスカノール同様、キャメロットで生まれた存在か、はたまたクローンか。正体が何にせよ、怪しく感じてしまいます。ばあやの中に入っているように描かれたマーリンの口元には火傷がないです。『七つの大罪』でエスカノールの最期の時にマーリンがキスをしたことによってできた火傷です(参照:『七つの大罪』40巻第333話 "暴食と傲慢と傷跡” より)単に描き忘れなのか、はたまた意図して描かなかったのか。少し気になりました。
またばあやとしてのマーリンは『七つの大罪』の頃と比べると少し印象が違うように思えました。子供ができたことで、雰囲気が変わることは我々においてもよくあることですがね。第1話 "少年は旅立つ” でじいやが言っていた「心閉ざした魔術師が住むねじれた塔」にマーリンがいるとずっと思っていたので、この辺りも気になりました。
ガウェインの出生について考えてきましたが、そんなガウェインの出生について知っている人物はマーリン(ばあや),エスカノール(じいや),ケイ,ダブズ(?),アーサー(?)くらいでしょうか。ガウェインは自分の正体についてアーサーに聞くと、知ってか知らずかいつも答えをはぐらかすといっていましたからね。
あとモートラックとかも知っているのかな。「世の中には自分が何者か知らない方がいい奴だっているんだぜ・・・」とガウェインに言っていたことがありましたからね、まぁパーシバルのことを暗に示すようなセリフだったと思いますが(参照:『黙示録の四騎士』13巻第107話 "じゃじゃ馬の孤独” より)モートラック以外にも〈四凶〉みたいな上位聖騎士には知らされているかもしれないですね。
ケイがマーリン(ばあや)とエスカノール(じいや)へガウェインに真実を伝えるべきだと言っているのに対して、躊躇している二人でしたが、なぜ躊躇してしまうんでしょうか。真実を伝えると自分たちにだけでなく、ガウェイン自身も失望すると言っていました。なぜ失望するのでしょうか。
実親がじいやばあやだから?それだと実親が判明したから嬉しく、さらに大好きなじいやばあやだから尚更嬉しいんじゃないですかね。
じいやばあやの正体がエスカノールとマーリンだから?これにもあまり失望する理由が見えてこないです。

失望するとしたら、生まれた理由や方法に何か秘密があるように思えます。この辺りはアンヌヴン編の終盤で明らかになりそうな気がしますね。第一部がパーシバルの過去が判明し、第二部ではガウェインの過去が判明する。その過去を知って、ガウェインがどういう選択をするのかも気になるところではあります。パーシバルと同じ選択は取らないでほしいな・・・・・・。
どういう風にしてガウェインが生まれたかはまだ分からないですが、以前考えた中の一つである「『心の飢え』の原因となった『他者に愛情を抱く』ことを不可能にして生まれた。万が一欲を抱いても、同性(女)にしか興味を持てないようにして生まれた」というのは、ありそうな気がするんですよね。失望する理由にもなりうるし。
次はガウェインの出生以外のことについて考えたいと思います。考えたくなるのは、やはり『曙光』の魔力ですね。おさらいとして、『曙光』はどんな魔力かというと、「太陽の強力な熱を蓄積し、己の力へと変換する」というものです。太陽の熱としてそのまま攻撃手段として使う方法や、自身の身体能力向上に使う方法もあります。
蓄積するということは、太陽がエネルギー源になっているのでしょうか。日の光を浴びることで魔力を増加させる、というか蓄積することができる?エスカノールは日の出とともに、魔力だけでなく身体能力も自動的に上昇する『太陽』の魔力を持っていました(午前中はパワーアップしていくが、午後はパワーダウンする)一方で、ガウェインは任意のタイミングで魔力を使用することでパワーアップすることができるようですね。なので、日の光を浴び続ければ魔力がかなり増えるということになるんでしょうか。
またエスカノールは本物の太陽だけでなく、マーリンを疑似的な太陽であると捉えることでパワーアップできていました。ガウェインも同じく疑似的な太陽でパワーアップすることができるのでしょうかね。
そういえば、ガウェインの魔力『曙光』は神斧(神刀も?)リッタと似たような原理を持っていますよね。リッタはエスカノールの魔力『太陽』を蓄積し、任意のタイミングで放射することができました。ガウェインの魔力はリッタの性質を活かして生まれた魔力なんでしょうか。というか、そんなこと可能なのか?与えられた魔力ならまだしも、自発的に得ることは難しいでしょうからね・・・・・・、ということはガウェインの魔力は与えられたものなのかな。この辺も気になりますよね。
他にも気になる点として、『黙示録の四騎士』14巻第122話 "できそこない” で魔力封じをされているにも関わらず、ガウェインの身体が大きくなって、魔力封じを力ずくで破壊しました。先ほど書いたようにガウェインの魔力は『曙光』で、魔力を使用することで身体能力向上させることができています。身体を大きくすることもその一つだと思います。魔力封じをされているにも関わらず、魔力を使用できているのはなぜでしょうね。実は『曙光』は魔力ではなく、例えば恩寵だったり戒禁だったり、魔力とは別の存在なのかもしれないな。

さて、ここまでガウェインについて考えてきましたが、じいや(エスカノール)とばあや(マーリン)について再び考えたいと思います。
最新話でじいやの正体がエスカノール、そしてばあやの正体マーリンだと判明したのですが、そこでもちろん疑問に思うことがありますよね?なんで二人とも人間の姿じゃないの?と。エスカノールは恐竜の骨の人形、マーリンは木製の人形として振舞っています。パッと思いつく理由としては、二人とも〈七つの大罪〉ですから、やはりアーサーや混沌の騎士に見つからないようにするためでしょうか。マーリンに至っては、アーサーがマーリンの心を手に入れたいと思っていましたから、尚更見つかりたくないはずです。なので、バレないようにそれぞれ魔動人形として振舞っているのではないかと思いました。『七つの大罪』16巻第125話 "打倒〈十戒〉!!" でマーリンは自身の魂を神器である明星アルダンに移動させていましたから、今回も自身とエスカノールの魂を魔動人形に入れたのではないかと思いました。まぁもしくはゴウセルのように幻術を施して、魔動人形に見えるようにしているかですね。
こんな感じでしょうか。情報量が多く、色々考えると複雑になってかなり困惑しましたw
ですが、最新話でガウェインの謎の中でも触れられていない点(ブリタニアに来た方法、〈飢餓〉の騎士、新衣装の製作者など)がたくさんあったので、そこがいつ深堀りされるかも期待したいところです。
先ほども書きましたが、今回のアンヌヴン編でおそらくですがガウェインについての過去が明かされると思いますので、楽しみにしておきたいです。
今回の『黙示録の四騎士』ガウェインについて考えるpart2と称した第192話 ”反則少女” の深掘りはここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想・考察など教えてください。
最新話の質問やコメント、その他もろもろ待っています。
次週の『黙示録の四騎士』第193話 ”誰かために” の感想・考察でお会いしましょう。さよなら。
「ガウェインちゃんは最強なのですっ!!!」最強であるエスカノール(じいや)が「最強」っていうんだったら、最強だ
『黙示録の四騎士』第192話 "反則少女"
今回は『黙示録の四騎士』第192話 ”反則少女” の感想を書いていこうと思います。
前話、第191話 "決死の抵抗" の深掘りブログを書きましたので是非。バリンの魔力『無敵』について考えました。
目次
前話の要約
バリンへの攻撃が通らず、パニック状態になるガウェイン。じいやとの会話を思い出して自信を取り戻し、渾身の一撃を与える。防御をされたが、バリンの魔力の正体を見破り、ついにダメージを与えた。
初見の感想
以下からは初見の感想です(1pごとに読みながら書きながらという感じです。録音した初見読みのスペースもあるのでお時間あれば)
— にっしー_ (@nissi_sins) May 20, 2025
扉絵(1,2p):ガウェイン周りのキャラだ
ライオンと紅蓮の豚のシンボルね
3p:ダブズはガウェインの正体知ってる感じか?
4p:実の両親!?ケイはやっぱり義父だよね
5p:真実教えてくれ
6p:どうやって傷を与えたんだ!?
7p:付呪型だといける感じか?
8p:物理攻撃と魔力攻撃はどっちも防げない感じか?
9p:ある意味付呪型の攻撃が有効ではあるか
10p:暴君型になって、指一本で倒すかw
11p:何この顔 凄いマーリンっぽいんだけど
12p:宙に浮いて、上空から攻撃か!?
13p:”殲滅の光”か!? 透明化にしたら行けるか?
ミルクレープ可愛いなw
14p:ん?ミルクレープの子供説ある?
”瞬間移動”やるのか
15p:じいやばあやが親なのか?
16,17p:え?えええええ?
じいや?がエスカノール!?
18p:”殲滅の極大光”の方か
”額砕き”ってw
19p:意表を突いた攻撃
ガウェインのデコピン強w
20p:お前が言うなw
21p:バリン撃破した!!
22p:指一本ノックアウトかっこいい!!
気になったシーン
ここからは気になったシーンをピックアップしていきます。
・扉絵
今回は17回目の巻頭カラーで、ガウェイン周りのキャラたちが描かれました。ガウェイン,ケイ,じいや,ばあや,ダブズの5人。ケイとじいや,ばあやのカラー絵は初めて描かれましたね。ケイはアニメで描かれていたっけ? にしてもばあや怖いなw 色がついたことでまた怖さが増したw じいやの服装って・・・・・・
そして気になるのが、もちろんソファに書かれているシンボルですよね。ばあやの左側に紅蓮の豚、じいやの右側にライオン。マーリンとエスカノールのシンボルですよ。やってるなぁ。もうこれ完全にじいやばあやの匂わせじゃん!! と思ったら、まさかの今話でしっかり回収してきやがりましたよ。またそれは本編の感想にて。
ところでダブズが造ったであろう銀色のは何?豚(ホーク)のような形が付いているけど。
📜#黙示録の四騎士 最新話公開📜
— 黙示録の四騎士【公式】 (@4kishi_official) May 20, 2025
週刊少年マガジン25号で、
最新 第192話 が公開中です!
アンヌヴン剣闘祭大好評御礼‼
今週は巻頭カラーです‼✨
豪華プレゼント企画も実施🎁
ガウェインVS.バリン最高潮!
ぜひぜひお見逃しなく!
最新話はマガポケでも!✅
▶https://t.co/h4ytyvz48I pic.twitter.com/L33gZhZZrR
・重大事案
ゴウセルが得たベルトレープの正体をダブズは雲海の船に戻り、ケイ達に伝える。
21巻第185話 ”重大事案” でミルクレープの正体がエスカノール実兄デモンドであることが判明しました。それを知ったゴウセルがダブズに伝え、ダブズは別行動を始め、どこに行くのだろうか?と思っていましたが、雲海の船に戻っていたんですね。そういえば、船がアンヌヴンに着いた時に目立つからどこかに隠れておこうとなっていた(参照:『黙示録の四騎士』19巻第161話 "奇妙な再会” より)んですが、ぱっと見は雲の中にいますよね。アンヌヴンの大釜の上空は窯から出た煙のように雲があるので、その雲の中に隠れているのかな?
ミルクレープの正体がデモンドであることを伝えた後にダブズが続けて言ったセリフ
「そこにガウェインが居合わせるなんてさ・・・なんだか因縁めいていると思わないかい?」
まるでガウェインとミルクレープに何か関係があるかのようなことを言っていますよね?まぁ実際あったんですが。扉絵のソファにあったシンボルもあって、この時点から勘付き始めましたね。
そしてこの後のケイのセリフがもう重大も重大、重大事案ですよ!!この話にも”重大事案”ってタイトル付けてもいいんじゃないのw
「尊大で不敬極まりないが同時に寛容で純粋ーーー実の両親に似てな・・・・・・・・・じいや・・・ばあや 私の義父としての役目は終わった ここからの人生はガウェイン自身が判断し決めること あの子ももう18だ 真実を話すべきでは?」
ケイはガウェインの実の親ではなく義父であることがまず判明しました。これに関しては以前からそうではないか?と考えていましたね。というのも、11巻第88話 "Departure" の扉絵でガウェインの左側に「ケイは我が義父(もしくは養父)」と書かれていたんですよね。あくまでも仮設定なのかもしれないですが、それをわざわざ読者の目に入るようなところに出すということは、知られても問題ないという認識だったんでしょう。
自身が義父としての役目を終えたことをじいやばあやに話すってことはもうそういうことなんでしょうよ。ガウェインの実の両親がじいやばあやだということ!! 姿が姿というのもあって、自分たちが親として接するのではなく、人間であるケイが接した方がガウェイン的にもいいですもんね。まぁガウェインとケイの関係はあまり良くも悪くもなく、距離がある感じですけど。
真実・・・気になりますよね。まぁまさかこの後にそれを描いてくるとは微塵も思っていなかったですけど。前の巻頭カラーである21巻第177話 "漢の戦い” の時もそうでしたけど、前話の続きを最初に描かずに別シーンを途中まで描き、前話の続きを描く。そして別シーンの続きも同じ話で描く、というのをやってますけど、気に入ってるのかな?読者としては、予想外の話の流れで驚きでしかないんですけど。
・『無敵』の正体
ガウェインが見破ったバリンの魔力『無敵』の正体とは・・・・・・!?

初めて戦ったガウェインに攻撃を与えられて、バリンも感心していますね。バリンへダメージを与えることができたのを見て、お嬢たちも何故ダメージを与えることができたのか考えていますね。
「どうして今まで平気だった炎で火傷を?」
「彼の魔力無効を上回る威力炎だったのでは?」
「納得いかねえなそれならーーー聖騎士長の”貫突”で確実にダメージを与えられたはずだ・・・」
ペリオのセリフには大賛成でしたね。それだと攻略感もなくて、単に威力の高い攻撃をすれば良かった・・・・・・というパワーゲーになりますからね。『無敵』の正体がそれだと面白くはないかな。
冒頭で紹介した前話の深堀りブログで自分でもいくつか『無敵』の正体について考えたので一応紹介しておきます。
- ガウェインの魔力『曙光』(太陽関連)による技
- 魔力を付与した状態での攻撃
- バリンの意表を突いた攻撃
上記の3つです。1つ目の「ガウェインの魔力『曙光』(太陽関連)による技」は、先ほど触れたように攻略感があまりないなというので、自分的にも違うかなと思っていました。2つ目と3つ目に関しては後の描写でまた触れることにします。
ここからガウェインによるバリンの魔力『無敵』の正体明かしタイムですねw
「バリン まず拳に爆炎を伴った攻撃にお主は初めて防御し 今の炎をまとった我の剣の一撃では初めて火傷を負った お主は我の左腕に剣をとられたことで二択を迫られたのだ 炎をとるか剣をとるか 即ち お主は相手の攻撃に応じて物理攻撃と魔力攻撃を瞬時に切り替えているのだ ・・・・・・!!! 万能にして万能に非ず それが『無敵』の正体!!!」
『無敵』が万能ではない魔力だということが分かりましたけど、とはいえチート級の強さだな。今回のタイトルを”反則漢”にても大丈夫ではw
格闘タイプの相手であれば物理無効だけで済み、魔術師タイプであれば魔力無効だけで済みますが、その両方を兼ね備えていれば太刀打ちできる可能性があるということになりますね。ただどんな攻撃をするか読められたら、物理無効または魔力無効で対抗されますが。
そして先ほど触れた自分が考えた『無敵』の正体ですが、「魔力を付与した状態での攻撃」は惜しかったのではないでしょうか。自分の考えとしては物理完全無効かつ魔力無効だけど、付与状態の魔力攻撃であればダメージが通るというものでした。前半部分は違いますが、後半部分はある意味的を得ているのではと思いました。ガウェインが言うように、物理無効を取るか魔力無効を取るかの二択に差し迫られますからね。
魔力無効か物理無効のどちらかで、完全無効ではないから負ける可能性もあり、更なる高み、つまりどちらか一方を無効にしていてももう一方も耐えれるように修業している、という感じですかね。単なる物理無効であれば、ひょろひょろの肉体でもいいですもんね。あれだけ鍛え上げられた肉体を持つのは、魔力無効にしていた時の物理攻撃のためですね。あとは魔力が防御用であり、攻撃用ではないので、攻撃する手段が己の肉体のみだからというのもありそうですね。バリンの魔力の正体が明かされたからこそ、バリンの強さの秘訣がより分かってきましたね。
・降参or続行
バリンの魔力の正体を見破り、降参を勧めるガウェインに対してのバリンの返答は?
ガウェインがバリンの魔力の正体を見破って、バリンも認めていますから、完全に勝ち誇った様な感じになっていますね。「にょほほ♫」可愛いw
ガウェインは「降参するがいい」と言っていますが、バリンの返答は
「そんなつまらねえ決着は望んでいないだろう・・・? この俺を指一本で倒すんじゃなかったのか・・・?」
・・・・・・ペリオに飛び火喰らってないか?ロセスとダブズもか?男なら、いや漢なら相手を倒して勝利しろってか?カッコいいと思いやすよ。
そして、それに対してのガウェインよ。「よかろう」の一言を言うんですけど、
何!?この美人!?
ガウェイン過去一で美人なんですけど!!
前ページの「にょほほ♫」とのギャップよ。どちゃくそ美人すぎる。は〜〜〜(見惚れ中)
はっ!! お嬢、違うんだって。浮気じゃないんです!!ごめんなさ〜〜〜い。さ〜て、ボールスよ。今夜は2人で呑もうや(諦め)
2年後の四騎士一行女性陣魅力的なんだわ。まぁお嬢がもちろん、魅力的なんですけどね。2年後も2年前も幼少期も。(・・・・・・幼少期も魅力的とか言ったら、なんかヤバいか?)

・最後の攻撃
ガウェインvs.バリン、決着の攻撃が放たれようとする。
「よかろう」を言ってすぐ、斬りつけるバリンとかわすガウェイン。2人とも反応速度早っ!!
上空から呪文を唱えるガウェイン。バリンからの攻撃が届かない位置まで行って詠唱しており、それは予選でバリンに放った"殲滅の極大光"。魔力攻撃ということは、バリンは魔力無効にすればいいので意味がない。その間にバリンへ物理攻撃を出せるかが勝負を左右することになりそうです。
そんなガウェインvs.バリンを悠々と観戦しているミルクレープなんですが・・・・・・
「バリンの強さは本物よ 奴を倒せるとすればそれは余のみだろう なのに何故だ 何故余の心はあの小娘の勝利を確信しておる!?」
ミルクレープ自分大好きだね。もはや可愛いとすら思えてくるよ。陛下でも倒せないと思ってるのかな?お仕置きされちゃう?(まぁこのアンヌヴンでの意味だと思うが)
ミルクレープ、バリンの魔力の正体が知った上での発言だからなぁ。正体分からなかったら、倒せるか怪しいんじゃない!?!?(煽り度max)
ミルクレープから見てガウェインは今のところどういう位置付けなんですかね?アーサーの姪でじゃじゃ馬ぐらいだと最初の方は思ったいたはずですが、ここ数話で印象が変わったと思うんですよね。気になりますね。
・真実
再び雲海の船に戻り、ケイはじいやばあやに真実を話すよう伝える。
場面は今話の冒頭である雲海の船に戻り、ケイの「真実を話すべきでは?」に対してのじいやばあやの返答から。
「今更どんな顔をして・・・というかこんな姿で話したところで信じてくれるかどうか」
「真実を知ればあの子は我らにも そして自分自身に失望するだろう・・・」
話の冒頭でじいやばあやがガウェインの実の親なんだろうと思っていましたが、ここで確定されましたね。まさかこんな近くに実の親がいたとは。ガウェインも生みの親(実親のこと?)は誰なのか気にしていましたからね(参照:『黙示録の四騎士』13巻第107話 "じゃじゃ馬の孤独“ より)
真実を話すことを躊躇う2人にケイに言ったのは
「・・・あの子の養父として これだけはハッキリ言おう・・・ エスカノール マーリン・・・ あれはお前たちにそっくりの強い子だ」
ん?
へ?
ほ~~~
は~~~
なるほどなるほどね
うんうん
はいはいはい
あ~~~~~ね
ん?????んんんんんんんんん?????
速報速報
ガウェインは給仕のじいやばあやの子であり、じいやの正体は〈七つの大罪〉〈傲慢の罪〉エスカノールで、ばあやの正体は〈七つの大罪〉〈暴食の罪〉マーリンだった!!

ガウェインがエスカノールとマーリンと何かしら関係があると思ってはいましたよ。まさか子供、いや違うかな。と思ってましたけど、まさかの子供でしたよ!!
まぁまぁばあやの正体はマーリンなんじゃないかと薄々感じていましたよ。ガウェインの魔術の師で、ダブズと古い知り合いということもあって。ただ、ただですよ。じいや、お前は違うぞ!! たしかにじいやが初登場した時に、衣装がかつてエスカノールが営んでいた〈麗しき暴食〉亭の衣装に似ているなと言っていた人がいましたよ。その時はまさかな・・・としか思っていなかったでしたけど、そのまさかでしたよ!!!! なんなら今話の扉絵で判明したカラーと同じでし、ソファにライオンのシンボルありましたしね!!!!
にしてもエスカノールさんよ、なんで生きてるのよ。というかいつマーリンとの間に子供ができたのよ(マジレスすると18年前)で、なんで二人は魔動人形になっているのよ???でさらに真実って何よ???で、で、で、それを知ったらなんでガウェインは失望するのよ???
この辺はまた深堀りブログでじっくり考えて出そうかと思っています。
いや~~~ほんとビックリしたな。もじもじしているじいやかわいいな。
・決着
『無敵』のバリンに放ったガウェインの最後の攻撃は!?!?
話は戻りまして、ガウェインvs.バリンへ。”殲滅の極大光"を放った後、すぐに”瞬間移動”をしてバリンに放ったのは”額砕き(デスデコピン)”!! 魔力攻撃が来ているから、魔力無効にしようと思っているバリンに対して奇襲の物理攻撃。デコピンで物理攻撃効く状態のバリンが喰らうわけ・・・・・・
え~~~~~威力やばっ
しかも意識が飛んでるって!!
「反則だろう その強さは」
お前が言うな!!!!!
反則というかチート級の魔力を持ってるくせに!!
全読者が思ったであろう一言を代わりに言っておきました。まぁ意識が飛ぶくらいの威力を持つデコピンは反則級の強さだけど。
そういえば別作品で分厚いテーブルをデコピンで貫通させるほどの威力を持った人間が、そのデコピンで人を気絶させてババ抜き勝ったやついたな。は?何言ってんのこいつ?と思ってる人いると思いますが、これマジなんですよねw さらにその本人はデコピンで骨折してた。
”額砕き”でバリンの意識を飛ばしたことで、強制的にバリンの『無効』を無効化してからの”殲滅の極大光”という魔術×パワーを兼ね備えたガウェインだからこそできる芸当ですよね。話が戻りますが、深堀りブログで書いたバリンの『無効』の正体で、「バリンの意表を突いた攻撃」というのを書きました。これはバリンが落ち着いている状態なら魔力攻撃も物理攻撃も効かないという考えでしたが、これも惜しい考えでしたね。悔しい~~~。外れていたからこそ、より盛り上がれた気がするのですが。
”殲滅の極大光”の威力で周囲に爆風が巻き起こるのですが、パーシバルがいないからかお嬢とナシエンスが二人でくっついていますね。ドニーを入れてもいいんやで。ボールスひっくり返ってるしw
失神しているバリンの元に行って、ガウェインが言ったのは
「・・・これで満足か?宣言通り指一本でノックアウトだ!!! 我最強♫」
カッコいいなガウェイン。デコピンだけでもバリンには勝ててたよw
アンヌヴン編に入ってのバトルの中で一番面白かったな。アンヌヴン編に入ってからは、バトルがあまりというかそれ以外での出来事やら情報やらで見劣りしていたところがあるんですが、今回のバトルは文句なしの面白さでしたね。まぁバトルの決着と同時に明かされた事実も中々というかかなりの情報ですけど。
・次話タイトル
次話、第193話のタイトルは ”誰がために” です。どこかで聞いたことがあるタイトルだなと思っていたら、『七つの大罪』でも似たようなタイトルがあったんですよね。21巻第170話 ”その光は誰がために” です。しかもこの話はエスカノールがドロールとグロキシニアに攻撃をして、バイゼル大喧嘩祭りが終わり、メリオダスvs.〈十戒〉が始まる重要な話だったんですよ。まぁそれと似たようなタイトルがつくということは、まさかな。まぁまぁまさかな。
・深堀りブログ
さすがに今回も深堀りブログ書きますよ。バリンの『無敵』について!! はもういいので、ガウェイン周りについてですね。まぁじいやとばあやについてですが。2年前、13巻第107話 "じゃじゃ馬の孤独” が出たときに一度ガウェインについてのブログを書きましたが、改めて書きますか。書こうと思っているものとしては
- エスカノールが生きている理由
- 人形としてエスカノールとマーリンがいるのか
- ガウェインに話すべき真実とは?
- 真実を知るとガウェインが失望する理由
とかとかですかね。

過去に書いたガウェインについての考えのブログを載せておきます。かなり見てもらえているブログですが、今回の話もあってか最新話更新日にかなり見ている人が多くてビックリしましたw
・今話の総評
ベストバウト間違いなしのいい試合が見れて、かなり盛り上がれた。ガウェイン周りの情報が出てきて、さらにエスカノールとマーリンの登場で大罪ファンには嬉しい展開。新たに生まれた謎がどうなって明かされていくのか気になるところではある。
本誌情報
今回のマガジン2025年25号で『黙示録の四騎士』の記事が出ていたので、ここでも触れておこうかと。
まずは抽選50名に当たるトートバッグプレゼント。19巻第164話 "勝ち残るのは・・・” のカラー絵がプリントされているトートバッグですね。欲しいので、自分も紙媒体で買ってきました!!
🎁ここだけの超豪華トートバッグ
— 週刊少年マガジン公式 (@shonenmagazine1) May 21, 2025
*応募には紙版についている応募券が必要です
厚手の生地なので荷物がたくさんあっても安心!#黙示録の四騎士 #マガジン 25号発売中! pic.twitter.com/8fC4Dla4fa
そして、グッズ情報ですね。2月末から全国各所を周っているTVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』の版画、大阪・関西万博でのみ販売されている『七つの大罪』のグッズ、3月末に発売されたTVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』のBD&DVD BOXⅢ の発売が載っていました。
📢最新情報満載
— 週刊少年マガジン公式 (@shonenmagazine1) May 21, 2025
🎁ここだけの超豪華トートバッグ
💗待望の版画になって販売開始!
💙大阪・関西万博のコラボグッズ!
🧡Blue-ray cvc BOX情報!
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
リプをチェック!#黙示録の四騎士#マガジン 25号発売中! pic.twitter.com/BnJe36p1Mm
版画は買ったし、万博のグッズも少し買ったし、DVD BOXⅢも買ったでしょ。あっ、全部自分買っていました。
ちなみに版画は来月6月中旬に届く予定なので、届いたら感想ブログを書こうと思いますので、お楽しみに。
『黙示録の四騎士』第191話 ”決死の抵抗” 深堀り
今回は『黙示録の四騎士』第191話 ”決死の抵抗” の深掘りを書いていこうと思います。
今話の振り返り
バリンに一切ダメージが入らずパニック状態に陥ったガウェインだったが、じいやとのやり取りを思い出し、バリンに足掻く。その足掻きが功を奏したのか、バリンの『無敵』の正体を見破りダメージを与えることができた。
第191話 "決死の抵抗" の感想はこちらから。
さて、今回深掘るのはもちろんバリンの魔力『無敵(インビンシブル)』について。
『無敵』とは、物理攻撃・魔力攻撃そのすべてを無効化する。作中屈指のチート魔力の一つです。ただでさえチート魔力なのに、バリン自身の身体能力も高い。バリン自身がチートだな。
そんなチート魔力を持つバリンに対して、最新話第191話 "決死の抵抗” でガウェインが『無敵』の正体を見破り、バリンにダメージを与えることができていました。そんなガウェインが見破った『無敵』の正体について自分も考えたいと思います。
以前にもバリンの魔力について考えたものがありますので良ければ。
ガウェインが放った”天を衝く紅炎”に対して初めて防御をしたバリン。それに気が付いたガウェインが続けて放ったのは”残照剣”。それによってバリンの肉体に火傷を負わせ、初めてダメージを与えることができました。
なぜガウェインがダメージを与えることができたのかを他のシーンを振り返りながら考えたいと思います。
まずはバリン初登場話、19巻第164話 "勝ち残るのは・・・"から。アンヌヴン剣闘祭の予選で、ガウェインが出場者たちを蹴散らしているところに、バリンが挑発し、ガウェインが"殲滅の極大光"を放ちました。知ってのとおり、バリンの『無敵』により無効化されましたが。

続いては、20巻第176話 "ハウザーvs.バリン" にて。ハウザーの"スーパーサイクロン" をものともせず、竜巻を断ち割りました。
その次は同じく20巻第176話 "ハウザーvs.バリン" にて。ハウザーの連続"ワール・ショック" が直撃しましたが、これも無効化されています。
本編でシーンは描かれていませんが、同じく20巻第176話でガレスが前剣闘祭でバリンがダメージを受けたところを見たことがないと言っていました。
第176話ラストは、宙に飛んだバリンの肉体にハウザーの槍が突き刺さる・・・・・・、かと思いきやこれも無効化されました。
ハウザー戦ラストは、第177話 "漢の戦い" です。ハウザーが生み出した巨大竜巻が一点に集中してできた魔力の塊"貫突"を喰らっても平気でした。ハウザーは殺したくないから避けてくれた方が嬉しいって言ってたのに、避けなかった挙句無傷とかハウザーが可哀想だ。
続いてはガウェイン戦、第189話 "ガウェインvs.バリン" 〜最新話第191話 "決死の抵抗" にて。
立て続けに放った魔術、"爆炎弾"&"永久氷瀑"&"天雷撃"。その全てをバリンは無力化していました。
その後顔への蹴り、そして暴君型の状態での怒涛のラッシュ。これらも無力化されています。
暴君型から戻った後も蹴りやパンチを繰り返しますが効果はなく、先ほど放った"天雷撃"もまた効果をなさず。
ですが、じいやの言葉を思い出したガウェインが放った”天を衝く紅炎”はダメージを与えずともバリンが初めて防御をしました。そしてそれをヒントにしてガウェインが続けて放った”残照剣”はバリンにダメージを与えることができました。
バリンへの攻撃シーンはこんなところでしょうか。
ここからは防御をした、そしてダメージを与えることができた”天を衝く紅炎”と”残照剣”、一方でダメージを与えることができなかった他の攻撃の違いを考えたいと思います。
”天を衝く紅炎”と”残照剣”の時の共通点を簡単にまとめました。
- ガウェインの魔力『曙光』(太陽関連)による技
- 魔力を付与した状態での攻撃(”天を衝く紅炎”は拳、”残照剣”は神刀リッタ)
- バリンの意表を突いた攻撃
最初に書いたガウェインの魔力『曙光』(太陽関連)の技は、予選時やハウザーとバリンとの試合、ガウェインとバリンの試合の序盤では使われていませんでした。ただ炎属性の技”爆炎弾”が効かなかったのに、同じく炎属性の技”天を衝く紅炎”や”残照剣”は効果があるのか不明になるので、魔力属性は関係がなさそうな気がします。
「強い能力だけど特定の属性だけ弱点」とか他作ではありますけど、あまりこの作品ではないイメージ。強い能力ではないけど、ただただ頑丈なチャンドラーとキューザックは弱点、というか最も低い耐久度の属性がありましたね。チャンドラーは”雷”でキューザックは”風”。マーリンの反則レベルの攻撃で一時的にダウンさせていましたね(参照:『七つの大罪』35巻第291話 "魔女の晩餐” より)また特定の属性が弱点という展開は見たいところですが、バリン戦においてはなさそうな気がします。

続いて、魔力を付与した状態での攻撃。この攻撃だけがバリンに通じるのであれば、単なる物理攻撃は完全に無効になりますよね。魔力攻撃を見返すと”殲滅の極大光”,”スーパー・サイクロン”,”ワール・ショック”,”貫突”,”爆炎弾”,”永久氷瀑”,”天雷撃”とすべて何も付与していない状態での攻撃なんですよね。ハウザーの”ワール・ショック”や”貫突”は槍を介しての攻撃ですが、槍に付与した状態での攻撃ではないので、該当しないという個人的認識です(”ワール・ショック”は『七つの大罪』10巻第73話 ”この命にかえても” で槍に付与した状態での攻撃があるんですが)
前大会でバリンと戦っていたガレス、というかダレスの攻撃も剣「魂の解放」による能力ですから、付与した攻撃には該当しないかと思います。
そして最新話でガウェインがこんな発言をしていたのを覚えていますでしょうか。
「こんなことなら破壊型の魔法ばかりでなく・・・変性型と精神型の呪文も習得しておくべきだった~!!」
というように魔力の型について触れているんですよね。これがバリン戦攻略の一つになるんじゃないかと個人的には思っています。つまりバリンの魔力『無敵』に通じるのは付呪型の魔力かつ武器などに魔力を付与した状態での攻撃なのではないかと。『黙示録の四騎士』で新たに魔力の型という設定を出して、もっと活用してほしいと思っているので、こういうのもあるんじゃないかなと思いました。
補足:『黙示録の四騎士』3巻に載っている魔力の型の説明で付呪型は道具や武器に自然の力(または自然ならざる力)を付与すると書いています。拳も該当することは1巻第4話 "未知なる力” で魔力が開花したパーシバルに対してペルガルドが喋っていました。
ただこの説を否定的な考えもあります。それがミルクレープに対しての強気発言です(参照:『黙示録の四騎士』20巻第176話 "ハウザーvs.バリン” より)
「余に恥をかかせると言うわけだな・・・ではここで手討ちにすると脅しても答えは変わらぬと?」
「・・・ならば試してみるがいい・・・!!」
ミルクレープの魔力はまだ判明していませんが、〈四凶〉で剣も持っていますから付呪型の魔力でもおかしくないと思うんですよね。ミルクレープの魔力が付呪型ではないことを知っているのであれば話は別ですけど。
他にも付呪型の魔力を持つキャラって意外と多い点。いや、「チートすぎる!!!!」と思わされた『無敵』に対して、攻略できるキャラが意外と多かったのはギャップがあって、それはそれで面白いのかもしれないです。
後は次話タイトルになっている”反則少女”ですが、バリンの魔力『無限』の正体がこの説であれば、”反則少女”というタイトルになる理由がそこまで分からないんですよね。別に反則にならなくね?と思いました。あくまでもタイトルを見ただけの感想なので、内容を見たらまた印象が変わるのかもしれないですが。
ラストはバリンの意表を突いた攻撃です。相手重視ではなく、バリン自身重視になりますね。バリン自身が落ち着いているというか動揺していなければ、『無敵』が発動するということです。「どんな攻撃が来ても驚きませんよ」的な状態をバリンが常に取っている感じですね。『七つの大罪』で出てきた言葉を使うのであれば、「気力が高い」でしょうか。
”天を衝く紅炎”をガウェインが放った時は、パニック状態に陥っていたガウェインが急に自信を取り戻して攻撃したことに驚き、平常心を保つことができなかったため、防御をしたんじゃないのかと。実際、「そうだ・・・我こそが最強・・・!!」のコマでバリンが驚いていますからね。平常心を保つことができなかったとはいえ、咄嗟の判断で出た防御で『無敵』が発動したので、攻撃を喰らわなかったのではないかと思いました。
また”残照剣”を放たれる前、バリンの”断骨剣”が左腕で塞がれたことに驚き、動揺したままだったのでダメージを負ったのではないかと思いました。

他のバリンへの攻撃シーンで、バリンが驚いているシーンもありますが、それは遠距離型の魔力攻撃なので、バリンも少しは対策できていたのでは?と思っています。
なので、バリンに攻撃を与える手段は全員平等に持っており、いかにバリンに対して予測不可能な攻撃をするかが重要になると思いました。
次話タイトル "反則少女” もそう考えると納得がいくタイトルだなと思いました。チャンドラーとキューザックへ”二種の属性攻撃魔法”×”透明化”×”感知負荷”×”自動追尾”×”『無限』を即席で掛け合わせて攻撃をしたマーリンに対して、リュドシエルも「反則だろう・・・」と思っていましたからね(参照:『七つの大罪』35巻第291話 "魔女の晩餐” より)”自動追尾”と『無限』が無くても十分に反則ですから、ガウェインならやってくるのではないかと思いますね。
ということで、いかがだったでしょうか?もう一度、自分の説をおさらいしようと思います。
- ガウェインの魔力『曙光』(太陽関連)による攻撃
- 魔力を付与した状態での攻撃
- バリンの意表を突いた攻撃
個人的には3→2→1を推していますね。でも1はないかな。
過去には「魔力攻撃と物理攻撃が効かない時間が交互にやってくる」だったり、「魔力消費量が激しい」だったりのデメリットを考えていましたが、これも違う気がしていますね。バリンの魔力『無敵』の正体については次話で明かされると思われますので、楽しみですね。最新話更新を待ちましょう。
今回の『黙示録の四騎士』第191話 ”決死の抵抗” の深掘りはここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想など教えてください。
次話、第192話 "反則少女" の感想でお会いしましょう。
さよなら。
『黙示録の四騎士』第191話 "決死の抵抗"
今回は『黙示録の四騎士』第191話 ”決死の抵抗” の感想を書いていこうと思います。
『黙示録の四騎士』で回収されそうな『七つの大罪』における謎7選について書きましたので、良ければ。
目次
前話の気づき
それでは前話(190話)の感想・考察を書いた後に新たに気づいたことや思ったことのまとめを。(別にいいやと思う方は読み飛ばして頂いても大丈夫です。まぁ後々気づくことの方がめちゃ多いですがw。他の人の感想とかも参考にしています。)
・魔力
ガウェイン以外にランスロットとトリスタンも本編ではなくファンブックで魔力明らかになってるけど、いずれ本編で魔力名出すのかな?
四騎士の魔力は本編先だしで良かったんじゃないかな。その方が焦らされるけど、盛り上がりそう。ファンブックを見た時かなり驚いた印象。
ファンブックの感想はこちらから。
前話の内容とは関係ないけど
・常闇の剣
現状常闇の剣をトリスタン(タントリス)が所持しているけど、パーシバルには戻らないのかな?パーシバルは力の循環を持ってるし。
あとトリスタンも二刀流だから、常闇の剣がないと一刀流になるし。ってかマエルどこにあるのよ?
前話の要約
神刀リッタをガウェインが手にし、バリンとの第2ラウンドが始まる。魔力『曙光』をさらに解放して、バリンへの攻撃を続ける。しかし『無敵』の魔力を持つバリンに全くダメージを与えることはできず・・・・・・。
初見の感想
以下からは初見の感想です(1pごとに読みながら書きながらという感じです。録音した初見読みのスペースもあるのでお時間あれば)
— にっしー_ (@nissi_sins) May 13, 2025
扉絵(1p):バリンだけの扉絵は初じゃないかな?
2,3p:たしかにかつてのガウェインじゃ言わないよな
ガウェイン自身が思ってる謎だ
4p:おぉ、あの時そんなこと思ってたんか
5p:ガウェインが何か気づいたようだけど?
6p:ダメージを与えなくても勝つ方法はあるよね
新技くるか?
7p:"睡魔"かよ バリンの寝顔かっこよ
8p:起きるんかい
確かにガウェインの魔法は破壊型多いイメージ
9p:バリン強すぎるんよ
バリンが高みに行く試合展開ではないな
10p:じいやとの会話か、あの時なんて言ってたっけ?
11p:ガウェインにとってじいやばあやって心強い味方だよね
そして怖いw
12p:出た!!"天を衝く紅炎"
ダメージを負ってる?
13p:確かに初めてガードしたな
14p:見破られる前に決着付けようとするのか
ガウェイン頑張れ
15p:剣闘再開だな
16p:出た、バリンの"断骨剣"
ガウェインは止めれるのか?
17p:え!?腕でガードだと?
ガウェインのラストの攻撃か?
18,19p:また新技だ"残照剣"
これ刃通ってるんじゃ?
20p:『無敵』の正体見破ったか
しかも"反則少女"で巻頭カラーだ
気になったシーン
ここからは気になったシーンをピックアップしていきます。
・扉絵
バリンだけの扉絵は初じゃないかな?正面姿かっちょいいな。
📜#黙示録の四騎士 最新話公開📜
— 黙示録の四騎士【公式】 (@4kishi_official) May 13, 2025
週刊少年マガジン24号で、
最新 第191話 が公開中です!
熱い想いを明かすガウェイン‼
"無敵"の剣士との一戦、白熱です‼🔥
最新話はマガポケでも!✅
▶https://t.co/h4ytyvz48I
English Version✨
▶https://t.co/GzSHzXidcD pic.twitter.com/wBWeUnGGh0
・ガウェインの求める答え
2年前、ガウェイン自身に対しての謎を持っているだけではなかった。
「仲間のために戦うーーーか 嬢ちゃんらしいな」
アンヌヴンに来てから出会ったバリンがこう言うということは、2年後のガウェインは仲間思いのように見えるってことですよね。だけど、2年前は全然違ったんだよな。その時のガウェインをバリンに見てほしいわ。
そしてここからセリフのみですが、ガウェインの回想が始まりました。内容は魔界編13巻第107話 ”じゃじゃ馬の孤独” でモートラックとやり取りをしていた時のセリフです。
「不満しかない・・・!! あんな世界にわれの求める答えはないのだからな!!! 己が何者なのか・・・ 生みの親は誰なのか・・・ 何故 我は女にしか興味を持てぬのか・・・ 何故 我は他者に愛情を抱くことができぬのか」
107話時点ではこれだけでしたが、実はさらにガウェインは思っていたようですね。
「このできそこないが果たして仲間のために何ができるのか・・・ こんなできそこないを・・・ 本当に奴らが仲間と思ってくれるかはわからんが・・・」
ガウェインはそう思っていたようですが、魔界編ではしっかりとパーシバルたちはガウェインのことを仲間と思ってくれていましたよね。身を挺して、自分のことを助けに来てくれたんですから。これを仲間と言わずに何というのか。

さらに「できそこない」というワードを入れていたのが、個人的に良かったですね。14巻第122話 "できそこない” でもあったように、ガウェインは自身のことをできそこないだと思っていました。その時のガウェインのセリフが結構好きなんですよね。
「・・・だが良いではないか それが我で それがそなただ できそこないだからこそ足掻き抗い・・・はい上がろうとするのだ さあ!共に来るが良い!! できそこないの意地と矜持を見せようぞっ!!!」
どれだけ周りからと凄いと思われていようが、自分では「できそこない」だと感じる。「できそこない」と思っているからこそ、努力しようとしていたり頑張ろうという姿勢を持っているの本当にいい。ガウェインからまた「できそこない」というワードが聞けるの嬉しいな。
・・・と序盤からガウェインの感動的な話が始まったんですが、ガウェインの思う仲間のシーンに描かれているのは・・・・・・。パーシバル、ドニー、ナシエンス、お嬢、イゾルデ、そしてトリスタン。
おや?おやおやおや?キオン?あれ?まーた一人だけ描かれなかった?モートラックの魔力『決闘者』でパーシバルの背負うものの象徴の中にキオンがいなかったように、まさかガウェインの中にもいない感じか???

まぁキオンならトリスタンに仲間と思ってもらえていたら、十分か。にしてもまさかキオンがいないとは思わなかったな。前話のラストで「仲間のためだ!!!」って言ってるシーンにはキオンがいましたから、てっきり今回もいるもんだと思っていたら、まさかのいないですからねw まさかのまさかだった。
・ダメージ
『無敵』のバリンにダメージをどうやって与えようかと考えるガウェインだったが・・・
「どうやって倒す!? どうすればダメージを与えることができる!? 素手・・・武器・・・炎風氷雷・・・・・・どの攻撃をもってしても未だダメージを与えられてはいない!!!」
「無敵」という言葉に相応しいほどバリンはダメージを全く負っていないですが、どうやって倒すかガウェインは考えていますね。しかしその後気づいたように、ダメージを負わせて戦闘不能にすることが勝ちではないんですよね。戦闘不能にさせればいいんですよ、もしくは場外落下か。ガウェインはそれに気づきましたね。
ダメージを負わせることが正解ではないことに気が付いたガウェインが使用したのは”睡魔(サンドマン)”という魔法。その名の通り相手に睡魔を与えて眠らせる呪文ですね。ただその後ガウェインが周囲に騒がないように訴えかけているのを見る感じ、深い眠りに陥るわけではないようです。一つ前の戦いで、ナシエンスが攻撃をはね返すディオドラに”睡眠毒”を使用したのを思い出して、ガウェインも”睡魔”を使ったんですかね?すぐには気が付かなかったんですが、この”睡魔”の呪文よくよく見たら面白いんですよね。
「ネンネ・マクラーデ・オーネム・ゴロン」
→「寝んね・枕で・おぉ眠・ゴロン」
完全に寝かしつけるような呪文なんですよw 赤ちゃんを眠らせる時に欲しい呪文ですよねwもしかして世の親たちは寝かしつけるときにこの呪文を使っているのか!?!? こういう遊び心がある呪文好きですw
そんな”睡魔”を喰らったバリンですが、あっさり眠りに入ってしまっていて「おい、寝るんかよ」とツッコミたくなりましたね。見物客と同じ反応ですよ。にしてもバリンの寝顔かっこいいな。
これでバリンが寝て、戦闘不能で剣闘終了では面白くないと思ったので、すぐバリンが目を覚ましてくれたのは良かったです。”睡魔”は質のいい眠りにしてくれるのか。短い間でもそんな眠りを提供してくれるんだったら、”睡魔”かけてほしいな。(と昼休憩中に寝る社会人は思うのではなかろうか)
・魔法の型
バリンとの闘いでガウェインは破壊型の魔力ばかりではなく、変性型と精神型の呪文も習得しておくべきだったと後悔するんですが、たしかにガウェインは破壊型の魔力が多いイメージですよね。バリン戦序盤も破壊型の魔力でしたし、なんなら2年後に登場した新技は全部破壊型の魔力ですね。それ以外の技だと”絶対強制解除”、”瞬間移動”、付呪”小さな翼”で変性型や精神型の魔力ではないですからね。とはいえ、”絶対強制解除”と”瞬間移動”って何型の魔力なんだろ。付呪”小さな翼”は付呪型ってことは分かるけど。
バリン戦を踏まえて、ガウェインが変性型や精神型の呪文を習得する可能性は十分ありますね。
・「何か」
「あの小娘から感じた『何か』余の気のせいか・・・」
ミルクレープさんよ・・・・・・、本当に気のせいなの?気のせいじゃないと思うよ。もっと追及したほうがいいんじゃないの?追及して、ガウェインvs.バリンが途中で終わるのは嫌だけど、気のせいで終わらせるのは「何か」、う~んといい感じ。ゴウセルが気のせいと思うように記憶を操作したのかもしれないけど。結局ガウェインから感じた「何か」が分からず仕舞いだったけど、アンヌヴン編で明らかになるのかな。

・抵抗
あらゆる攻撃や”睡魔”がバリンには効かず、ガウェインはパニックに陥る。
バリン優勢の試合展開から、ガウェインがパニック状態に陥ったことでバリン優勢状態になりました。この状態でバリンが勝ったら、正直面白くないかなと思いながら読んでいました。予選時からマッチアップの匂わせがあって、ガウェインがバリンをさらに高みへと導けるんじゃないかと思っているのに、いざ戦えば『無敵』の魔力に立ちふさがれて、パニック状態になって負けました。世界を救う四騎士の一人がこんなことになったらダメでしょ、と思ってしまうんですよね。というかバリンの『無敵』がチートすぎるっていうのがあるんですけど。(結果的にそういった試合展開にならなかったのは本当に良かった&熱くなる試合展開になって良かった)
その後にバリン戦序盤でも使っていた”天雷撃”を呪文を唱えて使用するんですが、最初に使った時と呪文が違うんですよね。
189話:ジオグラーヴォ・バリラカバリラ ジオ・バリコルナ・サンダラント・ヴィルサルマ
191話(今話):ジオ・ベリコルナ・サンダラント
呪文が省略されているのに加えて、微妙に違うし。同じ”天雷撃”でも微妙に違うのか。はたまたガウェインがパニック状態になっているから呪文が間違ったのか(それはそれでなんで技発動するの?と言いたくなるけど)189話と今話で違う点を挙げるとすると、189話は呪文を唱えてから任意のタイミングで発動できるような感じがして、今話はすぐに発動することかな。任意のタイミングで発動できる分、呪文が長くなるとか。まぁそれなら納得かな。
単行本で修正されるのか確認案件ですかね。
・じいやとの会話
1回戦時、ガウェインがじいやと連絡を取っていた時に話していたこととは・・・・・・?
ガウェインの抵抗にバリンが物ともしない時に、ガウェインの回想が始まりました。それは20巻第172話 "ナシエンスvs.ロセス” の序盤、魔法具を使ってガウェインがじいやばあやと連絡を取っていた時です。
「我の魔法を物ともしないような奴がいて~~~」
この後のじいやのセリフが分かっておらず、その発言を聞いてガウェインが
「だよね~~~!!我なら絶対に勝てるよね!! えへへ・・・ちょっと弱気になっただけ!」
と言っていたので、じいやが何て言ったのだろうかと思っていたんですが、それが明かされましたね。
「大丈夫ですよ・・・ガウェインちゃんなら・・・・・・!心配せずともあなたならきっと勝てます」
「うん・・・・・・・・・そう?そう思う?・・・信じていいの?」
「当然です!!何故ならーーーガウェインちゃんは最強なのですっ!!!」
じいやがここまでガウェインのことを評価する理由が気になりますね。単にガウェインを励ますために甘やかすというか良いように言っているというか。もしくは本当にガウェインが強い理由を知って言っているのか。エスカノールの『太陽』のような魔力『曙光』を持ち、実はマーリンなんじゃないか説があるばあやを師とした魔術師ですから、強いことには強いでしょうが、気になりますよね。今言ったようにばあやはマーリン説があるけど、じいやって何者なんだろうか。いずれ明かされるだろうな。
・・・・・・久々にばあやみたけど、やっぱり怖いな。じいやはもはや可愛い。
・防御
じいやとのやり取りを思い出し、ガウェインはバリンに決死の抵抗をする。
「そうだ・・・我こそが最強・・・!!! "天を衝く紅炎"」
魔界編で契約の獣で放った時以来の"天を衝く紅炎"ですね。14巻第122話 "できそこない"で使用したので、70話ぶりです。できそこないの意地と矜持を見せつける"天を衝く紅炎"はやっぱりカッコいいな。
"天を衝く紅炎"を使用した時にガウェインが何か気づいたようでしたが、最初自分はバリンが初めてダメージを負ったのではないかと思いました。ですがガウェイン、そしてガレスたちが気づいたのはバリンが初めて防御をしたということ。言われてみれば!!となりましたね。
『無敵』の魔力を持つバリンは魔力攻撃や物理攻撃を無効化するはずなので、今まで防御する必要がなかったのですが、防御をするということは防御をしなかったら攻撃によるダメージが入ってしまうから。これでバリンの魔力『無敵』が完全なる無敵ではないことが分かりましたね。良かった。何の制限もなく、ずっと無敵であれば100%中の100%チート魔力ですからね。とはいえ制限があっても無敵はチートですけど。

ガレスが反応した後に、ハウザーとペリオのやり取りがあるんですが、少し違和感がありました。
「気づいた・・・?」
「え・・・ええ」
「バリンが初めて防御したわ・・・!!」
ペリオの反応は違和感がないんですか、ハウザーのセリフの方がどっちかというと違和感ありでした。ハウザーがペリオに言うのであれば、「気づいた・・・?」よりも「気づいたか・・・?」な気がしますし、後の「バリンが初めて防御したわ・・・!!」はお嬢っぽい(広く言えば女性)言い方なんですよね。そもそもこのセリフをハウザーが言っていない可能性があるんですが。もしお嬢が言っていれば、その前のハウザーとペリオのシーンはお嬢とナシエンスのやり取りだった説もあり得るなと思いました。細かいですけど、ちょっと引っかかったので触れました。もしかしたら単行本でセリフかコマ修正あるかもしれないし、誰が喋っているかはアニメで明確に分かると思いますが。
自分以外にも違和感あった人いますかね?
・第3ラウンド
バリンは再び剣を手にし、またガウェインも神刀リッタを手にする。
「嬢ちゃんとの戦いはなかなか楽しかったが そろそろ決着をつけるとするか」
防御したことを知られて、『無敵』の正体がバレた恐れがあると思って、バリンは決着を付けようとしているんじゃないですかね。バレてなお戦うことでさらに高みへ行くことができるんじゃないかな。高みへ導いて欲しいっていいながら、『無敵』の正体がバレるの恐れるのなんかカッコ悪く感じちゃう。まぁ結果、後で『無敵』正体がバレてダメージを負っているので、さらに高みへと行くことができると思うんですが。ガウェインに正体を見破られるのが嫌というわけではなく、ミルクレープにバレる(もしくは剣闘祭という大人数がいる場でバレる)のが嫌とか?この辺は次話で明らかになりそうな気がしますね。
話は逸れますが、バリンの剣って契約の獣、というかシュバルツの剣に似てるなと今回のブログを書くにあたって魔界編を読み返している時に気づきましたね。
バリンが剣を手にしたことで、ガウェインも場外落下した神刀リッタを呼び戻して、剣での戦い、それ即ち剣闘祭がまた始まりましたよ。ここからが第3ラウンドでしょうか。
ハウザーを倒した"断骨剣"をバリンは使用していますね。ハウザーに使ったときはかなりの威力でしたから、結構不安に感じましたがガウェインならなんとかなるのではないかと思いました。というのも、第2ラウンドが始まる前に、バリンが振り下ろした剣を片手で持ったリッタで余裕の防御をしていましたからね。

もしかしたらその時のバリンの攻撃よりも”断骨剣”の方が威力があるかもしれないですが、それでもリッタで防御しきれるのではないかと思いました。しかもリッタは未知の金属でできていると設定集で明かされていましたらから、その謎が明かされるのではないかというのも期待していました。
そんなバリンの”断骨剣”をガウェインがまさかの左腕で防御!!リッタで防御ではなく、左腕で。自身の左腕を犠牲にしていますが、剣が抜けずバリンも焦っている様子。これは流石に驚きました。どんな筋肉を持っていたら、バリンの”断骨剣”を腕で防御できるんよ。まさか体全体ではなく、腕だけいくらか魔力使ってる?というかそんな応用できるんかな?
・”残照剣”
バリンの”断骨剣”を防御したガウェインは最後の抵抗を行う。
防御している間に放ったガウェインの新技”残照剣”。リッタに(太陽?の)炎を纏い、バリンに斬りつける。ガウェインの最後の抵抗は失敗・・・・・・かに思えましたが、バリンの肉体に火傷を負わすことに成功しました。ここはかなり盛り上がりましたね。
「『無限』の正体見破ったり!!! さあ・・・ここから反撃開始だ!!」
とガウェインが後に言っていますから、何か見当をつけたうえで”残照剣”を放ったんでしょう。ガウェインが見破った『無敵』の正体気になりますね。他のバリンが攻撃を喰らっていない(防御していない)シーンと比べて考える必要がありますね。パっと挙げられる違いとしては、『曙光』(太陽絡み)の魔力だったり、拳や武器に魔力をまとわせた状態での物理魔力攻撃でしょうか。今のはガウェイン視点で考えましたが、バリン自身の違いとしてはガウェインの攻撃時のバリンの反応でしょうかね。これくらいしかパっと思いつかないですね。深堀りブログでもう少し考えたいと思います。
ラストのページを見る感じ、バリンへの斬撃はないが火傷はある感じですかね?もしかしたらそもそも斬りつけていないかもしれないですが。
・次話タイトル
次話、第192話のタイトルは”反則少女”です。これはもう間違いなくガウェインのことでしょう。「反則」といえば、マーリンが思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。何せマーリンの魔力が判明した24巻第191話 ”満たされぬ女” で他のキャラ達が思わず「反則だ」と思っていましたからね。ん?第191話?ほぼ同じじゃん!!まぁたまたまでしょうけどw
バリンの魔力『無敵』を見破ったガウェインの反撃が始まるでしょうね。魔力や物理攻撃だけでなく、多種多様な魔術でバリンに反撃をして、周りから「反則だ」と思われるくらいやるのかもですね。逆に『無敵』の正体を見破られたバリンはどう戦っていくのかも気になってきます。バリンの魔力の正体が次話で分かりそうですし、もしかしたらバリンの過去も分かってくるかもしれないですね。ガウェイン戦を踏まえて、バリンがさらなる高みに向かうことできそうですし、どっちが勝っても次の試合がまた面白くなりそうです。バリンが勝っても、魔力のからくりが知られた状態での戦いになりますからね。
そんな次話が今にも待ち遠しいですが、次話は巻頭カラーです。嬉しい!! 21巻第177話 "漢の戦い" 以来の巻頭カラーで、17回目ですね(Cカラーを入れると27回目)またしてもバリン戦での巻頭カラー。これもたまたまでしょうけど。抽選で50名に特製トートバッグが当たるということなので、紙面でも買って応募することをおススメします。また当たると嬉しいな。
・深堀りブログ
先ほども軽く触れましたが、バリンの魔力『無敵』の正体について深堀りできればいいなと思っています。来週には分かりそうですからね。5/18(日)くらいを目安に出せるように頑張りたいです。本当は別のブログを出そうかと思っていましたが、また今度出すとしましょう。
追記:深掘りブログを書きましたので是非。
・今話の総評
ガウェインができそこないとしての意地と矜持を見せつけ、バリンの魔力『無敵』の正体を見破って、”残照剣”を放ったのカッコよかった!! 決着がどうなるか分からなくなってきて、次話がさらにさらに盛り上がりそう!! アンヌヴン編に入ってから、一番面白くてアツいバトルでもっとこんなバトルが見たいと思ってしまった。
今回の『黙示録の四騎士』第191話 ”決死の抵抗” の感想はここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想・考察など教えてください。
最新話の質問やコメント、その他もろもろ待っています。最新話でなくてももちろんOKです。
次週の『黙示録の四騎士』第192話 ”反則少女” の感想・考察でお会いしましょう。さよなら。
次話辺りのミルクレープの反応が気になってくるなぁ。
190話までの各話のとあるシーンを模写しています。190話は仲間のために戦うガウェイン。

第190話 ”正面衝突” の感想・考察はこちらから。
『七つの大罪』未回収の謎 7選
今回は『七つの大罪』未回収の謎について書いていこうと思います。
2012年に連載が開始し、2020年に完結を果たした鈴木央先生によって描かれた作品『七つの大罪』。鈴木央的アーサー王伝説である『黙示録の四騎士』の前日譚として『七つの大罪』は生まれ、世界的大ヒット作品となりました。
『七つの大罪』では多くの謎があり、それらの謎が作中で回収、または続編となる『黙示録の四騎士』で謎が回収されたものも多くあります。しかし、『七つの大罪』『黙示録の四騎士』で未だに回収されていない謎がいくつかありますので、7つ紹介しようと思います。細かい部分まで考えると結構多くなってしまうので、今回は自分が特に気になっている謎を紹介できればなぁと思います。『黙示録の四騎士』で回収される可能性が高いものを抜粋したつもりなので、今後の物語の楽しみの一つにしてもらえればなぁと思います。
・メリオダスの真の魔力
ではまず一つ目、メリオダスの真の魔力について。「メリオダスの魔力といえば?」と聞かれるとほとんどの方が『全反撃(フルカウンター)』と答えると思います。1話から登場し、相手の攻撃を倍以上にしてはね返すという厨二心がくすぐられる魔力ですよね。

しかし、メリオダスの真の魔力は『全反撃』ではないです。その片鱗が描かれたのは、29巻第237話 "おしゃぶりの鬼" です。メリオダスを奪還しようとするチャンドラーに向かって、マーリンが"魔力封じ"を使用した際に、チャンドラーが"全反撃"を使用しました。その際にチャンドラーが言ったセリフが以下です。
「"全反撃"は儂が坊ちゃんに教えた技じゃ!!」
『全反撃』はメリオダスが生み出したものではなく、チャンドラーから教えられた技であることが判明し、ではメリオダス本来の魔力は何なのか?という疑問が浮かび上がってきます。
その疑問の一部が明かされたのが35巻第285話 "その先に在るもの" にて。ワイルドの協力のおかげで、煉獄から現世への扉を潜り抜けることができたメリオダスとバン。メリオダスを現世へ行かせまいとして、魔神王はメリオダスを捕まえましたが、その時にメリオダスの真の力が描かれました。魔神王の肉体を破壊する力です。さらにその後自身とエリザベスにかけられた呪い「永遠の生」と「永劫の輪廻」を破壊し(参照:『七つの大罪37巻第306話 "永き旅の終着" より)、戒禁と共に魔神王を消滅させました(参照:『七つの大罪』40巻第332話 "代償" より)
これらのシーンから、メリオダスの真の魔力は何かを破壊、または消滅させるものであることが予想されます。この真の魔力が『黙示録の四騎士』で明かされる可能性があるのではないかと思っています。実際、『七つの大罪 ウラ話大放談〈全公開〉』にて、メリオダスの真の魔力については「次回作にご期待」という風にお答えになられているので、『黙示録の四騎士』での登場に期待しましょう。
と言いつつ、あれ?と思ったことがあったので追記です。先程書いた、戒禁と共に魔神王を消滅させる際に、メリオダスはその力を全て使っていたんですよね。ということは、もう真の魔力が描かれることはないのではないか?という状態になっています。もし描かれるとするならば、「実は力を全て使用していなかった」、もしくは「3000年以上前における過去回想での使用」があり得ますね。
・マーリンの罪
〈七つの大罪〉は、七人それぞれが大きな罪を背負っています。
- メリオダス:「〈憤怒>に我を忘れ『ダナフォール王国』を消滅させた」
- バン:「己の〈強欲〉がために、王国と友好関係にあった妖精王の森を破壊し、『生命の泉』を我が物とし、聖女を殺した」
- ディアンヌ:「力への〈嫉妬〉ゆえに王国の友兵マトローナを毒殺、さらに口封じのため、無辜なる王国聖騎士330名を惨殺した」
- キング:「一人の妖精による人間の虐殺という凶行を見過ごした、妖精王としての〈怠惰〉」
- ゴウセル:「〈色欲〉から王女を誘惑・姦淫した挙句、残虐な手口で殺害した」
- エスカノール:「己の力への〈傲慢〉ゆえに王国周辺の町および集落においても幾度も民草に恐怖を与え、現場に駆けつけた聖騎士に過激な暴行を加えた」
バン・ディアンヌ・キング・ゴウセル・エスカノールはそれぞれ4巻,16巻,10巻,26巻,39巻で外伝で罪の詳細が描かれ、メリオダスは作中で何度か罪について触れられていました。対して、マーリンについての罪の詳細は描かれていないです。
マーリンの罪、〈暴食〉とはどういったものでしょうか。〈暴食〉ということは、むやみやたらとたくさん食べること。マーリンが食べ物をいっぱい食べるというイメージはないですから、「知識を貪る」、これがマーリンの罪に関わってそうだと思いました。そのために何か大きな罪を背負うことになった。魔神王と最高神を騙して、賢者の都ベリアルインを滅ぼすきっかけを作ったことが罪だとすれば、外伝ですでに出してもいいのでは?となります。また、『七つの大罪 ウラ話大放談〈全公開〉』のラストの方で、「マーリンの外伝については現在執筆中です」と答えられていたので、『黙示録の四騎士』でマーリンについて深掘られた時に明かされるかもしれないですよ。
いつ罪を背負ったのかも気になるところですね。メリオダスは16年前、ディアンヌは12年前、バンは20年前、キングは200年前、ゴウセルは数十年(40〜50年)前、エスカノールは12年前。個人的にはキングが罪を背負った時よりも前なのかなぁと。禁固刑だとしても、それほど前だとすればもう釈放されてるでしょうね。
マーリンの罪、気になるなぁ。
・デリエリとオスローの転生者
『七つの大罪』34巻にて、マエルの攻撃によって死亡した〈十戒〉デリエリと黒妖犬のオスロー。マエルが戒禁から解放されたのち、36巻第294話 "希望と葛藤と絶望" でマエルが2人(1人と1匹?)に"転生の誘い"という前世の記憶を携えたまま魂を新たな生命へと転生させる術を施しました。つまり、デリエリとオスローの転生者が物語で登場する可能性があるということです。
『黙示録の四騎士』でデリエリの転生者だと思われるというか、ほぼ確定だろう、というかいつまで匂わせるんだろうか、早く確定にしてくれないかなぁと思うティティスがいます。16巻のおまけ漫画”星を探して①”でニヤニヤしながら見てしまいましたよ。いや、決してゴルギウスのおっぱいを吸うティティスを見たからニヤニヤしたわけじゃないですよ?

デリエリの転生者がティティスであることが99.99999999%として、ではオスローの転生者は誰でしょうか。まだオスローの転生者らしき人物は描かれていません。もしかしたら描いているかもしれないですが、読者が気づいていないだけかもしれないです。
オスローと言えば、ロウの生まれ変わりでしたよね。ロウが死ぬ際、「次に生まれ変わったら・・・必ずお前(ゲラード)を守る・・・お前の大切なものを俺が代わりに守る どんな姿になろうとな」と心の中で言っていました。そしてオスローに転生し、妖精王補佐であるゲラードにとって大切なものである妖精王キングをオスローは支えて、キングを守るために命を落としました。今度はゲラードを守るために転生するかもしれないし、キングとディアンヌの子供たちを守るかもしれないですね。そもそももオスローの転生者が出てくるかどうかすら怪しいですし。一応『七つの大罪 ウラ話大放談〈全公開〉』で、次回作で登場予定ではあるが、明言はしないというような答えをしていますし。
オスローの転生者が出できたら、わっしょいわっしょい状態になることはもう確定ですね。ティティスは早く「遊撃星」を見つけなさい。
・メリオダスとエリザベスの出会い
『七つの大罪』とは、メリオダスとエリザベスの愛の物語である。そういう風に、鈴木央先生はかつて言っていました。かつて〈十戒〉の統率者として、女神族を筆頭に他種族と交戦していたメリオダスですが、ある時エリザベスと出会ったことで、世界が一変し、魔神族を裏切り、〈光の聖痕〉と手を組み、3000年前の聖戦が繰り広げられました。後に魔神王と最高神から2人は「永遠の生」と「永劫の輪廻」の呪いをかけられ、2人の呪いを解くためにメリオダスは3000年旅を続けてきました。そして〈七つの大罪〉と出会い、呪いを解くことに成功しました。
これで、めでたしめでたし。・・・・・・いや、待てよと。2人の呪いが解かれ、トリスタンも生まれて、幸せな日々を過ごすことになったのはOKですよ。祝福しますよ。
肝心の出会いは???
どういうきっかけでメリオダスとエリザベスは出会ったの?
エリザベスと出会ったことで、なんでメリオダスの世界は一変したのよ???

そこが気になるのよ。
こちらも『七つの大罪 ウラ話大放談〈全公開〉』にて、次作である『黙示録の四騎士』で描くかもしれないと答えられていたので、非常に楽しみなところではあります。トリスタン関連で、メリオダスとエリザベスの出会いが語られるのかもしれないな。どういう流れで2人の出会いが描かれるか分からないですが、期待が高まりますね。
・〈四大天使〉の復活
女神族を束ねる者である最高神から恩寵を授けられた4人の女神族〈四大天使〉。〈閃光〉のリュドシエル、〈大海〉のタルミエル、〈竜巻〉のサリエル、そして〈太陽〉のマエル。『七つの大罪』でリュドシエルは魔神王戦で、タルミエルとサリエルはマエル戦でそれぞれ力を使い果たし、消滅しました。現状、〈太陽〉のマエルのみが〈四大天使〉の中で残っている状態です。
しかし、質問コーナー「答えてばっちょ」にてこんな問答がありました。
Q:分解した四大天使は死んでしまったのですか?それとも天界で眠りについているんですか?
A:実は死んでいません。恩寵ある限り時間はかかりますがいずれ復活します。
ということで、実はリュドシエル,タルミエル,サリエルは復活する可能性がある‼︎ということです。わざわざこういう風に明言するということは、『黙示録の四騎士』でも〈四大天使〉が登場する伏線になっているんじゃないですか?「時間はかかる」と言っているので、もしかしたらかなりの年数になってしまうかもしれないですが、出てくる可能性は0ではないのかなと思っています。
〈四大天使〉全員による共闘とか見てみたい気持ちがあります。サリエルの〈竜巻〉とタルミエルの〈大海〉によって生み出された空間で生まれた技"エンリルの天罰"の4人ver.とか見てみたいですよ。絶対エグい。
〈四大天使〉最強の男マエルの恩寵といえば、先程書いたように〈太陽〉です。その〈太陽〉を受け取った人物が〈七つの大罪〉〈傲慢の罪〉エスカノール。エスカノールが〈太陽〉の恩寵を持ったまま死亡したことで、恩寵の行方は不明になっています。エスカノールの魔力の匂いを持つ〈黙示録の四騎士〉〈飢餓〉の騎士ガウェイン。そんなガウェインが〈太陽〉の恩寵を手にするのではないか!?という説が以前から出ていました。〈太陽〉以外にも〈閃光〉〈竜巻〉〈大海〉も同じように〈四大天使〉ではなく、他の誰かに恩寵が継承される可能性もあるのではないかと思いました。それが〈黙示録の四騎士〉でなくても。恩寵があるだけでかなりのパワーアップ(それ相応の負荷はあると思いますが)になりますから、誰が手にするかによって話が大きく変わってきそうな気がしますが。
何はともあれ、〈四大天使〉の復活、そして恩寵について『黙示録の四騎士』でも描かれるのではないかという期待をしておきましょう。
・聖剣エクスカリバー
ブリタニアを導く王として選ばれたアーサー・ペンドラゴンが所持する剣、聖剣エクスカリバー。『七つの大罪』で聖剣エクスカリバーについていくつか分かったことがあります。
- キャメロットに突如、岩石に突き刺さった状態で現れた
- アーサーが引き抜き、キャメロットの王となる
- 聖剣エクスカリバーはかつて、湖の姫(混沌の巫女)がカルフェン王に与えたもの
- カルフェン王は死に際、自身の血と魂で聖剣エクスカリバーを清めた
- 次期エクスカリバー保持者である戦王タラテノスも同様に死に際、自身の血と魂で清めた
- 次第にエクスカリバーは所持者を自ら選ぶようになっていった

簡単にまとめるとこんなところでしょうか。
エクスカリバーについて、これで全てが分かったわけではないです。色々気になるところがありますよ。そもそも聖剣エクスカリバーを与えた湖の姫(混沌の巫女)って何者?最初は普通の剣だったのか?カルフェン王や戦王タラテノス以外の歴代聖剣エクスカリバー保持者は?などなど。
また『黙示録の四騎士』が始まってから、まだ聖剣エクスカリバーが描かれていないんですよね。アーサーが所持していた武器は混沌の神具であるカルンウェナン。なぜエクスカリバーを使っていないのか?だったり、混沌によって変わってしまったアーサーの魔力を察知して剣の形が変化してしまったのか?だったり。そういったところも気になります。そもそもキャメロットにどうして突如現れたのか?といったそもそものことも気になりますね。
アーサーといえば、「聖剣エクスカリバー」と思われるほど重要な剣ですから、今後『黙示録の四騎士』で必ずと言っていいほど何かしらの言及があると思われますので、楽しみにしておきましょう。
・湖の姫(混沌の巫女)
ラストは湖の姫(混沌の巫女)です。先程の聖剣エクスカリバーにも関わる重要人物です。初めて登場したのは『七つの大罪』40巻第337話 ”マーリン” です。(「ある泉の姫」という名前で『七つの大罪』31巻第255話 ”希望の子” で登場はしている)混沌によって生み出され、ソールズベリーの魔法の湖におり、カルフェン王に聖剣エクスカリバーを渡した人物で、今までのマーリンの行動の意味を知っていたり。情報は出ていますが、姿も分からず謎多き人物です。先程書いた聖剣エクスカリバーの情報が出たタイミング何かしらの情報が出る可能性がありますよね。
そしてランスロット関係でも気になることがあります。昨年出した「神隠し事件について」にも書いているので、是非こちらも見てもらえると嬉しいです。
- ランスロットの魔力は神隠し事件(キャメロットに連れていかれた)に巻き込まれた時に得られたもの
- ななしの奥義”刹那十字星”を吸収したランスロットの魔力
- 魔神王を倒すほどの威力を持つ〈七つの大罪〉合技を吸収したソールズベリーの魔法の湖
- 勇者を誘い閉じ込める魔の湖の姫(バルギスの冒険話)
- 聖剣エクスカリバーを渡した湖の姫(混沌の巫女)
ランスロット×湖の姫×神隠し事件・・・・・・。
はたしてこれが無関係なのか、それとも関係大ありなのか・・・・・・。答えはばっちょのみが知る。物語の根幹にも関わってくるであろう人物ですからね。今後登場することは間違いないんじゃないかな。ランスロットの過去編で登場する可能性もありますね。期待が高まります。

さて個人的な『七つの大罪』未回収の謎を7つ紹介しましたが、いかがだったしょうか。改めて振り返りましょう。
- メリオダスの真の魔力
- マーリンの罪
- デリエリとオスローの転生者
- メリオダスとエリザベスの出会い
- 〈四大天使〉の復活
- 聖剣エクスカリバー
- 湖の姫(混沌の巫女)
物語の根幹にも関わってくる可能性もある聖剣エクスカリバーや湖の姫(混沌の巫女)にはより注目したいと思います。一番先に回収される謎は何になるか気になりますね(デリエリの転生者は除く) 是非皆さんの思う『七つの大罪』未回収の謎も教えてください。またブログで取り上げてほしい内容があれば、是非コメントやメッセージで教えてください。
もうすぐ『黙示録の四騎士』が200話を突破しますね。200話を迎えた後に、細かい点も含めた200話までの謎まとめ(箇条書き)を出そうと思っているので、楽しみにしてもらえればなと思います。
今回の『七つの大罪』未回収の謎 7選はここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想・考察など教えてください。
さよなら。
『黙示録の四騎士』第190話 "正面衝突"
今回は『黙示録の四騎士』第190話 ”正面衝突” の感想を書いていこうと思います。
先月4/16に『黙示録の四騎士』21巻が発売されました。感想ブログや単行本修正箇所まとめを書きましたので、是非。
また『黙示録の四騎士』について最近思うことをブログにしたので、興味がある人はどうぞ。
目次
前話の気づき
それでは前話(189話)の感想・考察を書いた後に新たに気づいたことや思ったことのまとめを。(別にいいやと思う方は読み飛ばして頂いても大丈夫です。まぁ後々気づくことの方がめちゃ多いですがw。他の人の感想とかも参考にしています。)
・♡
お嬢がガウェインにエールを送ったら、お嬢へ投げキッスしたガウェイン好きw
・第三試合
「2回戦Bブロック第三試合」ってキャパドニック(ゴウセル)が言っていたけど、「2回戦第三試合」か「2回戦Bブロック第一試合」が適切なんじゃないかな。「2回戦Bブロック第三試合」だと、2回戦Bブロックで少なくとも三試合あるようにならない?
・嬢ちゃん→
バリンがガウェインのこをしっかりと強者と認めて、嬢ちゃん呼びからガウェイン呼びになるの見たいな。
・片腕
攻撃した時のバリンのパワーがどれほどかは分からないけど、かなりのパワーある攻撃(両手)を片腕で支えるリッタで余裕そうだし、パワーで見たらガウェインの方が優勢なのかもしれない。

前話の要約
ナシエンスが無事回復したが、パーシバルは依然ディオドラに怒りを向ける。2回戦Bブロック第2試合ガウェインvs.バリンが始まり、バリンにガウェインの魔術が効く気配がなかった。神刀リッタを手にして、第2ラウンドが始まる!!
初見の感想
以下からは初見の感想です(1pごとに読みながら書きながらという感じです。録音した初見読みのスペースもあるのでお時間あれば)
— にっしー_ (@nissi_sins) May 6, 2025
扉絵(1p):身長同じくらいになるのか
カッコいい
2p:自身の身に疑問を持ってるのか
ゴウセルも気になってるな
3p:エスカノールと関係があるのは?どっちだ?
4p:ファンブックで明らかになっていたけど、ここで魔力名明かすのか
5p:照れてるガウェイン可愛w
6p:片手のガウェインにに対して両手のバリンか
7p:これが今回のタイトルの"正面衝突"か!?
威力ヤバいな
8p:こういうバトル早くアニメで見たいな
9p:バリン優勢かと思ったら、即座に武器を封じたガウェインすご
10p:互いの身体を駆使したバトルか
バリンやっぱり強そうだな
11p:髪を燃やされたことに対してw
嬢ちゃん呼びから変わらないのかな
12p:任意のタイミングで体を大きくできるのか!?これはヤバそうだぞ
13p:80%解放!?いつもどれくらいやったんだ!!
14p:凄まじい威力だけど、バリンどうなる?
15p:一方的にバリンをぶちのめしてるな
バリンやはり『無敵』なのか!?
16p:自身が苦戦した相手をボコボコにするガウェインに若干引いてないw
17p:そろそろバリンの『無敵』のからくりを知りたいな
18p:ガウェインがもしかしたら更なる高みへと導いてくれるんじゃないかと思ってるのか
19p:運命そのものか・・・、バリンの過去気になるって
20p:仲間のため・・・・・・、ガウェインいいな
気になったシーン
ここからは気になったシーンをピックアップしていきます。
・扉絵
前話ラストの展開の続きが扉絵になりました。神刀リッタを手にしたガウェインが魔力で体を大きくして、第2ラウンド開始!!というところですね。魔力を使ったら、ガウェインの方がほんの少し大きいんですね。・・・まぁ、ばっちょはそこまで身長にこだわって描いているわけではないでしょうけど。
📜#黙示録の四騎士 最新話公開📜
— 黙示録の四騎士【公式】 (@4kishi_official) May 6, 2025
週刊少年マガジン23号で、
最新 第190話 が公開中です!
本気を出したガウェイン❗
されどその顔には汗も…⁉
強者同士の闘いの行方は‼🔥
最新話はマガポケでも!✅
▶https://t.co/h4ytyvzBYg
English Version✨
▶https://t.co/GzSHzXiL2b pic.twitter.com/LQWCvhaYQn
・記憶
ガウェインvs.バリンの第2ラウンドが開始しようとする中、ベルトレープの古傷が突如疼きだす。
前話のラストで突如ミルクレープの右腕が疼き出し、そこから始まりました。ミルクレープ自身は何が起こっているのか全く分からず、そこは深堀られませんでしたが、ミルクレープの精神へ侵入しているゴウセル視点が代わりに描かれましたね。
「エ・・・ス・・・ノール 余はお前・・・が・・・・・・許せ・・・・・・・・・・・・ん・・・・・・・・・」
エスカノールの名前がほぼ出かけているので、かなり記憶が解放されかけていますよ。通常時であれば、名前にモザイクがかかっているほどですからね(参照:『黙示録の四騎士』21巻第185話 "重大事案" より) 封印されているミルクレープの記憶が混沌が全力で抑えていますけど、その抑えを吹っ飛ばすほどの刺激が今後来る可能性が全然ありそうだな。それには、エスカノールという男についての記憶をミルクレープへ与える展開が出てきそうな気もするが。
何故ミルクレープの古傷が疼き出したのか、我々読者も気になっていましたが、同様にゴウセルも疑問に感じて考察していますね。ガウェインの武器である神刀リッタに対してか、はたまたガウェイン自身の潜在能力に対してか。
ガウェインの持つ武器神刀リッタはエスカノールの神器である神斧リッタの破片から造られています。そして、その神斧リッタの特性は「充填&放射」ということで、エスカノールの魔力『太陽』を溜め込み、任意のタイミングで放出することができます。リッタに溜め込まれたエスカノールの魔力に対して、ミルクレープが反応しているのか。はたまたエスカノールと同じ魔力のニオイがして、魔力によって姿を大きくすることができるガウェイン自身に反応しているのか。
個人的には1回戦のタレット戦で、体を変化させたガウェインに対してミルクレープが何のリアクションもしていなかったので、神刀リッタの方に対して反応しているのかなと思っているんですが、どっちなんでしょうか。
・『曙光』
自身の体を大きくすることができるガウェインの魔力が明らかになる!?
1年半前(14巻発売時)に販売された公式ファンブックにて明らかになったガウェインの魔力『曙光』ですが、本編でもついに明らかになりました。
「昨日 初めて目にしたその姿に久々に血がたぎったぜ・・・ ・・・それが嬢ちゃんの魔力ーーーなのか?」
「『曙光』 太陽の強大な熱量を蓄積し己の力へ変換する我が魔力 フン!! 驚いて声も出まい!?」
魔力名から「太陽」と関係があるのだろうと思っていましたが、やはり関係がありましたね。エスカノールの魔力『太陽』と全く同じというわけではないですが、原理としては同じですね。エスカノールは太陽があることで力が徐々に増していくのに対して、ガウェインは魔力を任意のタイミングで使用することで、力が増していくっぽいですね。ただガウェインも太陽があることで、魔力をチャージできるんですかね?なんか太陽光発電みたいな魔力だなw 最後のガウェインのセリフがどこか聞き覚えがあるなと思ったら、エスカノールも似たようなことを殲滅状態のメリオダスに言っていました(参照:『七つの大罪』28巻第231話 "〈傲慢〉vs.〈憤怒〉” より)
「どうした?我の変化に驚いて声も出ぬか・・・?」
エスカノールとの匂わせをここまで出してくるとなると、やはり女神族〈四大天使〉最強の男である〈太陽〉のマエルの存在が気になってきますよね。マエルが恩寵〈太陽〉をガウェインに受け渡すのか・・・・・・。そろそろ女神族との関わりも見たくなってきたな。

ガウェインの魔力が『曙光』であることを知ったバリンなんですがw あれ?バリンってこんな面白いやつだったっけw
「曙光 夜明けの陽光ーーー前途を照らす兆しか 美しいな・・・ ・・・まるであんたは太陽の女神だ」
ガウェインもそんなことを言われると思っていなかったみたいで、照れてますねw ガウェインが褒めなれてないだろうから、褒められると照れてしまうの可愛いなw
・正面衝突
第2ラウンドが開始し、二人の剣が正面衝突する!!
第2ラウンドのバトル熱いな!!これでこそ剣闘祭という感じがするし、盛り上がるバトルですよ。こういうシンプルな力と力のぶつかり合いもバトルの醍醐味ですし、男は熱くなっちゃいますよ。そして、これが今回のサブタイトルにもなっている”正面衝突”でしょう。剣がぶつかったことによる衝撃が激しすぎですよ。ガウェインの顔にはまだ汗が少しありますよ、バリンの実力を肌で体感しているという感じですかね。
剣のぶつかり合いによって、ガウェインの神刀リッタは場外へ落ちて、その後ガウェインの蹴りでバリンの剣も地面に突き刺さりましたね。これで互いに武器がない状態になり、身体を駆使したバトルへと移っていきました。バリンの顔へ蹴りを入れたガウェインでしたけど、やはり『無敵』のバリンにはダメージがなく、反撃のパンチでダメージを負っていますね。『無敵』がなければ、ガウェインの攻撃が有効になっていたものも多いだろうに。魔力による差が出てきてしまっているなと思っていたところに、キオンも同じようなことを思っていますね。
「負けるのも時間の問題だろねえ・・・ 実力差がありすぎる」
この発言に対してのドニーの返しが面白すぎましたね。
「なぁ・・・まさかと思うけどよ 二年前 髪を燃やされたことまーだ根に持ってんじゃ・・・」
キオンが何も言い返せていないので、完全なる図星ですねw ガウェインの姿に対して「お子様」したことで、ガウェインがキレてキオンの後ろ髪を燃やしたんですよねw(参照:『黙示録の四騎士』10巻第84話 ”パーシバル結成!!" より)ドニーの返しに大納得しているお嬢w
・暴君型
バリンとの実力を理解したガウェインは太陽の熱量をさらに己の力へと変換させる!!
「決勝・・・・・・もしくはパーシバルを叩きのめしてやるためのとっておきだったが見せてやる・・・ 暴君型・・・ 80%解放!!!! 果たしてお前はどこまで耐えられるかな・・・!?」
任意のタイミングで太陽の熱量を己の力へと変換させれるだけでなく、その熱量をどれだけ返還させれるかも決めれるみたいですね。てっきり今までが100%だと思っていましたが、まさかまだあまり解放していなかったとは。この姿が80%なら、今までは何%解放していたんだろ。50%も解放していなかったのかな?そんなところも気になってしまうな。バリンのこと筋ダルマッチョって呼んでいたけど、今のガウェインの方が筋ダルマッチョじゃないw バリンの身長の2倍近くありますし、かなりパワーアップしているんじゃないかと思いました。
そしてその予想は当たっており、パンチも蹴りもかなり、かなりのパワーでバリンを圧倒していましたね。ドニーやガレス若干引いていないw 前回大会の決勝で負けてしまったガレスもここまで圧倒的な試合を見せられてしまったらねw バリンを戦闘不能にできなくても、『無敵』への攻略法が見えてくるのでは!?と期待していました。80%でこの威力なら、100%だったらどんなものだろうか気になるな。ランスロットの本気が描かれた15巻第125話 ”〈戦争〉の騎士” みたいにガウェインの100%が描かれた時に”〈飢餓〉の騎士” のサブタイトルが付くんですかね、早く見たいな。
ガウェイン優勢かと思いきや、バリンの反撃が始まって、さらに未だ無傷であることも判明しました。どれだけバリン強いんだよ・・・・・・、というかどれだけチートな魔力なんだよ『無敵』って。

・更なる高み
ガウェインの攻撃に未だ無傷のバリンは更なる高みへ目指すため、ガウェインに更なる力を出してもらいようで・・・・・・。
「まだまだこんなものじゃないはずだ・・・・・・ 頼むから俺を更なる高みへ導いてくれ・・・」
「悠長なことを言ってられるのも今のうちだぞ・・・!!」
「・・・是非そう願いたいな ・・・いつかは俺の運命そのものを変えてくれるような奴と戦ってみたいもんだ」
バリンが何度か「更なる高みへ」だったり、「俺の運命を変えてくれる奴と戦いたい」と言っていますが、そういう想いをするようになったきっかけ、バリンの過去が気になりますよ。ガウェインとの剣闘中に明らかにならないかな。流石にアンヌヴン編で明らかにはなるでしょうから、楽しみにしておきましょう。
バリンが更なる力をガウェインに要求していますが、ガウェインは逆にパワーを抑えましたね。
「物理攻撃も魔力攻撃も無効化 ・・・こいつは正真正銘の化け物!! 80%で傷一つつかぬのであれば100%に上げてもおそらく・・・・・・ とにかく落ち着いて考えろ まずはこれ以上無駄な消費を抑えねばな・・・」
冷静な判断はまだできているようですね、流石ガウェイン。ただ攻撃が無効化されるということは勝つ方法がないということですからね。どうやって『無敵』のバリンを攻略するのか。”魔力封じ”しか今のところ自分は思いつかないんですが、ガウェインは策が生まれるのか気になるところです。
・戦う理由
バリンはガウェインに戦う理由を尋ねる。
バリンは自身を更なる高みへと、運命そのものを変えてくれるような奴を探すため戦っているのに対してガウェインは何のために戦うのかバリンは尋ねていますね。
「なあ 嬢ちゃん あんたは一体なんのために戦う・・・?」
「決まっておろう・・・ 仲間のためだ!!!!」
結構このガウェインのセリフに感動しましたね。リオネスに来た時はじゃじゃ馬で自分勝手なところが多く、四騎士一行を仲間ではなく赤の他人だと思っていたんですよ。魔界編で自分一人で突っ走った結果陥ったピンチに、パーシバルたちが危険を顧みずに助けに来たことで初めて仲間だと思えたんでしょう(参照:『黙示録の四騎士』14巻第116話 ”宿命の少年” より)
「赤の他人同然の我のためなどに何故 苦難を選ぶ・・・ バカ者共が!!!」
「誰だってはじめは知らない者だよ!! だけど一緒に色んな苦難を乗り越えて仲間になれるんだ!!! ガウェイン 君はとっくに僕らの仲間さ!!!」

そんな仲間のために戦うガウェインにかなり感動しました。物語を連載当時から毎週毎週追っている身としてはかなり感動しましたね。さらにこのセリフと似たことをエスカノールも言っていたんですよ!!(参照:『七つの大罪』35巻第209話 ”〈傲慢〉vs.「敬神」” より)
「わからんな・・・これは魔神族と女神族との永きに及ぶ因縁の争い 人間である貴様が己の命を懸け戦う理由とはなんだ?」
「全ては友のため」
これもあって、かなりエモく感じました。
・次話タイトル
次話、第191話のタイトルは”決死の抵抗” ということで、引き続きガウェインvs.バリンが描かれることになるでしょう。仲間のために戦うガウェインがその想いを抱えて、バリンに挑むことになるんですが、未だバリンの『無敵』への攻略法はない。バリンからの攻撃は喰らってしまうガウェインですから、攻撃から抵抗するしか術はないんですよね。
次話辺りで、バリンの『無敵』攻略、そしてバリンへの深堀り(特に過去)が明らかになってほしいという気持ち。ガウェインvs.バリンも次話で終わりそうですかね。今話は序盤しかミルクレープの反応がありませんでしたが、今頃どんな反応をしているのか。戦いが終わった辺りにでも反応を見たいですね。
・今話の総評
ガウェインの魔力『曙光』が本編でも明らかになって、ガウェインvs.バリンが更に盛り上がって面白かったですね。アニメで動きや音ありで早く見たい話だったので、アニメ再開願っています。仲間のために戦うガウェインがカッコいいですし、バリンに一泡吹かせてほしい!! 次話も今話同等、いやそれ以上に盛り上がってほしい!!
今回の『黙示録の四騎士』第190話 ”正面衝突” の感想はここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想・考察など教えてください。
最新話の質問やコメント、その他もろもろ待っています。最新話でなくてももちろんOKです。
次週の『黙示録の四騎士』第191話 ”決死の抵抗” の感想・考察でお会いしましょう。さよなら。
ガウェインの”天上天下唯我独尊”見たいな
189話までの各話のとあるシーンを模写しています。189話は神刀リッタを手にしたガウェイン

第189話 ”ガウェインvs.バリン” の感想・考察はこちらから。
『黙示録の四騎士』21巻単行本修正箇所まとめ
今回は『黙示録の四騎士』21巻の単行本修正まとめを書いていこうと思います。

『黙示録の四騎士」は週刊少年マガジンで掲載されており、そこで掲載された何話かが単行本に掲載されます。単行本の掲載される際に、週刊少年マガジンでは描き切れなかったことによる加筆修正や、セリフの変更、または構図の変更などがあります。
今回は単行本で修正された箇所をまとめようと思います。週刊少年マガジンで掲載されたときと単行本に掲載されたときのを見比べるの結構好きなんですよね?やってる人います?今回はそれで発見した箇所をまとめます。あくまでも自分が気付いた場所のみなので、他にもあるかもしれないので、そこはご了承ください。
21巻の感想はこちらから。
各話ごとにまとめていきます。
ページ数は単行本のページを参照してください。
第177話 "漢の戦い”

p10
・4コマ目
背景修正
p13
・5コマ目
効果音追加
p15
・1コマ目
バリンの表情修正
p18
・5コマ目
キャパドニックのセリフ修正 「第二試合」→「第2試合」
p20
・1コマ目
キャパドニックのセリフ変更 「第三試合」→「第3試合」
p21
・6コマ目
加筆
・8コマ目
タントリスのセリフに空白追加
p22
・2コマ目
トーン追加
p23
・2コマ目
タントリスのセリフ変更 「言いがかり」→「言い掛かり」
・6コマ目
タントリスのセリフに空白追加
p24
・1コマ目
背景追加
第188話 "タントリスvs.キオン”

p26
・1コマ目
キャパドニックのセリフに空白追加
キャパドニックのセリフ変更 「第三試合」→「第3試合」
p28
・2コマ目
タントリスのセリフ変更 「言うことかい?」→「いうことかい?」
・3コマ目
トーン追加
p34
・1コマ目
効果音の縁修正
p37
・1コマ目
背景加筆
・2コマ目
ガウェインのセリフに空白追加
p38
タントリスのポーズ修正
背景加筆
第179話 "トリスタンとキオン”

p46
・3コマ目
タントリスのセリフに空白追加
p49
・2コマ目
キオンのセリフの位置変更
p50
・4コマ目
トリスタンのセリフ変更 「出かけているんだ」→「出掛けているんだ」
p51
・2コマ目
キオンのセリフ変更 「どう責任をとるんですか!?」→「どう責任を取るんですか!?」
p54
・2コマ目
トリスタンのセリフに空白追加
p56
・4コマ目
ナレーションのセリフ変更 「三日後」→「3日後」
p58
・3コマ目
背景修正
トリスタンのセリフの位置変更
p64
・1コマ目
キャパドニックのセリフ変更 「第三試合」→「第3試合」
第180話 ”ペリオvs.イゾルデ”

p67
・2コマ目
ドニーのセリフに空白追加
p68
・4コマ目
エドリンのセリフ変更 「ドニーたちの話だと」→「ドニーたちによると」
p70
・1コマ目
キャパドニックのセリフ変更 「第四試合」→「第4試合」
p71
・5コマ目
ペリオのセリフに空白追加
p76
・4コマ目
キャパドニックのセリフ変更 「第四試合」→「第4試合」
p78
・1コマ目
キャパドニックのセリフ変更 「第一試合」→「第1試合」
・2コマ目
キャパドニックのセリフ変更 「第二試合」→「第2試合」
p79
・1コマ目
キャパドニックのセリフ変更 「第一試合→「第1試合」
・2コマ目
キャパドニックのセリフ変更 第二試合」→「第2試合」
p80
・3コマ目
剣闘祭観戦客加筆
p82
・2コマ目
集中線追加
エドリンのセリフ変更 「俺に罪をきせるな!!!」→「俺に罪を着せるな!!!」
・4コマ目
アンのセリフの位置変更
・5コマ目
ミニパーシバル追加
p83
・1コマ目
トーン追加
・2コマ目
トーン追加
・3コマ目
タントリスの衣装,イゾルデの衣装,背景加筆
第181話 ”絶望の夜”

p87
・4コマ目
タントリスのセリフのフォント増大
p92
・2コマ目
ナシエンスのセリフ変更 「ひどい目にあったのに・・・」→「ひどい目に遭ったのに・・・」
・4コマ目
アンのセリフに空白追加
p96
・5コマ目
タレットのセリフに空白追加
p97
・1コマ目
タレットのセリフに空白追加
・6コマ目
タレットのセリフ変更 「与えつづけてきたんだぞ~~~~!!?」→「与え続けてきたんだぞ~~~~~!!?」
p100
・3コマ目
ディオドラのセリフに空白追加
p101
・1コマ目
ディオドラのセリフ変更 「叔父さんが死んだ今」→「叔父さんが死んで」
第182話 ”残酷なる死”

p111
・2コマ目
タレットのセリフに空白追加
p122
・5コマ目
パーシバルのセリフ変更 「存在しつづけている」→「存在し続けている」
p124
ナレーションのセリフ変更 「二日目」→「2日目」
第183話 ”届かぬ想い”

p130
・1コマ目
アングル変更
・2コマ目
アングル変更
・3コマ目
アングル変更
イゾルデのセリフに空白追加
・4コマ目
アングル変更
p131
・3コマ目
バリンのセリフに空白追加
ガウェインのセリフに空白追加
p133
・9コマ目
トーン追加
p136
・1コマ目
観客のセリフに空白追加
p137
・1コマ目
ベルトレープのセリフに空白追加
p143
・2コマ目
キャパドニックのセリフ変更 「第一試合」→「第1試合」
p144
・1コマ目
集中戦追加
第184話 ”パーシバルvs.福袋”

p155
・2コマ目
福袋(ダブズ)のセリフに空白追加
・4コマ目
福袋(ダブズ)のセリフに空白追加
p157
・1コマ目
福袋(ダブズ)のセリフ変更 「性能検査をつづけよう」→「性能検査を続けよう」
p163
・4コマ目
効果音追加
背景加筆
p164
・1コマ目
パーシバルの表情加筆
集中戦追加
第185話 ”重大事案”

p170
・3コマ目
ダブズのセリフ変更 「次は何を作ろうか」→「次は何を造ろうか」
p171
・3コマ目
キャパドニックのセリフの位置変更
p174
・5コマ目
ゴウセルのセリフの位置変更
ゴウセルのセリフ変更 「大目玉をくらう」→「大目玉を喰らう」
p175
集中戦追加
p176
・2コマ目
ダブズのセリフの位置変更
p178
・1コマ目
トーン追加
ゴウセルのセリフに空白追加
・3コマ目
トーン追加
p181
・2コマ目
ゴウセルのセリフ変更 「生きのびたらしい」→「生き延びたらしい」
p183
・5コマ目
効果音追加
・6コマ目
トーン追加
p184
・4コマ目
キャパドニックのセリフ変更 「第二試合」→「第2試合」
以上が21巻の単行本修正箇所です。
物語に大きく影響しそうな修正箇所はありませんでしたが、第183話の二人のイゾルデのやり取りは1p丸まる修正されていたのは驚きましたよね。1コマ修正はよくありますが、1p丸まるは中々ないんじゃないかな。
今回の『黙示録の四騎士』21巻の単行本修正まとめはここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想など教えてください。
さよなら。
最近の『黙示録の四騎士』について思うこと
今回は最近の『黙示録の四騎士』について思うことを書いていこうと思います。
21巻が発売され、まもなく200話を迎えます。そんな『黙示録の四騎士』について最近少し自分の中で思ったことがあるので、それについて書こうと思いました。プラス的な意見ではなく、マイナス的な意見なので、見たくないという方は無理に見なくて大丈夫です。
自分の中で留めておいてもいいと思いましたが、モヤモヤがある状態で読むと楽しみたくても十分に楽しめないと思ったので、ブログを通して消化しようと思いました。これもある種の感想なので、別にいいですよね?否定される理由がそもそもないんですが・・・・・・。
見たくない方はもういないですかね?
では最近の『黙示録の四騎士』について思うことを書いていきます。
昨年末に投稿した「『黙示録の四騎士』衝撃的な展開,謎・伏線回収2024ver.」というブログの最後の方でも触れているのですが、2022年(45話~89話)と2023年(90話~133話)の内容が個人的に面白くてテンションが上がっていたのですが、2024年(134話~)からの内容が盛り上がりに欠けると言いますか、2022年2023年に比べると自分の中で楽しめきれていないと言いますか。面白いことには変わりないんですが・・・・・・、という感じです。
最近の『黙示録の四騎士』はアンヌヴン編に入って、ベルトレープを討つべくアンヌヴン剣闘祭に参加している話が続いています。

AブロックBブロックに分かれて、計16名によるトーナメント方式。そして優勝者がベルトレープからの褒美を貰うタイミングで、ベルトレープの首を狙うというものです。あくまでもベルトレープの首を狙うのは予言の騎士やその仲間でディオドラやバリンは狙うことはないでしょうが。
トーナメント方式であり、優勝してからようやくボス戦に入るという前提のもとバトルが進んでいるので、全15試合やる必要があるんですよね。現状2回戦Aブロックが終わり、Bブロック第一試合の11試合目”ガウェインvs.バリン”が行わている最中です。
剣闘祭本選が始まったのが、第167話 "パーシバルvs.ガレス”で20話がすでに経過しています。予選が始まったのが第162話 "渇望する者たち” から考えるともうすぐ30話に到達します。正直な感想を言うと、「長い」ですねw アンヌヴン編に入ったのが、第160話 "料理人ダブっち” からなので、30話が経つんですがリオネス編に続く長編になっています。リオネス編に次いで長かった魔界編が第102話 "狂王” から第128話 "キミが消えた日” の27話をアンヌヴン編は超えている現状です。リオネス編は長かったですが、その間に〈黙示録の四騎士〉が集結したり、混沌の使徒とのバトル、そしてアーサーとのバトル、バトルが終わって・・・・・・、という話がしっかりと進んでいた印象を個人的には感じました。
対して、アンヌヴン編は?というと坦々とトーナメントのバトルが描かれ、1回戦と2回戦の間に閑話が入ったりという感じで少し面白みに欠けました。『七つの大罪』で同じくバトル大会として描かれたバイゼル喧嘩祭りとバイゼル大喧嘩祭りがあります。バイゼル喧嘩祭りは出場者が計8名の全7試合だったので、全ての試合を描いても1巻分くらいで終わっていました。バイゼル大喧嘩祭りでは計32名の出場者でかなり多かったですが、エスカノールが試合途中で〈十戒〉に攻撃をし出したことにより、祭りが途中で終わる展開になったので、これも同じく1巻分で試合が終わっていました。
アンヌヴン編は先ほど書いたように20話を超えています。2巻分を超えていますね。バトルをしていなかった話を除いても2巻分くらいはあります。う~ん、長い。これで優勝者を決めるまでの計5試合をやるとなると3巻分は超えてきそうですよね。長いかな。もちろん、今行われているガウェインvs.バリンとか後に描かれるであろうパーシバルvs.ディオドラとか見たい気持ちは凄くあります(なんならガウェインvs.バリンは予選の時からずっと見たかった) でもそうすると、長く描くことになってしまう。であれば、「1回戦目で戦わせるまたは2回戦前半でバトルをさせて、途中からベルトレープ戦に急遽入ります」という展開になれば、見たかった試合が見れ、さらに緊迫のベルトレープ(ボス)戦に入るという面白い展開になると思うんですよね。あくまでも個人的に思う面白い展開なので、人それぞれ解釈は違うと思いますが。

アンヌヴン編のバトルに関して、もう一つ。盛り上がりに欠けています。一つひとつのバトルは面白いんですが、どーも個人的には盛り上がりに欠けています。どの試合が面白かったか?と聞かれても「絶対にこれ」という答えが出せないですね。強いて言うなら、ドニーvs.福袋(ダブズ)ですね。あの試合はドニーの面白さとダブズによる新武器のお披露目でワクワクさがありましたから。ナシエンスvs.ロセスも面白かったんですが、今思えばロセスの魔力が強いし、ナシエンスがかなり強くなっている、というか強くなりすぎている(妖精界での毒、霊槍の欠片、「対極の手袋」・・・・・・、強くなる要素を最近貰いすぎている印象)
バトル以外の話、こっちの方が逆にアンヌヴン編は面白いと個人的には感じています。
- トリスタン隊の2年間(ジェイドとの再会)
- トリスタンとキオンの過去
- ディオドラの絶望
- ベルトレープの正体

こんなところですかね。本編ではなく、20巻のおまけ漫画で明かされましたが、ナシエンスの性別が女の子であることもですかね。これに関しては「本編で明かしてくれよ」と時々思いますが(実際、単行本を読んでいなくて、まだナシエンスの性別が女の子であることを知らない読者もいますから)トリスタン隊の2年間やディオドラの絶望、ベルトレープの正体などは予想外の展開!!という感じで驚きを感じたんですよね。だからこそ面白いと感じましたし、自分の中では盛り上がっていました。周りの反応的にも盛り上がっている様子を感じています。面白すぎる展開が来てるがゆえに、バトルが少し見劣りしているといった方が適切ですかね。
バトル以外の話で盛り上がっているから、バトルでも盛り上がらせてくれ!!というのが個人的な意見です。アンヌヴン編に入る前の妖精界編でのバトルに関しても個人的に盛り上がりに欠けていましたので。ウォーラルダンを倒したかと思えば、倒してきれていなくて。今度こそ倒したかと思えば、「いにしえの秘薬」で復活されて。キングが倒したと思ったら、混沌の力で後に回復していましたし。だからこそ、ウォーラルダンの執念深さというか恐ろしさを感じれたんですが、モヤっと少ししました。
魔界編でのバトルが個人的に好きで、あのバトルはかなり盛り上がりました。ガウェインとトリスタンの共闘で、ガウェインの言葉をきっかけでトリスタンが成長。圧倒的強者同士のランスロットとななしによるハイレベルな戦い。1週間の修行で鍛えた剣技だけでモートラックを上回ったパーシバル。どの試合も魅力的でうぉーという感じでした。に対してのアンヌヴン編でのバトル。盛り上がりに現状欠けている。現状は。バトルがメインの章であるのに盛り上がりに欠けてしまうのはどうなのかなぁ。ここから盛り上がりに盛り上がってくれれば嬉しいんですが、だとしたらもう少し早く盛り上がりを見せてほしいというか。我儘ですかね。好きな作品がより盛り上がってほしいし、面白くなってほしいから、我儘を言ってもいいですよね。
もう一つアンヌヴン編で思ったことがありました。新しく登場した魔力強すぎる問題。アンヌヴン編にて新しく判明した魔力は以下の5つ。
- ガレス:『降霊』
- ロセス:『門番』
- タレット:『調伏』
- バリン:『無敵』
- ディオドラ:『絶望』
ガレスの魔力『降霊』は死亡した兄ダレスを降霊させることができ、ダレスは物理攻撃魔力攻撃が効かず、ダレスの剣である「魂の解放」は触れた相手の魂を離れさせることができる。
ロセスの魔力『門番』は煉獄への裂け目を生み出し、煉獄の瘴気を放つことができ、自身は灼熱・極寒・猛毒への耐性を持っている。
タレットの魔力『調伏』は煉獄の裂け目より生物を呼び寄せ使役する。
バリンの魔力『無敵』は物理攻撃及び魔力攻撃を無効化する。
ディオドラの魔力『絶望』は相手からの攻撃を返し、殺した相手の魔力を奪う。

タレットの魔力はロセスの魔力ありきなので、一旦無視しますが、その他4名の魔力強すぎませんか?それぞれがボス級の魔力を持っていますよ。バリンとディオドラの魔力なんて魔神王同等かそれ以上と言ってもいいくらいの強さですよ。こいつらが本当にボスじゃないのがおかしいと思ってしまうくらいです。
ガレスとロセスの魔力に関しては、パーシバルとナシエンスがそれぞれ攻略法を見出して、勝利したのでまだいいんですが、バリンとディオドラに関しては現状攻略法は判明していないです。
これだけ出場者たちの魔力が強いと、今回のボスであるベルトレープの魔力が見劣りしないのかが心配になってきます。しっかりとボスに見合う魔力かつ、バリンたち以上に強いと思わせてくれる魔力でないと盛り上がりに欠けてしまうような気がします。魔力じゃなく、単純な剣技や剣の性能で勝負するのもありですが。
ベルトレープ以外にも今後登場してくるであろう敵キャラ(主に章ごとのボスキャラ)の魔力にも心配してきます。黒幕であるアーサーの魔力『混沌』がチートすぎるので、感覚がバグってしまうんですが、もう少し強めの魔力を出すタイミングをずらしても良かったんじゃないかなぁと思いました。1体とか2体ならまだしも、ほとんどがかなり強力な魔力ですからね。「この魔力があったからこそ」というのがあれば、話は別になりますけど。例えば、ガレスの『降霊』であれば仮死状態のナシエンスと唯一やり取りをすることができたとか。
今回思ったことをまとめると以下の通りです。
- アンヌヴン編が長い(順調剣闘が進みすぎている)
- 話のメインであるバトルよりもそれ以外の内容の方が面白く、バトルが見劣りしている
- 新しく出た魔力のほとんどがかなり強い
ですかね。まだ続くと思われるアンヌヴン編ですが、これからの展開がどうなるのかある意味気になります。
今回の最近の『黙示録の四騎士』について思うことはここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想など教えてください。
さよなら。
自分が大人になってしまって、純粋な少年心を忘れてしまったのかなぁ・・・・・・。
『黙示録の四騎士』21巻感想
4月16日は
『黙示録の四騎士』21巻発売日です。
おめでとうございます。

今回は4月16日に発売された『黙示録の四騎士』21巻の感想・考察を書いていこうと思います。
単行本以降の内容は触れていないので、安心してください。(おそらく大丈夫なはず。感想・考察も話まで読んだ時に思ったことです)
所々で、『七つの大罪』と関連した内容も書くので、大罪はまだ見ていないよという方はネタバレ注意です。
前巻の簡単なおさらい
アンヌヴン剣闘祭本選が始まり、パーシバル、福袋(ダブズ)、ディオドラ、ナシエンス、ガウェインがそれぞれ勝利を果たした。前回剣闘祭優勝者であるバリンと戦うのは、リオネス聖騎士長ハウザー。ハウザーの攻撃が全くバリンには通じず・・・・・・。
祭りが始まって、興奮が収まらなかった20巻でした。さて21巻での情報量は如何に。
あっ、まだ読んでいない方はネタバレになるので注意です。番外編とか本誌に描かれなかったところも書く予定なので。
・本編(177話〜185話)
大抵のことは各話の感想・考察で書いているので、以下のリンクから是非見てみてください。細かなところや書ききれなかった重要点がいくつかあるので。
各話、初見の感想も書いているので、興味あるなぁ、時間あるから見てみるか的な人は是非。また初見のリアクションを録音したリンクも載せているので、聴いてみるか的な方は是非。(自分で言うのもあれですが、物語の内容を知った上で初見読みした時のリアクションを聞き返すと結構面白いですw)
1話ごとに見てみるのもいいかもしれないです。そちらの方がより楽しめるかもしれないですよ。
各話の感想・考察
ついでに11巻からの感想も置いときます。よければ。
以下からはこのような流れになっています
それではいきましょう
表紙
21巻表紙が解禁された時に感想書きましたので、是非。
背表紙
バリンじゃん
かっこいい
裏表紙
神樹w お前そんな色なのかw
カバー下
バリンといえばこのセリフだよね
裏表紙のカバー下、ジェイド・・・・・・
央先生のそでコメ
5分で目が覚めるのか、良い・・・・・・
肩こりはやだな
総扉
ドニーとボールスか
ボールスの魔力気になるよね
全体を通してアツかったところ
・『無敵』
今までノーダメージだったバリンでも流石に少しくらいは傷を負っているでしょと思いました。ハウザーの表情やセリフからもそういう風に感じました。ですが、バリンにはノーダメージ。それはバリンの魔力のためである。
バリンの魔力は物理攻撃・魔力攻撃、そのすべてを無効化する『無敵(インビンシブル)』

チートか!!
マーリンの『無限』の時もチートと思ったんですが(キャラたちもそう思っていた)、それを超えるようなチート魔力と言わざるを得ない魔力がやってきました。『無敵』の魔力は中二心をくすぐるような魔力なんですが、「それ出しちゃって大丈夫なの?」という思いがありました。作品内のボスキャラ、ましてや編のボスキャラでもないバリンにそんなチートと思わされるような魔力を持たせていいのかなど思いましたね。魔神王の魔力『支配者』は魔力による攻撃や弱体化を反転させることで治癒や強化にするというチート魔力ではありながら、一応弱点がありました。物理攻撃が効くというのも弱点ですね。また最高神の魔力『最高神』は物理攻撃が効かないというチート魔力ではありますが、魔力攻撃は効くという2キャラとも一応ぶっ壊れになりすぎないラインの魔力でした。ですが、今回のバリンの魔力『無敵』はそう言えるのか・・・・・・。
・剣闘前
キオンがイゾルデとの会話を経て闘志むき出しの状態になっていたことが明かされました。
イゾルデがキオンに投げかけた言葉は、「トリスタン様を殺せ」。トリスタン隊の一員としてあるまじき言葉ですが、イゾルデにはイゾルデなりの考えがありました。それはキオンの信条である「常に最悪のことを考えて行動すべきだ」を踏まえて。トリスタンがこのまま元に戻らなかったら?キャメロット側に殺されたら? 自身の信条のことを言われてしまうと、キオンも何も言えないですよね。今までは他の予言の騎士やその他の物事に対してこの信条を考えてきたと思うのですが、トリスタンに対してやったことがないんじゃないですかね。自分が信じる人だったからこそ。アンヌヴンにやって来てから、無意識のうちにトリスタンに対して自分の信条を貫けていなかったんじゃないかと思いました。ここからのイゾルデの言葉がかなり沁みましたね。
「私たちの仕えるトリスタン様は〈七つの大罪〉の息子で 世界の未来を救う〈黙示録の四騎士〉の一人なのよ!!! 殺すくらいの覚悟で挑まなくちゃ・・・あの方は取り戻せない!! そして それが・・・トリスタン隊としての使命なんじゃないの!!?」
泣いた。泣いてしまった。涙が出てしまった。なんでしょう。同じトリスタン隊のメンバーだからこそ言えたセリフな気がして、いつもより強い想いが乗っているセリフのように感じました。イゾルデもキオンもトリスタンを想う気持ちは一緒、だけどその二人の気持ちや行動が同じで無ければトリスタン隊が崩壊してしまう。それを防ぐためにも、大好きなトリスタンを取り戻すためにも腹を括って、殺すくらいの覚悟を持って挑まないといけない、「トリスタン様を攻撃できない」なんて気持ちじゃダメだ、そうイゾルデは思ってキオンに伝えたんだと思いました。また涙が出てきてしまった。
イゾルデがこれほどの想いをぶつけたんですから、キオンも動かないわけにはいかないでしょう。自分の信条を貫くためにも、トリスタンを取り戻すためにも。時は戻り、タントリスを貫いた後のキオンの本音が出ましたね。
「ああもう・・・なんで僕がこんな損な役回りを~~~!! 恨むからなジェイド!!!」
涙を流しながら、傷つけたくなかった気持ちを叫んでいますね。変わってしまったトリスタンに対して恨むのではなく、もうこの世界にはいないジェイドに恨んでいるのがキオンらしくて好きでしたね。いつも面倒ごとはジェイドに任せていたんだなという面も見えました。やっぱりジェイドとキオンというコンビはいいですね。ジェイドが亡くなってしまった時も、キャメロットで復活した時も、そして今回でよりジェイドとキオンというコンビが好きになりましたね。覇権だな。
・トリスタンとキオン
トリスタンがキオンに歩み寄ったのは、もちろんキオンを助けるため。しかし、それによってキオンが傷つく可能性もある。
「キオン もし君に一生消えない傷を残してしまったら僕は一生君の友達でいよう」
良すぎるだろ、カッコ良すぎるだろ。この笑顔よ。この時のキオンにとって、自分が傷ついてしまうことによりもビビアンに監禁されることの方が何倍も何十倍も辛いですからね。父や母ですら、動かなかった状況下で唯一動いてくれたトリスタンが相当嬉しかったんでしょう。そりゃトリスタンラブになるわ。キオンがトリスタンのことを慕う理由もトリスタンのために動く理由にも納得がいきました。
そしてトリスタンは魔神の力を解放。16歳時点では一瞬の魔神化であれば、制御できていましたが、この時はまだ12歳。魔神の力を使うとほぼ制御不可レベルなんじゃないかと思います。羽も荒々しく描かれていますし。そんな不安定状態のトリスタンの攻撃にビビアンが耐えれるはずもないですよね。よく半死で済みましたよ。
・傷と信条
キオンの左目の傷が付いた経緯がこれで描かれましたね。誘拐されそうになったキオンを助けるべく、トリスタンが動いたことでキオンの左目に傷ができたと。ずっと気になっていたキオンの左目の傷。トリスタンが直接付けた傷ではないけど、トリスタンが付けてしまったようなもの。でもこの左目の傷がある限り、キオンはトリスタンの行動を忘れないんだろうな。エリザベスの癒しの力で治せそうな気もするけど、あえて治さなかったり。それか魔神の力だったら、傷は残ってしまうようなものなのかな。メリオダスがバンの首元に付けた傷のように。
「1番最悪なのは君を傷つけることじゃなく・・・君を見捨てることでしょ?」

トリスタンがキオンが傷つく可能性があったにも関わらず動いた理由、それはキオンを見捨てたくなかったから。6年にも及ぶビビアンの誘拐から帰って来れたにも関わらず、リオネスに戻ってからのキオンは孤立状態。これだけでも相当キオンにとって辛いはずなのに、ここでまたビビアンに誘拐されてしまえば、さらに孤立。見捨てられたも同然になりますよね。唯一見捨てなかったのが、トリスタン。〈七つの大罪〉に憧れているトリスタンがやりそうな行動ですよね。〈七つの大罪〉七つの掟その四、「仲間の危機は団員一丸全力で助ける」これを思い出しましたね。
トリスタンが救ってくれたという事実だけでもキオンはトリスタンのことを慕ったと思いますが、このトリスタンの考えでさらにトリスタンのことが好きになったんだろうな。そして生まれたキオンの信条「常に最悪のことを考えた行動すべき」。まさか信条が生まれた経緯まで明かされると思っていなかったので、めちゃくちゃビックリしました。トリスタンが「かっこいい」と褒めてくれたから、キオンの中でこの言葉が定着したんだろうな。
・絶望の夜
突然ロセスがディオドラの首に手を持っていき、首を絞める。
「すいません・・・ すいません・・・ 俺なら油断するだろうからってタレットが・・・・・・ あなたの代わりに俺たち いい子になりますから!!」
マジか・・・・・・。謝りながら、涙を流しながら。兄のような人だと慕ってくれた相手を自分の手で終わらせる。胸糞悪いよ、マジで。しかも「いい子になりますから!!」だって!? 胸糞悪い。イロンシッドがディオドラの存在を忘れている今、ディオドラがいなくなれば自分たちがイロンシッドの息子も同然のような扱いを受けれると思っているんでしょうね。でもさ、でもさ・・・・・・。
「大好きだった叔父さんは殺された 優しかった父さんは僕を忘れた 唯一の友達は ・・・友達じゃなかった」
辛すぎる。マジで。今回のタイトル"絶望の夜” ですね。前話を読んだときは、タントリスもしくはイゾルデ(仮名)にとっての”絶望の夜”だと思っていたんですが、まさかのディオドラにとっての”絶望の夜”だとは・・・・・・。19巻第166話 "優しい夜" はパーシバルにとって、対して今話第181話 "絶望の夜” はディオドラにとって。この対比か。上手いな。
叔父さんが殺され、父は自分のことを忘れ、唯一の友達だと思っていた人物に殺されようとしている。ディオドラにとって絶望以外の何物でもないですよ。だからこそ、だからこそですよ。逆にここでディオドラの魔力が開花するのではないかと思ったんですよね。パーシバルが持つ魔力は『希望』、対してディオドラの魔力は『絶望』となるのではないかと思いました。絶望によるディオドラの闇落ち展開が来るのかもしれない。そう思いながら、ラストページを開きました。そしたら・・・・・・
ロセスによってディオドラの首の骨が折られる
・・・・・・言葉が出ないですよ。ディオドラがあまりにも報われなさすぎる。生まれたころから、魔神王による毒に冒され、叔父さんが殺され、父に忘れられ、友達だも思っていた人物に殺されたんですよ。報われなさすぎる。ここからディオドラが報われるような保険ってあります?さすがにその保険に入りたいんですが。そんなことを思っていたら、次話タイトルですよ。辛い。
ここでディオドラが死亡するなんて誰が予想していました?パーシバルと剣闘するんじゃないかと思っていたでしょ?友(ロセス)の裏切りだけじゃないですよ。ばっちょによる裏切りもありましたよ。
・復活と死
ディオドラが立ち上がった瞬間、恐怖でしかなかったですよ。でも、ばあやの初登場には敵わないな。優しくて可愛い表情の多いディオドラが目元は描かれませんでしたが、無表情で描かれたことでこれにも恐怖を覚えました。しかも先ほどロセスが首を絞めた痕がないんですよ。怖い。怖い。これだけなら良かったんですが、ここからさらに恐怖がやってきました。それが、
ロセスの死
死亡の原因は首の骨を折られたから。ディオドラが先ほど死亡した時と同じ原因ですね。さらにロセスの首に絞められた痕もあります。首の骨を折られたことで、ディオドラの時と同じように白目になりかけ、さらに舌が出ている。前話のラスト、そして今話の冒頭のディオドラを思い出させられますよね。
・ディオドラの魔力
「これは天罰を与える力なんだ 僕を傷つけようとする人間から僕を守る力・・・!!」

ついにディオドラが魔力を得ましたね。チートな魔力を。恐らくディオドラの魔力は「自身に攻撃した対象へ、その攻撃を与え返し、自身は無傷になる」というものでしょう。「天罰を与える力」とディオドラが言っていますし、仮に『天罰』という魔力名にしておきましょう。最近出てきたチートな魔力といえば、バリンの『無敵(インビンシブル)』ですよね。魔力攻撃を物理攻撃を効かないです。バリンは全く攻撃を受けないのに対して、ディオドラは一度攻撃を受けるが相手にその攻撃を与え、自分は無傷と。あれ?ディオドラの方がチートじゃね?
ここのディオドラの発言が気になりましたね。「僕を傷つけようとする人間から」という部分。攻撃してくる対象が人間限定なのか、はたまたその他の種族も対象なのか。もし人間限定なのであれば、キャメロットにいる限りディオドラは無敵といっても過言ではないですね。なにせ、キャメロットには人間しか入れ・・・・・・。ネフィリムのトリスタン、半妖半人のランスロット、巨人族のダブズ・・・・・・。無敵なんでしょうかね???あと物理攻撃だけなのか魔力攻撃もなのか気になりますね。
「僕の魔力だよ・・・・!! きっと神様が授けてくれたんだ 何も持たない可哀想な僕に 信じてた人から裏切られた可哀想な僕に 絶望に打ちのめされた可哀想な僕に」
魔力とは己の強い意志・思想・体験から発現ものであり、ディオドラの場合は何度も体験した”絶望”によって発現したんですね。可哀想な自分だからこそ、それ相応の力を手にするのは尤もだと。そういうのをディオドラから感じました。
・力
「それとね もう一つ面白いものが・・・・・・ あれ? さっきはロセスから出たのにな どうしてお前からは出てこないんだろ? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そっか!! まだ生きているからだ」
ここのディオドラもかなり怖かったですね。いい表情をしているのにも関わらず、言っていることが怖い。「まだ生きているからだ」とか。”絶望”によってどんどん本来のディオドラからかけ離れていってますね。”絶望”はここまで人を変えてしまうんですね・・・・・・。
ロセスから得たものは結局何だったんだ?と気になっていたところに、ディオドラの新たなチート能力が明らかになりました。両手で既視感のある構え、そして発現する黒い球体。これが何を指しているのかと言うと、タレットも言っているようにロセスの魔力『門番』の構えと煉獄の門ですね。ディオドラが構えをし始めた瞬間ビックリしましたよ。まさかロセスの魔力『門番』を使えるのか!?と。となると、ロセスが死亡した時にディオドラが得たのはロセスの魔力ということになりますよね。「殺した相手の魔力も使うことができる」というのもディオドラの魔力の一部であることが判明しました。皆さん、言うことは分かってますよね。そうです、せーの
チート!!!!!
さっき予測した力だけでもかなりチートと思える魔力でしたが、これでスーパーチートになりました。ロセスから得た魔力『門番』を使うことで、煉獄からの灼熱・極寒・猛毒によりタレットが消滅しました。タレットだけでなく、既に死亡したロセスも消滅していますね。ロセスの時と同じく、タレットが死亡したことでディオドラは、煉獄の生物を呼び寄せて使役するタレットの魔力『調伏』を手に入れました。
「あ やっぱり死んだら出てきた! 気持ちいい・・・ 僕の中に・・・入ってくるこの充実感」
ここで気になったことがありました。ディオドラが手にした力を持っていたのは混沌の騎士タレットとロセス。12巻第102話 "狂王” にてアーサーが魔力を授けることができることが判明しており、その例がティーニニックの『生物召喚』でした。自分はタレットの『調伏』とロセスの『門番』もアーサーが授けた魔力なのではないかと思っているんですよね。煉獄という存在なんて、通常であれば知るはずがないですから、自身の意思・思想・体験から発現したというよりは、アーサーから授けられたと思う方が自然かなと思いました。
それにより考えられたのは、ディオドラが獲得できる魔力はアーサーが授けた魔力だけなのかなと思いました。チート魔力といえど、この仮説が正しければまだセーフですね。いや、十分アウト過ぎるんですが。ディオドラが手にするのは混沌の騎士の魔力だけということになりますからね。適当に人を襲って、その人が持っている魔力を手にすることができれば、誰これ構わず襲う可能性が高いですから。そうなったら、ディオドラの方が”死の騎士”にピッタリじゃねーか。
・ベルトレープとイゾルデ(仮)
「私のことをお忘れですか?ベルトレープ卿 この鎧を見ても・・・ 何も思い出しませんか・・・?」
イゾルデ(仮)は、ミルトレープのことを知っている、いやミルトレープと知り合いだったことが分かりましたね。単に自分のことを忘れているかだけなら、ベルトレープのような反応をすると思いますよ。だけど、その後イゾルデ(仮)の父の鎧に注目させるとなると、ガラッと話は変わってきますよ。そして、その場を立ち去ろうとするベルトレープに対して言ったセリフが
「・・・父様・・・」
確定!!!!
確定してしまいましたね。もう少し後で判明するかと思いましたが、思いのほか早く判明しましたよ。イゾルデ(仮)の父はベルトレープであると。
剣の柄先が同じだった理由も判明しましたし、鎧に注目させたのにも納得がいきますね。イゾルデ(仮)はベルトレープをかつてのディオドラがイロンシッドにしようとしていたように、元に戻したいんですかね?そのためにタントリスを利用して、剣闘祭に優勝してもらおうとしていたりするのかな?なんとなく、そんな気がしますね。そして、ここが今回のタイトル”届かぬ想い”に繋がっているのでないでしょうか。
・”増幅”
”ヤンチャ小僧”による攻撃に対処したパーシバルですが、「力の循環」の異変に気が付きましたね。”ヤンチャ小僧”によって刀身が帯びた炎の熱が剣先に集まって、回転いくことに。「力の循環」に集中しているパーシバルの元へ”ヤンチャ小僧”の攻撃がやってきますが、しっかりと対処しましたね。ここの一枚絵カッコよくないですか?パーシバルの戦いでこんなにワクワクしたのはモートラック戦以来かもしれないです。でもしばらくはモートラック戦を超えるワクワクさは味わえないだろうな。

”ヤンチャ小僧”を斬った後にダブズから「力の循環」の特性の一つが明かされました。
「それこそが『力の循環』の特性の一つ 受けた攻撃の属性を切っ先の魔力リングで増大させ刀身にまとわせるーーー”増幅(ブースト)” だが誰にでも使えるわけじゃあない・・・ 無限に繰り返す生と死ーーー 永劫回帰の力を持つ生命の精霊だからこそ発動可能な技なんだ」
「力の循環」では力を増大させると。”増幅”という特性。パーシバルにピッタリな武器ですね。
・"活性"
「力の循環」に意識が向くパーシバルにダブズが躊躇なく踏みつけましたね。パーシバルがぺちゃんこになったかと思いきや、まさかの片腕一本でダブズの体重を支えるというスーパーパワーで、そのままダブズを倒しましたね。ダブズが小柄の巨人族とはいえ、サイズが3倍になっているのに余裕であの状況下から倒すとなると相当のパワーがいると思うんですがね。凄いな。
では、なぜパーシバルの力が急激に上昇したのかというと、それは「力の循環」二つ目の特性"活性(ポテンシー)"が発動したからですね。
「刀身にまとった魔力を切っ先のリングで増幅し 再び我が身に戻すことで身体能力を活性化させる」
特性一つ目である"増幅"は相手の魔力攻撃があってより、剣による攻撃が増すと思われますが、逆に特性二つ目である"活性"は自身の魔力によって身体能力を活性化させると。この対比面白いですね。実際、"活性"は一つ目の特性である"増幅"との併用だと思われますが。
おそらく二つ目の特性"活性"が、この剣「力の循環」の名前の由来なのだと思いました。流石に相手の攻撃魔力では"活性"はできないでしょうね。
あとパーシバルのセリフが少し気になりました。
「生命の精霊の力を宿して斬ったところで相手の傷を癒すだけかもと思って」
現在パーシバルが冷静な状況なので、「生」の力を使えていると思うのですが、リオネスでトリスタン隊とぶつかった時のように絶望した時に使用すれば、「死」の力が使われるのではないかと感じましたね。現状、パーシバルは生命の精霊の力を使いこなしているので、基本的に「生」の力を使うことになると思いますが、相手やその時の状況によっては「死」の力も使うのではないかと思いましたね。この辺を今後注目したいところです。
・正体
指に残存する魔力だけでは、キャパドニックの正体が分からなかったですが、混沌の騎士たちの頭に残存する魔力とセリフを見て、キャパドニックの正体が分かっちまいました。
「見送り感謝しますキャパドニック殿 では・・・ダブズ様・・・を・・・急ぎお連れします」
混沌の騎士たちがおかしくなったのは、キャパドニックが魔力によるヘッドショットをしたから。その魔力とは記憶改ざん。記憶改ざんと言えば、この人。
そう〈七つの大罪〉〈色欲の罪〉ゴウセル!

”瘡蓋の記憶”で混沌の騎士たちの記憶をいじっていたんですよね。キャパドニックの正体がゴウセルって思っていた方いました?実は第165話 "追憶との再会” くらいだったかな、それくらいからキャパドニックの正体がゴウセルなんじゃないかっていう説がチラホラ出ていましたね。自分はまさかなぁと正直思っていましたが、まさかのまさかでした。18巻のおまけ漫画でキャメロットにゴウセルが来ることは分かっていましたから、どこかでゴウセルが出てくるんだろうなと思ってましたが、ここで出てくるか。
・二人の王子
カステリオが滅び、生き残ったのは第二王子であるエスカノール。エスカノールはそもそも内乱が起こる前に国外逃亡をしたんですよね。それは『太陽』の恩寵により、規格外の力を手にしてしまい、後にも描かれる兄デモンドの腕を折ったことで、「呪われた子」の烙印を押されてしまったから。これは『七つの大罪』21巻第169話 "伝説の最弱聖騎士" でも描かれています。
そしてここ〈七つの大罪〉〈傲慢の罪〉エスカノールが描かれるんですが、カッコ良すぎませんか???
久々にエスカノールが描かれるの見ましたが、やはり最強の男。最強と思わせるだけの風格はありますね。ガランの記憶からエスカノールが少し描かれたことはありますが、こういう風にしっかりと描かれるのは『黙示録の四騎士』では初ですね(確か)。
もう一人の王子というのが、第一王子であるエスカノールの実兄デモンドです。内乱により生死不明となっていましたが、ゴウセルが得た記憶の断片から生存していたことが明らかになったようですね。ゴウセルが得た記憶、そうそれはベルトレープから得た記憶。つまり、
ベルトレープの正体はデモンド!!
今回キャパドニックの正体がゴウセルであることで満足していたんですが、まさかベルトレープの正体までも明らかになるとは思いませんでしたよ。正体が明らかになるだけでなく、既存キャラっていうのがいいですよね。しかも『七つの大罪』に出ていたキャラ。しかもマイナーキャラ。しかもメインキャラの兄弟でありながらもマイナーキャラ。正直言って、ここ数十話の中で一番興奮しましたね。ここ最近の話はある程度前話の内容やこれまでの話の流れから予測できていたところがあるんですが、今回はマジで予測できなくて不意打ちされました。知らぬ間に後頭部を殴られた感覚です。
記憶の断片として描かれたエスカノールに腕を折られたデモンドですが、エスカノールの名前が伏字になっていますね。伏字になっているということは、混沌によって隠匿されている記憶。つまり、ベルトレープ(デモンド)にとって最も大切な存在の記憶なんですよね。イゾルデ(仮)の記憶であれば、納得がいきましたが、それだけでなくエスカノールの記憶も。そう思って、ページをさかのぼるとベルトレープ(デモンド)の家族が出てきたコマでイゾルデ(仮)、エスカノール、そしてベルトレープ(デモンド)自身に混沌による隠匿がされており、親に対しては隠匿がされていないですね。ベルトレープ(デモンド)にとって、エスカノールはどれほど大切な存在なのか気になるところですね。自分の腕を負った弟ですよ。なんなら自分よりもエスカノールの方が可愛がられていて、いじめていたんですよ。そんなエスカノールが大切な存在⁉ここのベルトレープ(デモンド)の心情が気になりますね。
〈七つの大罪〉最強の男である〈傲慢の罪〉エスカノール、そしてキャメロットの〈四凶〉最強の男(個人的に)である緑の騎士ベルトレープ(デモンド)。兄弟そろって最強の男って。結構しびれちまうな。
謎&伏線
・『無敵』
改めてバリンの魔力『無敵』について説明します。『無敵』は物理攻撃・魔力攻撃、そのすべてを無効化する。という単純でありながらも、凄く強力な魔力です。ハッキリ言ってチートです。チート。
そんなバリンに果たして勝つことはできるのでしょうか?
結論:勝つ手段はある。
バリンの魔力、『無敵』は物理攻撃・魔力攻撃を無効化するだけであり、魔力を無効化することはできないです。ということは次戦でバリンと戦うことになるガウェインは魔術師なので、攻撃以外の手段も持っているに違いないです。例えば"魔力封じ(マジックシール)"とかがそうですよね。ガウェインが使えるかどうかは不明ですが、使えるとしたらかなり有利になります。バリンの魔力を使えなくすることで、己の身体能力でしかバリンは戦うことができないです。とはいえど、相当な身体能力を持っているため、ガウェインが金色の魔力で武闘派になれば、拳のぶつかり合いとかになるのではないでしょうか。魔力を使えなくなったことで、今までとは違う新しい戦法で戦うしかなく、さらには自身の魔力に驕っていた(?)バリンが魔力なしでも強くなるきっかけ、つまりはさらに高みへと導いてくれるのがガウェインの可能性が高いと思っています。
コメントではゴウセルの"魔力切断"を使えばいいのではというのもありましたが、バリンは今のところ剣闘祭の出場者でしかないので、剣闘祭に出場するキャラだけで考えたところガウェインしか候補がなかったです。
・気絶してしまったイゾルデ
タントリスがキオンの”モズの早贄”により身体を貫かれ、イゾルデが気絶してしまいました。魔神の力を開放したことでタントリスは無事でしたが、イゾルデは気絶しているためタントリスが無事であることを知らないです。
自分はここが気になりました。メタ的な視点になってしまいますが、敢えてここでイゾルデを気絶させたのではないかと思っています。魔神の力を解放したタントリスを見せないようにするため。
イゾルデが気絶してから(結果的に)魔神の力を解放したため、イゾルデは魔神の力を解放したタントリスを見ていません。実はイゾルデと魔神族の間に何かしら関係性があり、それをイゾルデに見せないように気絶させたのではないか。目を覚ましたら、いつも通りのタントリスに戻っておりイゾルデは何も知らない。そんなことを感じさせられました。逆にタントリス(トリスタン)が魔神族の息子であることを知ったら、どうなるんでしょうか。気になる気になる。
・常闇の剣
「常闇の棺」を発動させようとしたイロンシッドから奪った竜の欠片を柄として剣にしたパーシバル。パーシバルが魔界から消えた後はトリスタンが所持していました。そして現在トリスタンは常闇の剣とエスタロッサと言う剣の2本を所持しています。(マエルも持っていたが、リオネスに置いてきた?)
「常闇の棺」の欠片は、混沌の騎士が死に物狂いで狙っているものです。「常闇の棺」を発動させることで、リオネス王であるメリオダスが封印されることになりますから、メリオダスだけでなく数多の魔神族が封印にされることになるので、ブリタニアを人間のための場所にしたいと考えているキャメロットには好都合ですからね。
話は戻して、そんな「常闇の棺」の欠片を所持しているのはトリスタンです。トリスタンがいるのはアンヌヴンの大釜。アンヌヴンの大釜を支配しているのは〈四凶〉緑の騎士ベルトレープです。ベルトレープだけでなく、キャパドニックやタレットロセスもいます。
予選では人数がかなりいたので、トリスタンが「常闇の棺」の欠片を持っていることを知らなくても分かるのですが、本戦で1対1の剣闘をしているということになれば、注目すること間違いないですよね。トリスタンが「悟られずの指輪」を付けている(髪にだけど)ので、トリスタンが〈黙示録の四騎士〉であることは知られないです。ですが、「あいつ何者か分からんけど、『常闇の棺』の欠片持ってるやんか!!」となりませんか?そうなれば、ベルトレープたちが「常闇の棺」の欠片を求めて、剣闘祭関係なく奪いに来るのではないでしょうか。それともそこまで興味を持ってないのかな?どうなんでしょう。最近、常闇の剣に焦点が当てられていないので気になりました。
・今際の際
ギネヴィアがイロンシッドにキャメロットに連れて来られた時に、今際の際を伝えていました。(参照:『黙示録の四騎士』11巻第90話 "花嫁の出迎え" より)
「最愛の息子の腕の中で涙を流し 血の泡を吐き出しながら・・・」
イロンシッドにとっての「最愛の息子」はディオドラですから、イロンシッドがディオドラの腕の中で生き絶えるようなことになると思われます。当時は「イロンシッドが誰かから攻撃を受けて、ディオドラの腕の中で生き絶える」、もしくは「ディオドラがイロンシッドに攻撃を行い、ディオドラの方に倒れ込み、腕の中で生き絶える」というような2つの予想をしていたんですが、後者の説が今話を通して、少し強まったのではないかと思いました。
イロンシッドのことがどうでも良くなっているようですから、自分の手で消す的な?イロンシッドには今、混沌の力があるので殺せはしないですね。混沌の再生力で復活しますから、イロンシッドが死ぬとすれば、混沌の力を失った時、つまり本来のイロンシッドに戻った時ということになりますね。イロンシッドは元に戻ったのに、ディオドラは闇堕ちのような状態。この状態でのイロンシッドの今際の際はあり得そうだなぁ。
おまけ漫画
こうれいのお時間です①
以下初見読みです。
1p:ドニーのお母さんw
どんな人なのか、気になってたんだよな
2p:視るだけなら魔力使わないの?
結構美人に見えるね
3p:姿を見せるには魔力を消費するのか
お嬢のママ出てくる?
4p:お嬢ママ良かった・・・
恋は勝負とか言ってくるのか?
5p:さすがお嬢ママ、大好きだ
・ドニーの母ちゃん
ドニーが福袋を助けに行こうとした時、ガレスから注意を受けてしまう。
ボールスとお嬢の会話を聞いて、ドニーが混沌の騎士に連れて行かれた福袋を助けに行こうとするんですが、ここでガレスがドニーを止めました。
「軽い気持ちで大口叩いて痛い目を見ることがどれだけあったと思うの?図体ばかり立派になったみたいだけど中身は全然成長してないんだから・・・しっかりしなさい!!」
ビックリしましたね。なんでガレスがドニーのことそんなに知ってるんだ?となりましたよね。ドニーがガレスとやりとりするのなんて、20巻のおまけ漫画くらいでしかなかったくらいなのに。
そう思っていると、まさかのドニーのお母さんの言葉をガレスが代弁していた!!という事実。ここで新事実が判明しました。ダレスだけでなく、ガレスも霊体を視ることができ、さらに霊体の言葉を聞くことができる。ガレスの魔力『降霊』をこういう感じにも使えるようにしたのは良いアイデアだなと思いました。重要ポジションになり得るキャラにもなりそうですし。そしてさらにガレスの魔力についての新情報、霊体を視るのは魔力を使わない。ということは、魔力によって得られた特性という風に捉えた方がいいですかね?エスカノールの体が時間帯によって変わる的な?また違う?
「今 お前の真後ろにいるぞ〜〜〜」
「母ちゃん・・・・・・・・・?」
「優しそうな美人だな お前に全然似てねぇぞ〜〜〜?」
「俺・・・じーちゃん似ってよく母ちゃんに言われてたから」
ドニーに焦点を当てた感動的な話が最近無かったので、結構良かったですね。ドニーのお母さんの顔が今回も描かれなかったんですが、どうしてだろ。むしろ描いて欲しい。「実はドニーのお母さんの正体は・・・・・・???」とかやらないでしょうしね。
ドニーの後ろの席にいたつるっ禿げ顎髭さんが自分のことをドニーのお母さんと思ってしまってるんじゃないかと考えてたら、アホらしくなりましたw
ちょっと話を戻しまして、おまけ漫画1pの2コマ目、エドリンとキオンのやり取りが珍しいので、何話してるんだろうかと気になってしまった人は自分です。
・『降霊』
ドニーがお母さんの姿を一目見ようとガレスに提案しており・・・
死んだ母が霊体として近くにいるのであれば、会いたいというドニーの気持ちは凄い分かりますよね。ハウザーも言っていないだけでそう思っているんじゃないですかね。だけどガレスはそれを拒否。そもそもドニーのお母さんが人ゴミは苦手だから。そしてガレスも魔力を消費することになるからでした。さらにガレスの魔力『降霊』に対しての新情報が明らかになりましたね。自身が霊体を見ることには魔力を消費しないが、他人にも霊体を見せれるようにするには魔力を消費する。パーシバルとの剣闘でダレスをパーシバルに視られることなく戦わせることができたんじゃないかと思いましたが、戦わせるには相手に視せないといけない条件とかありそうだな。じゃないとほんとにチートになるし、魔力を消費せずにすんじゃうからな。

戦闘関連でドニーが霊体のお母さんを戦わせようとしているんですが、即座に頭を殴ったお母さんが好きすぎるw 戦わせようとしているドニーもよw 早くドニーのお母さんの顔を視たいよw んで名前を知りたい
・見守る存在
ドニーのお母さんがドニーの傍にいることを知り、アンもガレスに自身の傍に誰かいないか尋ねる。
自身が聖騎士に憧れるきっかけになった大好きなお母さんがもしかしたら近くにいるのでは?と思ったら、聞きたくなるよ。そしてしっかりと見守られていましたね。それを知ったときのお嬢の泣いている表情よ。ほんと良かった。あれ?なんか自分も涙が出てきた(リアルガチ)ドニーの時ももちろんですけど、姿を視せてあげてほしかったと思いました。
話がそれますが、お嬢ママが実は生きているんじゃないか説が以前見たんですが、これでなくなりましたね。アニメ2期のウォルナック編でお嬢ママが亡くなってしまった回想がアニオリで出ていたので、この時からこの説は無いだろうなと思っていましたが、原作でもしっかりとないことが分かりました。
「母様・・・私は母様と同じ聖騎士になったの・・・ 父様と同じく褒めてくれる?ねぇ・・・何か言って頂戴!!」
「ちょっとアン あなたそんな悠長なこと言ってる場合?大分手強いライバルじゃないのよ!! 忘れてないでしょうね? 剣の試合も食事の速度も恋の駆け引きもすべては熾烈な勝負なのよ?」
お嬢ママが流石すぎるw 娘が聖騎士になったことよりも娘の恋の駆け引きの方が気になってるw やっぱりお嬢ママが好きすぎるw それを言われた後のお嬢の表情よ、可愛い。そして「母様にはとても敵わない」っていうような表情してますよね。2人の会話もっともっと見たいな。
大分手強いライバルね・・・・・・まぁナシエンスかぁ、いやドニーもいるよなぁ。でもお嬢もアプローチしてたもんね(参照:『黙示録の四騎士』19巻第166話 "優しい夜" より) ん?待てよ。あの時もお嬢ママが近くで視ていたかもしれないと思うと面白いなw ちょっとお嬢ママ、2人で話しません?その時のこと詳しく教えて。ちなみにお嬢ママのセリフは6巻のおまけ漫画「戦え!! アンお嬢様①」に収録されています。
少し話が戻るのですが、聖騎士になったことをお嬢は父であるカルデン公に言っていたみたいですね。聖騎士に任命された後の10巻第86話 "芽生え" で伝えるかどうか悩んでいました。おそらく魔界からパーシバルをリオネスへ連れ帰った後の2年間のどっかで一旦シスタナの街へ帰ったのかもしれないですね。再会して、聖騎士になったことを報告する話を見たいよ。めちゃくちゃ見たいんじゃ。(この後シスタナでお別れするシーンをアニメで見返して、無事泣きました)
・こうれいのお時間です②
今回のタイトルは「こうれいのお時間です①」です。そして、降霊したというか描かれた霊体はドニーとお嬢のママ。タイトルから考えるに、今後「こうれいのお時間です②」が描かれて、①では描かれなった既に亡くなったキャラが描かれてもおかしくないですよね。バルギスだったり、ジェイドだったり。
仮にジェイドが霊体としてトリスタン隊の誰かの側にいるのであれば、それはおまけ漫画ではなく本編で描いて欲しいですね。キャメロットで生まれた幻はあくまでもトリスタン隊が想像したジェイドで、ジェイド本人ではない。なので、ジェイド本人の想いを伝えて欲しい気持ちはありますね。ガレスが魔力を使用して、ジェイド自身の口から発して欲しい。でもジェイドはイゾルデを助けたから、これ以上何か喋らせるのは逆に違うのかな。でも見たいなぁ。アンヌヴン編が終わって、トリスタンの記憶も元に戻った後にジェイドの霊体と会話してほしいなぁ。絶対面白いに決まってるし、号泣不可避だし、トリスタン隊がもっと好きになるし。良いことしかないじゃん。

他にも誰が出てくるか考えたのですが、タレットロセスも考えられるんじゃないかなぁと思いました。ディオドラの近くにいたり?出てきたとしても、これもおまけ漫画ではなく本編の方がいいな。
次回予告
次巻発売日2025年7月16日(水)
またいいところで終わりやがったよ。マガジンのアプリマガポケであれば、最新話まで単話買いできます。これを機にマガジン派になるのはいかがでしょう。もしくはマガポケだと最新話から数週間後に無料公開されるので、そっちで読んでいくのもありですね。
水曜日ということは、週刊少年マガジンも更新されるということですから、マガジン派の方々は忙しくなりますね。最新話の感想に、22巻の感想も。自分もブログ更新頑張ります。
では、また22巻の感想にて。
各話のピックアップ模写









『黙示録の四騎士』第189話 "ガウェインvs.バリン"
今回は『黙示録の四騎士』第189話 ”ガウェインvs.バリン” の感想を書いていこうと思います。
21巻表紙の感想を書きましたので、是非。
目次
前話の気づき
それでは前話(188話)の感想・考察を書いた後に新たに気づいたことや思ったことのまとめを。(別にいいやと思う方は読み飛ばして頂いても大丈夫です。まぁ後々気づくことの方がめちゃ多いですがw。他の人の感想とかも参考にしています。)
・方法
ガレスがパーシバルに耳打ちしていたのに、ドニーとお嬢が目を覚ます方法を知っていたのはなんでだろ。ナシエンスが自身の夢のことを考えていた時に、周りにも教えてたのか?だとしたら、耳打ちする必要あまりないと思うが。
前話の内容とは関係ないけど
・常闇の棺
そろそろタントリス(トリスタン)が「常闇の棺」の欠片を持っていてることに気づいてもいいんじゃないですか?ミルクレープさんよ。
前話の要約
「血の骸骨」の毒を返されたことで仮死状態に陥ったナシエンス。死亡したと思っていたパーシバル達だったが、ガレスの魔力によりナシエンスがまだ仮死状態であることを知る。ナシエンスの反応から解毒方法を知ったガレスはパーシバルに口に息を吹き込ませ、ナシエンスを仮死状態から戻すことができた。
初見の感想
以下からは初見の感想です(1pごとに読みながら書きながらという感じです。録音した初見読みのスペースもあるのでお時間あれば)
— にっしー_ (@nissi_sins) April 15, 2025
扉絵(1p):ガウェインの顔好きすぎるな
2p:ディオドラとバリンのやり取りか
バリンの過去気になってくるね
3p:仮死状態だっただけだからね
パーシバルの反応気になるね
4p:お嬢それ聞いちゃう?
シスタナで薬飲ませた時のシーンか
5p:あの時のナシエンスの感情知れたのいいな
ナシエンスに対してどう思うか気になっていたとこだけど、大丈夫そうだな
6p:ディオドラに対しての怒りが
パーシバルvs.ディオドラがどうなるのか
7p:バリンの『無敵』にどうやって立ち向かうのか気になるよね
8p:魔力抜きにしてもバリン強いからな
バリンの魔力の弱点が知りたい
9p:魔力が効かないのか知りたいよね
どんどん試してくれ
10p:新技っぽいぞ?剣に技を当てた?バリンに対してではなく、剣に何しからしたのかな?
11p:"殲滅の光"とか"雷球"の時の呪文っぽいけど、少し違うかな
12p:"爆炎弾"、強そうな技だから呪文も長くなるか
13p:属性判断するのね、単に炎属性だけの攻撃じゃなさそう?
14p:"永久氷瀑"、呪文なしのように思えるけどさっきの呪文のおかげ?
15p:絶対零度並みの寒さでも効かないのか
次は雷で攻めるのか?
16p:やはり雷か、新技"天雷撃"
17p:もしかして神刀リッタ来ます???
リオネス戦以来じゃない?
18p:リッタを手にしてからがバトルの本番か?
バリンも楽しめそうな感じがしてる
19p:太陽に愛でられし乙女の名を冠した短刀
エスカノールも言ってたやつ!!
20p:ようやく動いてくる?
エスカノールを感じたか?
気になったシーン
ここからは気になったシーンをピックアップしていきます。
・扉絵
ガウェインの顔マジで美人に思える。コーヒーにデザインされているのは薔薇かな。単なるデザインであまり深い意味はないんだろうけど。
The Seven Deadly Sins: Four Knights of the Apocalypse, CHAPTER 189 GAWAIN VS. BALIN is now available!
— K MANGA (@KMANGA_KODANSHA) April 15, 2025
⚔ Read: https://t.co/2ytjN8qS3c
New chapters update simultaneously with Japan, every week on K MANGA! Download the app and catch up to latest three chapters for free! pic.twitter.com/mv90QOLm5B
・蘇生
ナシエンスを蘇生しようと試みるパーシバル達をディオドラは嘲笑っているが・・・・・・
前話でパーシバルがナシエンスにキスしたので盛り上がっていたけど、そういえば舞台上だということを忘れていましたよ。え?ってことは、大衆の面前でキスしたってことですか?やりおるな。
「仲間たち・・・ね くーだらない 自分が裏切りこそすれ助けるわけがないじゃない」
「俺も友情なんてものは弱い連中が連む口実としか思ってはいない」
ディオドラは完全に仲間を作ろうという気がないですね。仲間とは助けるような存在ではなく、裏切られるような存在だと思っているからですね。逆に裏切って、相手の魔力を奪えばいいのでは?とか思いました。もし裏切りがバレたとしても、ディオドラの魔力で攻撃を返すことができるからディオドラに利があるんじゃないかな。
そしてバリンも仲間を作らず、一人で生きているような人物ですね。バリンほどの強さを持っていれば、確かに一人でも生きていける気がしますね。ただバリンがこういう考えに至った過去があるのか気になってしまいますね。別に裏切られた過去があるとかではなさそうだな。
あと何気にディオドラとバリンのやり取りって初じゃないですか?もう少しこの二人のやり取りを見たいってところがありますね。
ナシエンスが復活したことにディオドラはかなり驚いていますね。即死の毒だと思っていたのもあってかな。自分が仲間に裏切られていたのに対して、ナシエンスは仲間に助けられていることに苛立ちを感じたんでしょう。バリンはそんなディオドラの苛立ちを感じたんでしょうね。
お嬢がナシエンスに帽子を拾って渡したり、ドニーが涙を流していたりするのいいな。あれ?ガレスが凄い少年時のペリオ感がするぞ。対して、ディオドラが舞台から去るパーシバルの後ろ姿が少し怖かったですね。実際、後に描かれたパーシバルが怖かったですし。
・ガールズトーク②
観客席に戻ろうする中、アンはナシエンスに質問をする。
「あなたはいつからパーシバルが好きだったの・・・?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・多分出会ってすぐーーー 故郷とオルドを救ってもらった時からだと思います」
「お嬢それ聞いちゃう?」ってこと聞いちゃいましたよ。しかもナシエンスがキスをされた後にですよ。それに対してのナシエンスの返答が木霊の谷で救ってもらった時から。はぁー、そうか。最近ナシエンスがパーシバルに対しての恋心をしっかりと自覚したんだと思うんですが、振り返ってみると木霊の谷からだったんですね。なるほどなー。性別が無性であった以上、当時は恋と思っていなかった、もしくは思っていたとしてもしっかりと自覚していなかったんでしょう。
ナシエンスの返答に対して、お嬢は謝罪をしようとしていますね。
「イロンシッドとの戦いで傷ついたパーシバルに・・・私が口移しで薬を飲ませた時 すっごく嫌だったよね?」
「あ・・・いや・・・その 嫌というか・・・ ショックでした」
「私も・・・すっごくショックだったもの あなたが死ななくて本当に良かった!! ライバルに死なれたら張り合いがないものね」

あの時の話が、また深掘られて嬉しいですね。お嬢がパーシバルに口移しで薬を飲ませた時にナシエンスは目をそらしていましたよね(参照:『黙示録の四騎士』3巻第20話 ”その魔力の名は” より)あの時のナシエンスの気持ちは嫌というよりもショックだったというのが個人的に解釈一致でした。そして同じくナシエンスがパーシバルにキスをされたのを見て、お嬢もショックを受けていたようですね。前話でナシエンスがキスされた時のお嬢の表情が気になっていたので、詳細が分かって嬉しいですね。ショックだということを大きめな声でハッキリと言っている感じがフォントから感じますね。
ショックだったとはいえ、それ以上にナシエンスが死なずにすんだことを喜んでいますね。本当にお嬢いい子。「ライバルに死なれたら張り合いがないものね」って言うのもいいですね。
ここから21巻のおまけ漫画のネタバレがあるので注意。
ガレスの魔力『降霊』で見えたお嬢のママが言っていました。
「ちょっとアン あなたそんな悠長なこと言ってる場合?大分手強いライバルじゃないのよ!! 忘れていないでしょね? 剣の試合も食事の速度も恋の駆け引きもすべて熾烈な勝負なのよ?」
時系列的にダブズが連れて行かれている時の待ち時間だと思われるので、このやり取りがあったからこそ「ライバルに死なれたら張り合いがないものね」とナシエンスに言ったんでしょうね。見返り美人がすぎる。
話を戻しましょう。観客席に向かうお嬢たちがパーシバルに呼びかけますが、パーシバルはディオドラのことを考えています。お嬢に加えて、ナシエンスまでもがディオドラの被害に遭いましたから、ディオドラに対しての怒りが増しているような気がします。パーシバルの次の相手がディオドラですから、どのような試合になるのか気になるところです。『希望』vs.『絶望』ですからね、かなり楽しみです。ただ少し怖いところもあって、パーシバルが怒りにより生命の精霊の力で暴走しないかが不安です。
・2回戦Bブロック第三試合
アンヌヴン剣闘祭2回戦Bブロック第三試合ガウェインvs.バリンが始まる。
予選時からずーっと見たかったガウェインvs.バリンがようやく始まりました。剣闘祭で一番楽しみにしていた組み合わせで、かなり楽しみしていたのでようやく描かれて嬉しかったですね。
圧倒的強者のバリンに対して、ガウェインが余裕ぶっていますけど、本当はバリンの言う通り「虚勢を張っているだけ」に思えますね。実際、1回戦でバリンの強さを目の当たりにした時に勝てるのか!?というような表情をしていましたし。ガウェインがバリンに対してどのような策で挑むのか気になりました。
ただミルクレープの中では、バリンが強すぎるためガウェインがどれほど強くても敵わないと考えていますね。同じくゴウセルもバリンの底知れなさを感じているので、この試合でバリンという男の強さの秘訣とかが分かるといいなと思いました。
バリンと戦ったハウザーはその強さを肌で実感しているのでガウェインを心配しているのに対して、ペリオは予言の騎士であるガウェインを信じていますね。確かにここでガウェインの活躍を見たいところですね。2年間で強くなったガウェインの強さの一端を見たいところです。
・ガウェインの策
バリンに対して魔力が本当に効かないのかを知るため、ガウェインは魔力攻撃をバリンに放つ。
バリンの攻撃力はやはり高すぎますし、次への攻撃までの間隔が短くて洗練されていますよ。そんなバリンの攻撃を避けながら、魔力攻撃を放つための呪文を唱えています。唱えたのは以下の3つ。
- メラド・メラグ・コルブレイス メラノ・メラナ ギヴァイスト
- フォルカス・カルナ・キルサル・カーナム フロージェント・ラ・ニャグドラーヤ
- ジオグラーヴォ・バリラカバリラ ジオ・バリコルナ・サンダラント・ヴィルサルマ
それぞれ後に描かれた”爆炎弾”、”永久氷瀑”、”天雷撃”を放つための呪文ですね。1個の呪文を唱えてから、技を放つと思っていたので、かなり長い呪文だなと最初は思ってしまいましたね。かつ”爆炎弾”の呪文を唱え終わった後に、バリンの剣に触れていたので、てっきりバリンの剣に何かしらするのかと思いました。剣を使えなくして素手で戦わせるのでは!?と思いながら読んでいました。まぁそんなことはなかったんですが。
まずガウェインが放った技は”爆炎弾(エクスプローシブ・ファイア)”。かなり大きめの火の弾ですね。タレットに放った”火球”に比べると大きさも威力もけた違いですね(参照:『黙示録の四騎士』20巻第174話 ”ガウェインvs.タレット” より)ですが、バリンには効果がない。ハウザーの魔力属性である「風」だけでなく、「火」も無効化されるため、他の属性でわずかでも効果のある属性を見つけようとガウェインは考えており、その属性を見つけ次第徹底的に攻めようとしていますね。

火属性が効かないことが分かったガウェインが次に放ったのは、氷属性の技”永久氷瀑(パーマ・フローズンウォール)” 。絶対零度に迫る氷塊の中でバリンの肉体を凍結し無効化しようとするガウェインの策でした。ですが、バリンが氷解から脱出するというガウェインも予想しない展開。普通の氷塊ならまだしも、絶対零度に迫る氷塊ですからね。そりゃ驚くよな。
続いて放ったのが、雷属性の技”天雷撃(ブリッツ・ジャベリン)”。これもかなり強力な技ですよね。ただバリンには魔力の名が如く『無敵』で、全く効いていないですね。この時のバリンの顔が歌舞伎役者みたいに見えてしまうのは自分だけ?
・神刀リッタ
バリンがガウェインに攻撃を仕掛けようとした時に、ガウェインの意志に応えある武器がやってくる。
「我が意志に応えよ・・・・・・」
でテンション上がりましたね。この後に続く言葉といえばガウェインの武器「神刀リッタ」ですよね。リオネス編でメラガランと戦った時以来の使用なので、久々でかなり嬉しかったですね。ラストが9巻第73話 "悪魔のメラガラン” ですので、116話ぶりですか?結構空きましたね。バリンも突如ガウェインが手にした武器に興味津々ですね。
神刀リッタは太陽に愛でられし乙女の名を冠した短刀であり、エスカノールの神器である神斧リッタの破片から造り出されたとされています(14巻設定集より)「リッタ」という乙女の詳細が気になったりしますね。
バリンの攻撃を余裕で受け止めるガウェインがカッコいいですよ。その後に「さぁ・・・第2ラウンドを始めるとするか」と虚勢を張りながらも、バリンに勝てる方法を模索してる感じがします。魔力攻撃が効かないとなると、次は物理攻撃に移るんですかね。気になるところです。
・ベルトレープ
神刀リッタが登場したことにより、ベルトレープの様子がおかしくて・・・・・・
「あの短刀から感じる力は? それともあの小娘のせい・・・・・・・・・なのか!? 何故・・・余の古傷が疼く!?」
神刀リッタから感じる力か、またはガウェインのせいなのか、はたまた両方か。それによりミルクレープの右腕が疼いていますね。・・・・・・中二病かな?鎧の下に包帯でも巻いているのかな?ちょっと笑っちゃいましたよ。

ミルクレープといえば、第185話 "重大事案” にてエスカノールの兄デモンドであることが判明しており、デモンドは幼少期にエスカノールに腕が折られたいたので、ミルクレープの古傷とは折られた腕のことを指しているのでしょう。
先ほど言ったようにガウェインの武器「神刀リッタ」はエスカノールの神器「神斧リッタ」から造られたものであり、さらにガラン曰くガウェインはエスカノールと同じ匂いの魔力がするようです(参照:『黙示録の四騎士』8巻第67話 ”〈黙示録の四騎士〉vs.混沌の使徒” より)ガウェインの姿が大きくなっても、タレット戦ではミルクレープは何も言っていなかったのであまり関係なさそうです。となるとやはり神刀リッタが要因としてあり得そうですね。
・次話タイトル
次話、第190話のタイトルは "正面衝突” です。展開の流れ的にガウェインとバリンの剣技による正面衝突が考えられそうですね。
ただ、ミルクレープのラストの反応的に何かしらミルクレープが行う可能性もあるのではないかと思いました。剣闘中にガウェインに何かしらするとか?ガウェインvs.ミルクレープの正面衝突になるとか???
ミルクレープの反応が楽しみなので、早く来週に・・・・・・あれ?来週は休載!?久々の休載なので、むしろゆっくりしてくださいと思いました。なので、再来週に・・・・・・あれ?来週はマガジン合併号だから元々再来週は更新がないだと・・・・・・。ということは第190話が読めるのは3週間後!? マジか・・・・・・。ということなので、今日発売の21巻で3週間の待ちに備えましょう。ちょくちょく自分もブログを更新すると思いますので、見てもらえたら嬉しいです。
・今話の総評
シスタナの街でのやり取りについて、また触れられていたのが嬉しかった。
ずっと見たかったガウェインvs.バリン!! 第2ラウンドも気になるな。
ミルクレープの異変で物語がそろそろ動いてきそうだから、楽しみです。
今回の『黙示録の四騎士』第189話 ”ガウェインvs.バリン” の感想はここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想・考察など教えてください。
最新話の質問やコメント、その他もろもろ待っています。最新話でなくてももちろんOKです。
次々号の『黙示録の四騎士』第190話 ”正面衝突” の感想・考察でお会いしましょう。さよなら。
このままミルクレープ戦行ってもらってもよろしくてよ
188話までの各話のとあるシーンを模写しています。188話はナシエンスに息を吹きかけるパーシバル

第188話 ”父の言葉 母の記憶” の感想・考察はこちらから。
『黙示録の四騎士』21巻表紙感想
今回は『黙示録の四騎士』21巻の表紙が解禁されましたので、そちらの感想を書いていこうと思います。
4月16日に発売される『黙示録の四騎士』21巻の表紙が解禁されました。

さて、前置きはここまでしておいて。感想いつもに比べると短いですが、いくつか。
やや?ガッツリ?めちゃくちゃ本編のネタバレがあるので、ご注意を。今回に関してはマジでまだ読んでいない人は注意です。
21巻の内容はアンヌヴン剣闘祭本戦、1回戦Bブロック第二試合からの2回戦Aブロック第一試合までの内容となります。その試合に登場するタントリスが表紙を飾りました。
今巻はタントリスはもちろんトリスタン隊やアンヌヴン編で登場したイゾルデ(以降「イゾルデ(仮)」)の活躍も多かったので、その4人が描かれるのではないか!?と思っていたんですが、まさかのタントリスのみの表紙になりました。タントリス1人の表紙は初めてですね。まぁトリスタンとして見るのであれば、8巻以来になるんですが。単独での2年後の姿がパーシバルに引き続き描かれましたよ。そういえば、ガウェインの2年後の姿が単独で表紙を飾っていないどころか、2年後の姿でそもそも表紙にすら出ていないですよ。近々単独での表紙をガウェインも飾るでしょう。で、ランスは一体どこで何をしているんだい?
表紙を改めて見てみましょう。魔神化しているタントリスです。しかもこの構図。第179話 "トリスタンとキオン" でキオンへ最後の攻撃をするタントリスの構図じゃないですか?・・・と思ったら、そもそも衣装が違いました。タントリスが着ている衣装は、イゾルデ(仮)が渡した父の鎧ですね。イゾルデ(仮)の父といえば、緑の騎士ベルトレープであり、エスカノールの実兄であるデモンドの鎧です。オレンジ色のような鎧でしょうか。リオネス編で着ていた鎧の色とほとんど同じなので、違和感がなくデザインが変わったくらいですね。

続いて、表紙のタントリスの後ろに描かれてる背景について。これは裏表紙にも描かれているのですが、この時点で分かりそうなことがあったので、書こうかなぁと。この背景を見た時に思ったのは、19巻第165話 "追憶との再会" でキャメロットで復活したジェイドが崩壊し、トリスタン隊がアンヌヴンに堕とされる時のシーンです。19巻にてアンヌヴンの大釜、20巻にて蜃気楼の塔、そして今巻ではアンヌヴンに堕ちる前を背景として描いてきました。ジェイドが崩壊しているような感じがする背景なんですよね・・・・・・。これで裏表紙を見たら、トリスタン隊は描かれていないけど、ジェイドだけいたらどうしよう・・・・・・。それは怖いよ。
あと裏表紙には最近アイテムが描かれることが多いですよね。18巻はパーシバルのマント、19巻は霊槍の欠片、20巻は奇天烈頭巾でした。今巻はパーシバルの武器である「力の循環」が来るのではないかと予想しておきましょう。果たして当たっているのか???
今巻も本編以外にもおまけ漫画や設定集とかあれば嬉しいですね。バリンの設定集は明らかになる可能性はあり得そうじゃないですか?
20巻のおまけ漫画は「もはや、おまけ漫画じゃない」レベルだったので、今巻は落ち着きが欲しいところです。これで21巻も爆弾レベルの内容だったら、大慌てしちまいますからね。
ラストになりますが、背表紙キャラ当てをしようと思います。イゾルデ(仮),ガレスと来て、アンヌヴン編で登場したキャラが続きそうな気がしますね。なので、バリンではないかと予想します。第二候補としては、21巻で大きく変化を遂げたディオドラが来る可能性もありますね。22巻の背表紙でくる可能性も全然あり得ますが。
今回の『黙示録の四騎士』21巻表紙の感想はここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想・考察など教えてください。
さよなら。
4月16日になってくれ!!
ってか発売日当日、最新話の更新もあるじゃねーか!!
『黙示録の四騎士』第188話 "父の言葉 母の記憶"
今回は『黙示録の四騎士』第188話 ”父の言葉 母の記憶” の感想を書いていこうと思います。
前話、第187話 "闇に堕ちた少年" の深掘りをしましたので、是非。
大阪・関西万博にて、『七つの大罪』の新たなコラボグッズが出ることが決まりました。
目次
前話の気づき
それでは前話(187話)の感想・考察を書いた後に新たに気づいたことや思ったことのまとめを。(別にいいやと思う方は読み飛ばして頂いても大丈夫です。まぁ後々気づくことの方がめちゃ多いですがw。他の人の感想とかも参考にしています。)
・貫く
ディオドラがナシエンスの霊槍による攻撃を「貫いた」と言っていたけど、「掠めた」とか「捉えた」の方が適切かな
前話の要約
霊槍による攻撃を返されてしまったナシエンス。その脅威的なディオドラの魔力は『絶望』であった。毒でディオドラに対抗しようとするが、それすらも返されてしまい、ナシエンスは倒れてしまう。
初見の感想
以下からは初見の感想です(1pごとに読みながら書きながらという感じです)
扉絵(1p):倒れてるナシエンス!?もしかして、これで決着になる感じ?
2p:ナシエンスにとどめを刺される前に剣闘終わらせたのか。ゴウセルないすぅ
3p:タレットの残忍さをディオドラも得てしまったか・・・・・・ パーシバルが来た!?
4p:怒りのパーシバル!! お嬢に続いてナシエンスまでやられてしまったらね・・・ ありがとう
5p:自分が喰らってしまうのは承知の上で、ディオドラを殴りたかったんだろうな
6p:かっこいい〜〜〜
これが『希望』vs.『絶望』か
7p:煉獄の生物の名前!? めちゃおとなしいやん
バリンvs.ガウェインが始まるな
8p:生命の精霊の力と女神族の力でも回復しないんだ
仮死状態ってそこまで目を覚さないんだ
9p:そうだよな耐性あるはずだよな・・・
え!? まだ試していない毒を???
10p:回想シーンか
慌ててるキングおもろw
11p:え!?永遠に眠り続けるだと・・・・・・
キングの教えで、ナシエンスは知ったのか
12p:え!?食ったのw
魔法の実ね・・・・・・ キスで目覚めるとか?なんつって
13p:解毒方法なんだろ?ガレスは何か知ってそうだな
14p:ナシエンスの魂が見えるの?
ダレスだけじゃなくて、ガレスも魂見えるんだ
15p:魂と会話できるガレスの魔力面白いな
ナシエンスの想いを知って、パーシバルどうする?
16p:ナシエンス恥ずかしがってるじゃん
え?まさか?本当に?
17p:ナシエンスの夢か 全部叶うといいな
18p:あぁぁぁぁぁぁぁ
???????????
19p:お嬢・・・嫉妬!?
ガレス、お前はよくやったよ
20p:愛する者からの接吻
ディアンヌの言葉素敵だなぁ
気になったシーン
ここからは気になったシーンをピックアップしていきます。
・扉絵
ディオドラを仮死状態にするべく使用した毒「血の骸骨」が、ディオドラから返されてしまい、仮死状態に陥ったナシエンス。
戦闘不能に思えますから、剣闘が終わる可能性もあるし、ディオドラがとどめを刺しにくるかハラハラしましたよ。
📜#黙示録の四騎士 最新話公開📜
— 黙示録の四騎士【公式】 (@4kishi_official) April 8, 2025
週刊少年マガジン19号で、
最新 第188話 が公開中です!
決死の攻撃で挑んだナシエンス❗
しかしその一撃は通用せず…⁉
最新話はマガポケでも!✅
▶https://t.co/h4ytyvz48I
English Version✨
▶https://t.co/GzSHzXidcD pic.twitter.com/QLsvRDAXRW
来週発売予定の21巻の表紙が今回も出ませんでしたね。ですが、一応講談社公式のサイトには載っているんですよね。週末に21巻表紙の感想ブログ投稿しようと思います。
・剣闘の行方
心臓が止まったナシエンスにディオドラがとどめを刺そうとする。
ディオドラが完全にとどめを刺そうとしていますね。相手を殺したら、魔力を奪えて自分のものにできますからね。そりゃ殺そうとするわ。果たして全ての魔力を奪えるのかどうか分からんけど。
ディオドラがとどめを刺す前に、キャパドニックの進行により剣闘が決着。ディオドラの勝利で2回戦Aブロック第二試合が幕を閉じました。キャパドニックの正体がゴウセルで本当に良かったですよ。これでキャパドニックが本当の混沌の騎士ならディオドラの行動を止めなかったでしょうから。
とはいえ、とはいえどですよ。ディオドラがこのまま何もせず舞台を去るとは思えなかったんですよね。
「それじゃ魔力が奪えないだろ・・・ まぁ手が滑っちゃったということでーーー・・・」
実際、こんな発言をしていますし。ディオドラの中に、タレットのような非道というか残忍というか。そういったものが生まれていますね。
・怒り
ナシエンスにとどめを刺そうとするディオドラへ怒りの拳が降り注ぐ。
ディオドラの顔へ拳が降り注いだ瞬間、大歓喜でしたよ。そして次のページを捲ると、パーシバルによる攻撃だということが分かりました。この躍動感のある動きたまらないですね。かなりの勢いでディオドラが吹っ飛びましたよ。「ズカカカカカ」の効果音が右から左へと書かれてることで、ディオドラが右から左へと動いたことも分かりやすく表現されてますね。細かいけど。
ディオドラを殴ったことで、パーシバルに拳によるダメージがやってきましたが。そんなことは承知の上で、ディオドラを殴ったんじゃないかと思いました。1回戦の時は剣闘終わりにディオドラの自身がお嬢に攻撃をしたわけではないですから、パーシバルはディオドラを殴らなかったですし。

ですけど、今回は剣闘終わりにディオドラ本人がナシエンスに攻撃をしようとしていましたから、パーシバルは殴りかかったんでしょう。単純にナシエンスから遠ざけるためもあったんじゃないかな。
自分を殴ったパーシバルにディオドラが煽りますが、その後のパーシバルの顔が良すぎる。そして、「黙れ」。あぁかっこいい!!なんかオーラのようなものもある?パーシバルの怒りに思わずディオドラも黙り込んでいますね。『希望』と『絶望』の対比ですよ。そして、これで準決勝Aブロックの試合がパーシバルvs.ディオドラに決まりましたね。どういった戦いになるのか予想がつかないですね。
・煉獄の生物
舞台から去るディオドラは煉獄の生物たちに呼びかける。
ディオドラが煉獄から呼び出した生物たちの名前が明らかになりましたね。虎のような生物がシア、蛇のような生物がスナーク。おとなしい様子の状態になっていますから、この感じイロンシッドの家にいた煉獄の生物と同じ個体説がありますね。
「さっさと起きな役立たず共 次 何もしなかったら殺しちゃうからね」
ディオドラがこう言っていますし、パーシバル戦でもこの2体が襲いかかってきそうですね。
あれ?シアとスナークも控え室に行く感じなのか?

・ナシエンスの安否
倒れ込んでしまったナシエンスにパーシバルが声をかけるが・・・
傷を癒しつつ、パーシバルがナシエンスに声をかけますが、ナシエンスは目を覚まさないですね。「血の骸骨」により仮死状態に陥っていることは分かっていましたが、思ったよりも目が覚めにくそうですね。パーシバルの元にタントリス(トリスタン)やお嬢たちも向かっていますが、まさかガレスもここで来るとは思わなかったですね。後々ガレスが重要になるとは、この時全く考えていなかったですが・・・・・・。ってボールスどんな顔してるねんw
パーシバルによる生命の精霊だけでなく、タントリス(トリスタン)の女神族の癒しの力でもナシエンスは目を覚まさなかったです。タントリス(トリスタン)の癒しの力よりもエリザベスの方が強力ですから、この時もしかしたらエリザベスなら目を覚まさせることができたんじゃないかと思いました。
傷もない、生命の精霊がいるから死んでもいない。だけど目を覚ます気配がないナシエンスですが、ここでガウェインが一言。
「少し冷静になれ!極めてゆっくりだが鼓動を微かに感じる おそらく仮死状態だな」
ガウェインが冷静に判断してくれたおかげで、みんなが落ち着きましたね。ただ、前話で自分が感じていた疑問にみんなも陥りましたね。
「・・・じゃあ相手を仮死にする毒を使って返されたってこと・・・?」
「だけど自分の『調毒』で生成した毒には耐性があるはずじゃねぇの!?」
そうです。ナシエンスには摂取した毒に耐性を持っています。それだけであれば、単にまだ摂取していなかった毒を摂取することになったのではないかと思いましたが、今回使用した毒は「血の骸骨」。17巻のおまけ漫画でナシエンスが効能を知っていたので、てっきり摂取しているのだと自分は思っていました。・・・ですが、実際ナシエンスはまだ「血の骸骨」を試していなかったんですよね。なぜ試さなかったのかが疑問になりますが、ここから妖精界での回想シーンに移りました。
・父の言葉
妖精界で見つけた「血の骸骨」を摂取しようとするナシエンスのところに・・・
ナシエンスが「血の骸骨」を摂取しようとするタイミングにキングが来ましたね。タイミング良すぎる・・・・・・、いやさてはナシエンスの跡を着いてたな。興味本位で摂取しようとするのナシエンスの悪い癖だな。ヘンドリクセンに注意されたはずなのに。
「毒によってはほんのわずかな量でも死に至るものも存在する いくら君が常人より毒に耐性があっても無事に済むかどうか」
ナシエンスが17巻のおまけ漫画で血の骸骨の効能を知っていた理由が明かされましたね。血の骸骨の効能は以下の通り。
- 過剰摂取で仮死状態を引き起こす
- 適量を服用すればこの世ならざる者を見る効果を与える
ナシエンスが効能を知ったのは、父キングが教えてくれたため。さらに適量,過剰摂取の定義も教えてくれましたね。適量は「果汁を吸う」、過剰摂取は「果実を一粒丸ごと食べる」。果実一粒丸ごと食べることが過剰摂取ってなかなかヤバいですね。
仮死状態を安易に考えるナシエンス(と自分)でしたが、その仮死状態の効果が想像以上のものだということが明らかになりました。
「いいかいナシエンス?これは仮死と言っても一時的なものじゃない 解毒薬など存在せず成長も代謝も止まり・・・永遠に眠りつづけてしまうんだよォォォ!?」
永遠に眠りつづける・・・・・・、え!?エグくないですか?死にはしないけど、ほぼ死と同義ですよ。とんでもない毒が妖精界にはあるな。そんな毒をディオドラに摂取したナシエンスよ。仮死状態のことを詳しく知った上で、ディオドラに使ったのかよ。ある意味ここでディオドラを眠らせたら、ナシエンスが勝つから、決勝の一枠はゲットしたようなものか。
・母の記憶
「血の骸骨」を摂取できなかったナシエンスは、その後ディアンヌとやり取りをしていて・・・
「自分の『調毒』に加えるためにも是非試してみたかったんです」
「あ〜〜〜あれすっごくおいしいんだよ♡」

さらーっとヤバい発言してますよ、ディアンヌさんよ。食いしん坊だからと言って、あの大きさの実を食べたところで、お腹膨れないでしょw なら豚とか食べた方がいいんじゃw 永遠に眠りつづけて、解毒薬は存在しないのにディアンヌが目を覚ましているのはなぜ?と疑問になりますよね。「血の骸骨」は魔法の実とも言われている果実。一般的な解毒薬はないけど、解毒方法は存在する。この時からもしかして?と頭をよぎりました。
魔法の実とも呼ばれている「血の骸骨」の解毒方法がまさか「キス」だったりしないかなぁ
と。あとでまさかのまさか展開だったんですけどね!?!?本当に衝撃的だった。
そういえば、結果的にナシエンスは「血の骸骨」の摂取に成功しましたね。これでいつでも「血の骸骨」を生成して、誰にでも使えますね。だとしたら、混沌の騎士全員永遠に眠らせればいいじゃん。まぁそんなことをしたら話として面白くないから、やらないだろうけど。
あと何気にディアンヌの衣装は新衣装ですかね?首元にリボンが付いてますね。
・幽霊
目を覚まさないナシエンスに心配するパーシバル達だったが、ガレスだけは様子がおかしくて・・・
なぜここでガレスが付いてきているのだろうと思いましたが、次のページで驚きましたよ。
「仲間がこんなに呼んでいるんだぞ 背中を向けてつっ立ってないで何か言ったらどうだ~~~~?」
まさかのナシエンスが幽霊の状態になっていて、ガレスはナシエンスの幽霊が見えていると。ガレスの魔力『降霊』は兄ダレスの幽霊を降霊させることだけだと思っていました。そして、幽霊を見ることができるのは兄ダレスだけだと。しかし、実際はガレス自身も幽霊を見ることができるんですね。だからガレスはパーシバルに対して、「お前からは死の臭い・・・ 周りの不幸に陥れる嫌な臭いをプンプン感じるよ~~~~~」とか言っていたんですかね(参照:『黙示録の四騎士』19巻第166話 ”優しい夜” より) そして、ナシエンスは一時的に幽霊の状態なんですね。てっきりナシエンスとはもうやり取りができないと思ってしまいましたよ。でも幽霊であれば、ガレスとやり取りできるのは良かったですね。・・・そういう設定にした?
ガレスを通して、ナシエンスの想いがパーシバル達に伝わりましたね。自身の魔力『調毒』で倒せる保証はなかったから、危険を覚悟で使用した、ということを。
「自分が死んじまったら元も子もねぇだろが!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・パーシバルを 傷つけさせたくなかったんです」
ナシエンスのセリフが気になるパーシバルでしたが、あえてガレスが言わないのいいですね。そのまま伝えるのではなく、「お前 愛されてるね~~~」と言ってやるだなんて。
・解毒方法
解毒方法を知ろうとするガレスに対して、頑なに拒否するナシエンスだったが・・・
「とにかく~~~何か解毒方法があるなら話してみろよ~~~」
ディアンヌに教えてもらって、解毒方法を知っているはずのナシエンスが、ガレスに解毒方法を話したくないうえに、ナシエンスが赤面していますから本当にキスで解毒できるのではないかと思ってしまいましたよ。そんなことを考えていたのは、自分だけではありませんでした。そう、ナシエンスの幽霊を見ることができるガレスもです。

ナシエンスはオルドを超える薬師にいつかなりたかった
聖騎士としてブリタニアの未来を守りたかった
ずっとパーシバルと一緒に冒険をしたかった
それがナシエンスの夢。だけど、解毒方法をガレスに伝えない限りはその夢を叶えたくても、叶えることができない。行動することすらできない。そんなことを思っていたナシエンスでしたが、ナシエンスの言動から勘付いたガレスがパーシバルに耳打ちをして、パーシバルが行った行動。それは
ナシエンスへのキス
もう一度言いましょう。
ナシエンスへのキス
え!?見えにくかったですか?なら、もう一度。
ナシエンスへのキス
マ・ジ・で!!マジで、ナシエンスへキスをしましたよ。
え~~~っと、一部の方々が逆に永遠の眠りについたような気がしますが、大丈夫でしょうか。
仕事でメンタルを崩して、あまり読む気力にもなれなかった自分が、「一応読むか~」と思って読んだら、テンション上げ上げでメンタル回復しましたよ。やっぱり好きな作品の最新話を読むって最高ですね。ぜ~んぶ嫌なこと吹き飛んでしまうよ。
パーシバルがナシエンスにキスをした時のお嬢の表情よ。まさか嫉妬している?その顔は何!?自分も「血の骸骨」を摂取したら、パーシバルにキスしてもらえるとか思っている?そしたらな、そしたらな。自分とボールスが悲しむぞ。よし、ボールス今から飲みにいくぞ。今夜は飲むぞ!!
ガレスがパーシバルに伝えたのは、ナシエンスに息を吹き込むこと。とはいえ、パーシバルはナシエンスに息を吹き込む前にナシエンスが目を覚ましたんですが。
キスで目が覚ましたのを見たタントリスが「なんて美しい光景だ」って言っているのに思わず笑ってしまいましたよ。『白雪姫』とか見てたりしたら、同じ光景を目の当たりにしてそういう反応になるのも分かるけどw
・唯一の解毒方法
ディアンヌからナシエンスが教えてもらった「血の骸骨」の唯一の解毒方法とは!?
息を吹き込むことが「血の骸骨」の解毒方法ではなく、愛する者からの接吻が唯一の解毒方法!!
ただの接吻ではなく、愛する者からの接吻ですよ。ということは、ナシエンスはパーシバルのことを・・・・・・。まぁ知っていたんですが。
ディアンヌも妖精界に来てから、「血の骸骨」食べたのでしょうから、きっとキングからの接吻で目が覚めたんでしょうね。キスで目が覚めることがまるで魔法のようだと思うナシエンスに対して、ディアンヌの返答がかなり良かったですね。
「誰かを愛する気持ちってのはさ きっと魔法と同じくらい不思議で・・・素敵な力を持っているんだよ!!」
魔法の根源が「愛」だと捉えている作品もあったな。それほど愛する気持ちって凄いんだな。
愛する者から接吻といえば、グリアモールがドルイドの聖地イスタールの修練窟で戦った太古の幽鬼アナオンからの呪いを解く方法も愛する者からの接吻だったな。ベロニカからキスをされて、幼児のグリアモールが元に戻って、裸の状態でベロニカを襲っているようにギーラからは見えて攻撃されていたな(参照:『七つの大罪』26巻 番外編 ”やさしい魔法の解きかた” より)
キング「石化」によって、バンが石化した時にエレインがキスしたことで石化が解除されたけど、もしかしたら石化を解く方法も愛する者からの接吻だったりする?
・次話タイトル
次話、第189話のタイトルは "ガウェインvs.バリン” です。剣闘祭の予選時からずっと見たかった組み合わせですよ。ガウェインとバリンが戦うんじゃないかフラグが立ってから、もう半年経ってますよ。え!?早くない!?もうそんなに経ったの!?時間が経つの早すぎて、怖いよ。
強者同士の戦いですよ。物理攻撃も魔力攻撃も効かない『無敵』の魔力を持つバリン。ガウェインはこの魔力に対抗する術があるのか!?今のところはバリンが圧倒的優勢ですが、ガウェインがバリンに一矢報いて、バリンの運命を変える人物になってほしいですね。

・今話の総評
ディオドラに怒りの一撃を与えたパーシバルがカッコよかった。「血の骸骨」の効能が思っていた以上に恐ろしくて、唯一の解毒方法がロマンチックでまるで魔法だったな。ディアンヌの言葉が今話のすべてだ!!
今回の『黙示録の四騎士』第188話 ”父の言葉 母の記憶” の感想はここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想・考察など教えてください。
最新話の質問やコメント、その他もろもろ待っています。最新話でなくてももちろんOKです。
次週の『黙示録の四騎士』第189話 ”ガウェインvs.バリン” の感想・考察でお会いしましょう。さよなら。
公式のおもちゃ
イン&ヤン
血の骸骨←new
187話までの各話のとあるシーンを模写しています。187話はディオドラの攻撃を防ぐナシエンス

第187話 ”闇に堕ちた少年” の感想・考察はこちらから。
『黙示録の四騎士』第187話 "闇に堕ちた少年" 深掘り
今回は『黙示録の四騎士』第187話 ”闇に堕ちた少年” の深掘りを書いていこうと思います。
今話の振り返り
ディオドラの魔力により、ナシエンスの攻撃が返されてしまう。この世のすべてに復讐するためのディオドラの魔力が『絶望』であることが明かされる!! ナシエンスは毒で対抗するもディオドラに返されてしまい、倒れてしまう。
第187話 "闇に堕ちた少年" の感想はこちらから。
さて、今回深掘るのはもちろんディオドラの魔力『絶望(ディスペアー)』について。
第182話 "残酷なる死" で魔力が開花し、剣闘祭2回戦Aブロック第二試合でナシエンスとの試合にて、少しずつ魔力の詳細が明らかになっていきました。
ディオドラの魔力『絶望』について分かっていることを整理しつつ、そこから考えられることについて書ければなぁと思っています。今までの感想や深掘りなどで書いたことと重複しているところもあると思いますが、そこのところはご了承ください。
現在判明しているディオドラの魔力『絶望』について分かっていることは大きく分けて2つ。
- 相手からの攻撃を喰らった後、相手に返す(自身の傷は修復される)
- 殺した相手の魔力を奪い、使用することができる
魔力というよりもはや呪い…!#黙示録の四騎士#マガジン 18号発売中! pic.twitter.com/wRopJXOAhp
— 週刊少年マガジン公式 (@shonenmagazine1) April 5, 2025
まずは一つ目、「相手からの攻撃を喰らった後、相手に返す(自身の傷は修復される)」から考えていきましょう。
現在、ディオドラへ攻撃したのはロセス,タレット,そしてナシエンスの3名です。第181話 "絶望の夜" でロセスがディオドラの首の骨を折り、第182話 "残酷なる死" でタレットがディオドラへ鞭打ち、第186話 ”ナシエンスvs.ディオドラ” 、そして最新話第187話 "闇に堕ちた少年” でナシエンスの霊槍による攻撃と毒による状態異常がディオドラへ襲いました。ですが、それら全てが攻撃をした本人に返っていきました。これによりロセスは死亡、タレットは戦闘不能状態、ナシエンスは毒で戦闘不能に陥りました。
ここから分かることは、ディオドラは物理攻撃や魔力攻撃、そして状態異常も相手に返すことができるということ。さらに第182話 "残酷なる死" の時点では人間相手だけかと思われましたが、妖精と巨人のハーフであるナシエンスの攻撃も返していたので、他種族の攻撃も返せることが分かりました。まぁ要するにチート級の魔力ですよね。これだけではないんですけど。
ただ、全ての攻撃を相手に返すことができるわけではありませんでした。第186話 "ナシエンスvs.ディオドラ" でナシエンスの剣がディオドラの手を切りましたが、ナシエンスに返されませんでした。ディオドラは「まだ魔力が馴染みきっていいないのかな」と思っているようですが、自分は違うのかなと思いました。つまり、ディオドラの魔力には発動条件があるのではと思いました。
剣闘開始直後のナシエンスの攻撃はディオドラにダメージを負わせることができましたが、後の霊槍による攻撃はダメージを返されてしまいました。この違いは何なのでしょうか。物理攻撃と魔力攻撃?ですが、物理攻撃はタレットやロセスの攻撃でも発動していましたので、違いそうです。ナシエンスが霊槍で攻撃する前のシーンを見返すとディオドラがこんな発言をしていまいた。
「どうしてさ?死んだら全部終わりなんだ 何もかも消えてなくなるのに! だから君のことも君の想う彼(パーシバル)も殺してあげる」
この発言をきっかけにナシエンスは煉獄の生物からの攻撃を防御することから、ディオドラへ攻撃を仕掛けました。明確な敵意を持っての攻撃ですよね。なので、敵意というのが重要なのかなと思いました。第182話 "残酷なる死” を見返すとディオドラの発言がこう発言しています。
「これは天罰を与える力なんだ 僕を傷つけようとする人間から僕を守る力・・・!!」

「僕を傷つけようとする」、この発言からやはり敵意というのは重要なのかなと。ただ敵意の場合、少し引っ掛かりました。ナシエンスの攻撃がディオドラにダメージを負わせていました。剣闘である以上、少なからず敵意は持っていると思うんですよね。全く敵意を持っていないということはあるのかな。
なので自分は「敵意」ではなく、「殺意」がディオドラの魔力発動のトリガーになっているのではないかと感じました。「殺意」であれば、ディオドラを殺そうとしていたタレットとロセスの攻撃が返された理由にも納得がいきますし、パーシバルを殺すと言われて怒るナシエンスが「殺意」を少なからず持っていてもおかしくはないです。
また「敵意」と「殺意」といえば、とある魔法具を思い出しませんか?アンヌヴン剣闘祭が始まる前に、ガウェインがパーシバル隊に渡した魔法具「悟られずの指輪」です(参照:『黙示録の四騎士』19巻第162話 "渇望する者たち" より)ナシエンスを除き、顔が知られているパーシバル隊が剣闘祭に出場していることがバレないようにガウェインが渡したのが「悟られずの指輪」です。自身に敵意を持つ者の思考に靄をかけれる、つまり敵意からの偽装は可能です。ただし、殺意を偽装することはできないです。もしディオドラの魔力『絶望』が敵意では発動しなく、殺意で発動をするのであれば対比になりますよね。
- 敵意は発動するが、殺意は発動しない「悟られずの指輪」
- 敵意は発動しないが、殺意は発動するディオドラの魔力『絶望』
もしこの仮説が正しいのであれば、ディオドラの魔力『絶望』には弱点があります。敵意では発動しないことから、たまたま攻撃が当たった場合(別の人に当てるつもりの攻撃がディオドラに当たったりした場合)。他には自然による攻撃、雷や竜巻、落石とかでしょうか。この辺りの詳細が知りたいですね。
さて、ディオドラの魔力『絶望』のもう一つの力、「殺した相手の魔力を奪い、使用することができる」について考えましょう。現在ディオドラが奪った魔力はロセスの『門番』とタレットの『調伏』で第186話 "ナシエンスvs.ディオドラ" でどちらの魔力も使用しているシーンが描かれました(『門番』は第182話 "残酷なる死" でも使用)
ディオドラは剣闘でナシエンスを殺し、魔力を奪って次戦のパーシバルも殺すと言っていましたが、そもそもナシエンスの魔力を奪えるのでしょうか?ナシエンスが勝った場合や、ナシエンスを殺す前に剣闘が終わってしまう場合について考えるのは一度置いときます。ここで考えたいのは、ナシエンスを殺した場合に、ナシエンスから魔力を奪えるのか?ということです。まぁ要するにディオドラが殺した相手なら誰でも魔力を奪えるのか?ということです。
タレットとロセスの共通点は混沌の騎士であることです。そして2人は煉獄に関する魔力を持っています。

この考えは第182話 "残酷なる死" の感想でも書きましたが、ここでも改めて。
第182話 "残酷なる死" の感想はこちらから。
普通であれば煉獄という場所を知ることはできないんですよね。毒の専門家とも言えるナシエンスが知らないくらいですからね。そんな煉獄に関する魔力をタレットとロセスが手に入れることが自発的に手に入れることができるのでしょうか。魔力とは己の強い意志・思想・経験から発現するものです。煉獄に関する魔力を自発的に発現します?難しいように思えました。
では、どうやって2人は煉獄に関する魔力を手に入れたのか?それはアーサーが与えたのだと自分は考えています。実際、アーサーから魔力を与えられた人物がいますからね。それが壁の町ウォルナック編で登場した混沌の騎士ティーニニックです。ティーニニックが持つ魔力『生物召喚』はアーサーが与えたものだと13巻第102話 "狂王" で明かされました。
「授けた魔力をその身に返す『呪詛返し』なんて悪趣味すぎるわ・・・」
とギネヴィアがアーサーに対して言っていました。アーサーが魔力を授けることができることが分かったので、タレットの魔力『調伏』とロセスの魔力『門番』もアーサーから授けられたのではないか?と思いました。
話を戻しまして、ディオドラが奪うことができる魔力はアーサーが授けた魔力限定なのでは?と思いました。なのでディオドラはナシエンスの魔力『調毒』は奪えないのでは?と。
そしてそもそもディオドラの魔力『絶望』について一つ思ったことがあります。ディオドラは魔力を得てから、第182話,第187話でそれぞれこんな発言をしています。
「僕の魔力だよ・・・!! きっと神様が授けてくれたんだ 何も持たない可哀想な僕に 信じた人から裏切られた可哀想な僕に 絶望に打ちのめされた可哀想な僕に」
「これは失意のどん底に突き落とされた僕への神様からの贈り物 この世のすべてに復讐するためのね これが僕の魔力ーーー『絶望』」
「神様が授けてくれた」、「神様からの贈り物」。こういう風に自身の魔力について言っているんですよね。この世界における神様とは何か?名前に神が入っているのは魔神王や最高神、そして神樹。ただ彼らはそれぞれ魔神族、女神族、そして妖精族における神のような存在でしょう。
では人間における神とは?魔神王や最高神や神樹、そしてこの世界を創り出した「混沌」だと思いました。といっても「混沌」という存在を知る人は少ないです。しかし、「混沌」の力を持つ人物は有名ですよね。そうです、永遠の王国の王アーサー・ペンドラゴンです。この世界を創造し、神すら産み落とすことができる「混沌」の力を持つアーサーはもはや神に等しいとは思いませんか?
つまりです、ディオドラの魔力『絶望』はアーサーが授けた魔力なのではないかと思ってしまったんですよね。

「どうやって魔力を授けたのか?」なんて言われると返す言葉がないんですが、ディオドラの魔力だけにね。はい、すいません。話を戻して、ディオドラの魔力『絶望』がアーサーから授けられた魔力のため、同じくアーサーから授けられた魔力しか奪うことができないのではないかと思ったんですよね。
この考えが当たっていても、間違っていても正直どっちでもいいんですが、個人的にかなりまとまったような感じがしていますw
・・・そういえば、ディオドラ以外にも授かった魔力に対して、「神様からの贈り物」と言っていた人物がいましたね。それはお嬢の魔力『尋問者』になる前の魔力『真偽』です。お嬢本人が言ったわけではありませんが、お嬢のママが言っていましたね(参照:『黙示録の四騎士』第15話 ”夢見る アングハルハッド” より)お嬢のママはキャメロットの聖騎士だった・・・・・・。まさかな、まさか。
ということで、いかがだったでしょうか?
ディオドラの魔力についてはこれからさらに本編で深掘りされること間違いないでしょう。なんなら次話でさらに明かされる可能性全然あり得ますよ。楽しみにして最新話更新を待ちましょう。
今回の『黙示録の四騎士』第187話 ”闇に堕ちた少年” の深掘りはここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想など教えてください。
次話、第188話 "父の言葉 母の記憶" の感想でお会いしましょう。
さよなら。