皆さん、こんにちはにっしー_です。
今回は『黙示録の四騎士』第108話 ”災いのベヒモス”、ではなく特別番外編 "キオンの受難" の感想・考察を書いていこうと思います。
最新話読めるぞーっと思いきや、
まさかまさかの特別番外編、しかも
キオンの過去編
がこのタイミングで明らかになるとは。
12巻に収録されるのか?12巻、は!?
6/1についに出ましたね。
『黙示録の四騎士』12巻の表紙!!

早く出ろ早く出ろとずっと思っていたので待ち侘びていました。12巻の表紙の感想書きましたので、興味ある方は是非。
また前話の感想・考察にて、ガウェインについての考察は次の話が出る前に出しますと書きました。はい、書けました。矛盾点や疑問点があるかもしれませんが、かなり面白い考察ができたんじゃないかなと思いましたので、よければ。

それでは前話(107話)の感想・考察を書いた後に新たに気づいたことや思ったことのまとめを。(別にいいやと思う方は読み飛ばして頂いても大丈夫です。まぁ後々気づくことの方がめちゃ多いですがw。他の人の感想とかも参考にしています。)
・if
魔界に来たエドリン。
ベヒモスの卵をゲットしたら、魔界を掌握しそうw
・ パーシバル
パーシバルの言動が一部の読者の怒りに触れそう
・ベヒモス
ベヒモスが目を覚ましたのは3000年以上ぶりなのかな?
前話の内容とは関係ないけど
・敵との恋
誰かキャメロット側の人と恋愛に発展しないのかな
・魔神ガエル
マーリンが珍しく涙を流すことになったメリオダスの創作料理、魔神ガエルのレバーケーキの素になった魔神ガエルでねぇかな
前話の要約
ガウェインvs.混沌の騎士。ガウェインの圧倒的な力で勝利かと、思いきやそんなことにもならず。ガウェインの謎がさらに増える。
パーシバルソードが助けたローズバンクにより、盗られてしまう。
キャメロットへの扉を背中に持つ巨獣ベヒモスが、目覚める
以下からは初見の感想です(1pごとに読みながら書きながらという感じです。録音した初見読みのスペースもあるのでお時間あれば)
扉絵(1p):番外編? ウンディーネだよね
2p:13年前???
キオン3歳、つまり今16歳ね
3p:誘拐?ビビアンに誘拐されたの
4p:吸血鬼っぽくなったなw
だからキオンの一面があるのか
5p:5年も行方不明だったの???
魔女の手袋ってどこかで出てきたはず
6p:なるほどドレファスのぎっくり腰、なるほど
ヘンディも、なるほど
7p:呪われろ、そういうことか
8p:ビビアンきっかけで精霊魔術に目覚めたのか
9p:さらに1年ってことは6年経過したのか
10p:ってことはビビアン殺したってこと
トリスタンがここで出てくるってこと?
11p:幼きジェイドとイゾルデきたか?
12p:可愛い
ここで幼なじみたちが出会ったのか
またビビアンに誘拐w
ここからは気になったシーンをピックアップしていきます。
・特別番外編
冒頭でも書きましたが、まさかの特別番外編でびっくりしました。「最新話どんな話かなー」とウキウキわくわくでしたから。今回の話は「え、早く知りたい」と最初からなっていましたが。
・扉絵
キオンと精霊たちか。
ん、こいつはもしや水の精霊では???
たぶんウンディーネですよね。他の精霊の名がサラマンダー,ノーム,シルフであって全員が四大精霊にあたるので。
・キオン3歳
本編の13年前の話、キオンが3歳だった頃の話。キオンの年齢が出ていなかったので、これで現在16歳ということが確定しましたね。まぁ16歳だと思っていましたが。
カ、カワイイ。
ギルの手を握る3歳のキオン可愛すぎる。こんはに目をキラキラさせて。両目がしっかりと見えてる。
カ、カワイイ。
なのに、どうして今はあんな風に。・・・次のページで悟った。
・誘拐
リオネス王国第一王女の息子だもんな。完品目的で誘拐するやつもいるだろうな・・・・・・。違った。誘拐したのはそんな野郎ではなかった。
そう、キオンを誘拐したのは魔術師ビビアン。

3年前までは容姿はよかったんだけどなぁ。どうしてこんな陰湿ババアに・・・、それは前からか。どうしてこんなに大きくなっちゃったんだろ、横に。バンの血を吸いすぎたオルロンディみたいに見える。(参照:『七つの大罪』"エジンバラの吸血鬼 中編" より) もしくはトロールに取り憑いた女神族ジェラメット?(参照:『七つの大罪』30巻番外編 "祭壇の王⑨" より)
・ギルとビビアン、そしてキオン
ビビアンがこんな風になったのはキオンの父であるギルサンダーが関係しますよね。今回の話で少し触れていますが、ビビアンはかつてギルを脅し操り我が物にしようと企てた。
大罪の時間軸でいうところの10年前。王国誕生祭の日に起こった聖騎士長(ザラトラス=ギルの父)殺害事件。

これはドレファスとヘンドリクセンの共謀により起こったものであり、それを目の当たりにしたマーガレットがギルに伝えているところを、ビビアンに見られてしまい、それをきっかけに二人にはビビアンの使い魔が付けられ、10年間虜の身となった。(参照:『七つの大罪』11巻第84話 "一件落着" より)
メリオダスによってマーガレットに付いていた合成獣が倒され、2人は晴れて自由の身となった。
が、しかし。ビビアンは執着心はまだ消えていない。諦めず、今度はギルサンダーを誘拐しましたとさ。(参照:『七つの大罪』24巻第190話 "魔宴" より)

後にまた触れますが、ドレファスに命を救われて、もうギルのこと諦めたかと思っていたら、息子の方にきますかと。
懲りないな、こいつは。
・5年間
5年も見つからないことあります???王国魔術師とかいるでしょ、使い魔とかとか。まぁ言ってもビビアンもかつてリオネス王国一の魔術師とか言われていたから、対策はしてたんだろうな。
・ママ
嘘だったとしても、ビビアンのことをママと呼んで欲しくはなかったなー。だって、ビビアン嬉しくなっちゃうんだもん。
・魔女の手袋
おそらく自分だけでしょう。
「魔女の手袋」というワードで興奮したのは!!
過去にこの「魔女の手袋」というワードが出ていたんですよね。それは『黙示録の四騎士』5巻のおまけ漫画、ナシエンスの処方箋②にて。最近嫌な夢をよくみるドニーに使った技(処方した)のが、"睡眠毒(ベラドンナ)"と"夢操作(まじょのてぶくろ)" なんですよね。まさかの再登場でビックリしました。
ちなみにナシエンスの技の読みのほとんどは素材となったものなんですよね。例えば"睡眠毒(ベラドンナ)"はベラドンナという素材によるものであり、"声帯変化(ダストウルフののどぶえ)"はダストウルフののどぶえという素材によるものですね。
・ギックリ腰にする呪い
マーガレットに憑いたリュドシエルに刺されたビビアンだったが、ヘンドリクセンの回復魔法とドレファスの看病(愛の力?)により復活。(参照:『七つの大罪』40巻第334話 "一つの時代の終わり" より)
それ以降、ビビアンはドレファスのことを愛していたが、ドレファスは亡くなった妻アンナのことを愛していた。
だからビビアンはドレファスに呪いをかけることにした。それは
強烈なギックリ腰にする呪い。
お前のせいだったのか・・・。ドレファスは黙示録初登場時から腰を痛めていましたよね。(参照:『黙示録の四騎士』7巻第51話 "リオネス王" より) 単なる歳のせいかと思っていたのだが・・・。
ただそのおかげであの神回が見れましたよね。9巻第75話 "王国聖騎士vs.メラガラン" にて。メラガラン戦中に腰を痛めたドレファスにミニパーシバルによる治癒後に解き放ったセリフ。

腰痛よさらば 温湿布の妖精 最高ォォーーー!!!
なので、ビビアンには感謝ですな。ここだけに限って。
・一生女にモテない呪い

ドレファスと共に聖騎士長をかつて務めていたヘンドリクセン、彼もビビアンに呪いをかけられていた。
一生女にモテない呪いを・・・・・・。
あのー、ビビアンさん。たぶん元からその呪いはヘンディにはあったと思いますよwww。ドルイド出身のヘンディは世間ズレをしているためか、「いい人ですね」とは言われるが、恋愛対象にはならない。まぁ唯一「結婚して」と言われたことがあるみたいだが・・・、幼きジェリコに。(参照:『七つの大罪』16巻おまけ漫画 "泣くな 友よ" より)
・呪われろ 呪われろ
キオンが時々「呪われろ」って言っていたのは幼き時に共に暮らしていたビビアンの影響か。11巻第91話,92話で言ってますね「呪われろ」と。ランスに対して。
・暗い影響
3歳という人格の形成に大きく影響を与える時期から6年間、情緒不安定かつ陰湿なビビアンと二人きりの暮らしをしていたら、そりゃキオンがあんな性格になるよね。
10巻第82話 "それぞれの葛藤" でキオンの父がキオンと発覚した時は、読者の多くが
「本当にギルマガの子なのか、養子なんじゃないか」
ってなっていましたね。

また「ギル、育て方失敗しすぎ」とも言われていましたね。
しかし養子じゃなかった、育て方失敗していなかった。生みの親+0〜3歳までの育ての親はギルマガだったが、人格形成の超重要時期における育ての親がビビアンであっただけ。辛すぎる。
親と環境の要因ってデカいんだな・・・。
・炎の精霊 サラマンダー
勝手なイメージで、キオンが最初に出会った精霊は風の精霊シルフと思っていた。
どういったきっかけでサラマンダーを召喚できたんだろ。
・精霊魔術師の才能
キオンに精霊魔術師の才能があることを知ったビビアンは己の後継者とすべく、そしてキオンは自力で逃げるべく、修行をし才能を開花させていった。
・6年の苦しみ
キオンがビビアンに自身が受けた6年分の苦しみを味わらせる、シルフによってビビアンの周りの空気を奪われて。
これぐらいで済んでるから、むしろ優しいとまで言える。
・幼なじみの出会い
ビビアンの元から逃げたキオンが出会ったのは幼少期のジェイドとイゾルデ。カ、カワイイ。
なんとなく、この3人は幼少期(5,6歳くらい?)からずっと一緒だったんだろうなぁと思っていましたが、ジェイドとイゾルデが先に出会っていて、後からキオンが加わったんだな。

これを知ると、ジェイドとイゾルデの出会いが気になるなぁ・・・。うぅ、ジェイド・・・・・・。
・盲信
キオンがトリスタンに盲信するきっかけが今回読み進めている間は、ビビアンに誘拐されたのを助けられたからだと思っていた(一応合ってはいる)が、
まさかの2回目だとは思わないだろ。
相変わらず執着心ヤバいな、ビビアンは。
・虫嫌い
ばっちょのことで、あんまり関係ないんだが。
柱のところで、
「大人になって子供の頃より虫が苦手になった鈴木央先生」
なのに、ティーニニックの魔力「生物召喚」の時はよく虫たくさん描きましたね・・・。
考察にいきます。
・目の傷
キオンが誘拐されてる間に左目を髪で隠すようになっていたが、この時にはもう目の傷ができたのかな???
ビビアンのせいでなったのか???
・トリスタンの助け
今話のラストで、
「再びビビアンに誘拐されるもトリスタンにより救出される それをきっかけにトリスタンを盲信することになる」
と書いてました。
以前質問コーナーで「キオンはいつからトリスタンLOVEですか?」という質問に対しての「自分を呪縛から解き放ってくれた時からです」という答えの真相は十中八九、このことですね。
また11巻第93話 "青春マドリガル" でジェイドがこんなこと言ってました。
・・・とある事件でトリスタン様に三人命を救われて以来あの人にホの字でよ
この事件は、キオンがビビアンに誘拐(2回目)された時のことでしょう。
幼なじみのキオンが誘拐されたため、イゾルデとジェイドが助けにいこうとしたが、ビビアンに敗北し、キオン含め命を落としかけたところをトリスタンに救われた。
こんな感じでしょうか。
第99話 "言えなかった言葉" にて幼なじみたちの過去が明らかになりました。そこで3人の危機をトリスタンが救ったという話がありましたが、キオンとイゾルデがあまりトリスタンに感謝してるようには見えなかったんですが、先程言ったようにビビアン関連っぽいですね。
・トリスタン隊の時系列
今回の話を受けて、トリスタン隊の時系列をおさらいします。

あくまでも個人的に思っている時系列です。
推測ではありますが、こんな感じでしょうか。
・収録巻
この時期(12巻発売前)に特別番外編を出すということは12巻に収録されるということなのかな。
↑こんなこと言ってますが、柱に掲載と書かれました
12巻に収録されるであろう話、96話から104話のそれぞれのページ数を確認します。
ここまでで累計175ページです。あとは総扉や目次、次巻予告やその他など入れると180ページになります。いつもに比べると少し短いんですよね。なので、12巻に今回の特別番外編"キオンの受難" が収録されるのではないのかなぁと思っています。
なので、12巻はこんな感じ?
これで194ページなので、量的には問題なしという感じですね。もしかしたら、103話の扉絵が2pではなく1pで載った場合、上記で書いた前後のおまけ漫画は無くなりますね。代わりに〈お絵描き騎士団〉が載るかな?
今回の『黙示録の四騎士』第108話 ”災いのベヒモス”、じゃなかった特別番外編 "キオンの受難" の感想・考察はここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想・考察など教えてください。
最新話の質問やコメント、その他もろもろ待っています。最新話でなくてももちろんOKです。
次週の『黙示録の四騎士』第108話 ”災いのベヒモス” の感想・考察でお会いしましょう。さよなら。
3歳のキオン、超カワイイなーーー
107話までの各話のとあるシーンを模写しています。107話は巨獣ベヒモス(+魔神王)

第107話 ”じゃじゃ馬の孤独” の感想・考察はこちらから。
89話までの感想・考察はこちらから。(ブログ移行しました)
今回は『黙示録の四騎士』第108話 ”災いのベヒモス”、ではなく特別番外編 "キオンの受難" の感想・考察を書いていこうと思います。
最新話読めるぞーっと思いきや、
まさかまさかの特別番外編、しかも
キオンの過去編
がこのタイミングで明らかになるとは。
12巻に収録されるのか?12巻、は!?
6/1についに出ましたね。
『黙示録の四騎士』12巻の表紙!!

早く出ろ早く出ろとずっと思っていたので待ち侘びていました。12巻の表紙の感想書きましたので、興味ある方は是非。
また前話の感想・考察にて、ガウェインについての考察は次の話が出る前に出しますと書きました。はい、書けました。矛盾点や疑問点があるかもしれませんが、かなり面白い考察ができたんじゃないかなと思いましたので、よければ。

目次
前話の気づき
それでは前話(107話)の感想・考察を書いた後に新たに気づいたことや思ったことのまとめを。(別にいいやと思う方は読み飛ばして頂いても大丈夫です。まぁ後々気づくことの方がめちゃ多いですがw。他の人の感想とかも参考にしています。)
・if
魔界に来たエドリン。
ベヒモスの卵をゲットしたら、魔界を掌握しそうw
・ パーシバル
パーシバルの言動が一部の読者の怒りに触れそう
・ベヒモス
ベヒモスが目を覚ましたのは3000年以上ぶりなのかな?
前話の内容とは関係ないけど
・敵との恋
誰かキャメロット側の人と恋愛に発展しないのかな
・魔神ガエル
マーリンが珍しく涙を流すことになったメリオダスの創作料理、魔神ガエルのレバーケーキの素になった魔神ガエルでねぇかな
前話の要約
ガウェインvs.混沌の騎士。ガウェインの圧倒的な力で勝利かと、思いきやそんなことにもならず。ガウェインの謎がさらに増える。
パーシバルソードが助けたローズバンクにより、盗られてしまう。
キャメロットへの扉を背中に持つ巨獣ベヒモスが、目覚める
初見の感想
以下からは初見の感想です(1pごとに読みながら書きながらという感じです。録音した初見読みのスペースもあるのでお時間あれば)
— にっしー_ (@nissi_sins) June 6, 2023
扉絵(1p):番外編? ウンディーネだよね
2p:13年前???
キオン3歳、つまり今16歳ね
3p:誘拐?ビビアンに誘拐されたの
4p:吸血鬼っぽくなったなw
だからキオンの一面があるのか
5p:5年も行方不明だったの???
魔女の手袋ってどこかで出てきたはず
6p:なるほどドレファスのぎっくり腰、なるほど
ヘンディも、なるほど
7p:呪われろ、そういうことか
8p:ビビアンきっかけで精霊魔術に目覚めたのか
9p:さらに1年ってことは6年経過したのか
10p:ってことはビビアン殺したってこと
トリスタンがここで出てくるってこと?
11p:幼きジェイドとイゾルデきたか?
12p:可愛い
ここで幼なじみたちが出会ったのか
またビビアンに誘拐w
気になったシーン
ここからは気になったシーンをピックアップしていきます。
・特別番外編
冒頭でも書きましたが、まさかの特別番外編でびっくりしました。「最新話どんな話かなー」とウキウキわくわくでしたから。今回の話は「え、早く知りたい」と最初からなっていましたが。
・扉絵
キオンと精霊たちか。
ん、こいつはもしや水の精霊では???
たぶんウンディーネですよね。他の精霊の名がサラマンダー,ノーム,シルフであって全員が四大精霊にあたるので。
・キオン3歳
本編の13年前の話、キオンが3歳だった頃の話。キオンの年齢が出ていなかったので、これで現在16歳ということが確定しましたね。まぁ16歳だと思っていましたが。
カ、カワイイ。
ギルの手を握る3歳のキオン可愛すぎる。こんはに目をキラキラさせて。両目がしっかりと見えてる。
カ、カワイイ。
なのに、どうして今はあんな風に。・・・次のページで悟った。
・誘拐
リオネス王国第一王女の息子だもんな。完品目的で誘拐するやつもいるだろうな・・・・・・。違った。誘拐したのはそんな野郎ではなかった。
そう、キオンを誘拐したのは魔術師ビビアン。

3年前までは容姿はよかったんだけどなぁ。どうしてこんな陰湿ババアに・・・、それは前からか。どうしてこんなに大きくなっちゃったんだろ、横に。バンの血を吸いすぎたオルロンディみたいに見える。(参照:『七つの大罪』"エジンバラの吸血鬼 中編" より) もしくはトロールに取り憑いた女神族ジェラメット?(参照:『七つの大罪』30巻番外編 "祭壇の王⑨" より)
・ギルとビビアン、そしてキオン
ビビアンがこんな風になったのはキオンの父であるギルサンダーが関係しますよね。今回の話で少し触れていますが、ビビアンはかつてギルを脅し操り我が物にしようと企てた。
大罪の時間軸でいうところの10年前。王国誕生祭の日に起こった聖騎士長(ザラトラス=ギルの父)殺害事件。

これはドレファスとヘンドリクセンの共謀により起こったものであり、それを目の当たりにしたマーガレットがギルに伝えているところを、ビビアンに見られてしまい、それをきっかけに二人にはビビアンの使い魔が付けられ、10年間虜の身となった。(参照:『七つの大罪』11巻第84話 "一件落着" より)
メリオダスによってマーガレットに付いていた合成獣が倒され、2人は晴れて自由の身となった。
が、しかし。ビビアンは執着心はまだ消えていない。諦めず、今度はギルサンダーを誘拐しましたとさ。(参照:『七つの大罪』24巻第190話 "魔宴" より)

後にまた触れますが、ドレファスに命を救われて、もうギルのこと諦めたかと思っていたら、息子の方にきますかと。
懲りないな、こいつは。
・5年間
5年も見つからないことあります???王国魔術師とかいるでしょ、使い魔とかとか。まぁ言ってもビビアンもかつてリオネス王国一の魔術師とか言われていたから、対策はしてたんだろうな。
・ママ
嘘だったとしても、ビビアンのことをママと呼んで欲しくはなかったなー。だって、ビビアン嬉しくなっちゃうんだもん。
・魔女の手袋
おそらく自分だけでしょう。
「魔女の手袋」というワードで興奮したのは!!
過去にこの「魔女の手袋」というワードが出ていたんですよね。それは『黙示録の四騎士』5巻のおまけ漫画、ナシエンスの処方箋②にて。最近嫌な夢をよくみるドニーに使った技(処方した)のが、"睡眠毒(ベラドンナ)"と"夢操作(まじょのてぶくろ)" なんですよね。まさかの再登場でビックリしました。
ちなみにナシエンスの技の読みのほとんどは素材となったものなんですよね。例えば"睡眠毒(ベラドンナ)"はベラドンナという素材によるものであり、"声帯変化(ダストウルフののどぶえ)"はダストウルフののどぶえという素材によるものですね。
・ギックリ腰にする呪い
マーガレットに憑いたリュドシエルに刺されたビビアンだったが、ヘンドリクセンの回復魔法とドレファスの看病(愛の力?)により復活。(参照:『七つの大罪』40巻第334話 "一つの時代の終わり" より)
それ以降、ビビアンはドレファスのことを愛していたが、ドレファスは亡くなった妻アンナのことを愛していた。
だからビビアンはドレファスに呪いをかけることにした。それは
強烈なギックリ腰にする呪い。
お前のせいだったのか・・・。ドレファスは黙示録初登場時から腰を痛めていましたよね。(参照:『黙示録の四騎士』7巻第51話 "リオネス王" より) 単なる歳のせいかと思っていたのだが・・・。
ただそのおかげであの神回が見れましたよね。9巻第75話 "王国聖騎士vs.メラガラン" にて。メラガラン戦中に腰を痛めたドレファスにミニパーシバルによる治癒後に解き放ったセリフ。

腰痛よさらば 温湿布の妖精 最高ォォーーー!!!
なので、ビビアンには感謝ですな。ここだけに限って。
・一生女にモテない呪い

ドレファスと共に聖騎士長をかつて務めていたヘンドリクセン、彼もビビアンに呪いをかけられていた。
一生女にモテない呪いを・・・・・・。
あのー、ビビアンさん。たぶん元からその呪いはヘンディにはあったと思いますよwww。ドルイド出身のヘンディは世間ズレをしているためか、「いい人ですね」とは言われるが、恋愛対象にはならない。まぁ唯一「結婚して」と言われたことがあるみたいだが・・・、幼きジェリコに。(参照:『七つの大罪』16巻おまけ漫画 "泣くな 友よ" より)
・呪われろ 呪われろ
キオンが時々「呪われろ」って言っていたのは幼き時に共に暮らしていたビビアンの影響か。11巻第91話,92話で言ってますね「呪われろ」と。ランスに対して。
・暗い影響
3歳という人格の形成に大きく影響を与える時期から6年間、情緒不安定かつ陰湿なビビアンと二人きりの暮らしをしていたら、そりゃキオンがあんな性格になるよね。
10巻第82話 "それぞれの葛藤" でキオンの父がキオンと発覚した時は、読者の多くが
「本当にギルマガの子なのか、養子なんじゃないか」
ってなっていましたね。

また「ギル、育て方失敗しすぎ」とも言われていましたね。
しかし養子じゃなかった、育て方失敗していなかった。生みの親+0〜3歳までの育ての親はギルマガだったが、人格形成の超重要時期における育ての親がビビアンであっただけ。辛すぎる。
親と環境の要因ってデカいんだな・・・。
・炎の精霊 サラマンダー
勝手なイメージで、キオンが最初に出会った精霊は風の精霊シルフと思っていた。
どういったきっかけでサラマンダーを召喚できたんだろ。
・精霊魔術師の才能
キオンに精霊魔術師の才能があることを知ったビビアンは己の後継者とすべく、そしてキオンは自力で逃げるべく、修行をし才能を開花させていった。
・6年の苦しみ
キオンがビビアンに自身が受けた6年分の苦しみを味わらせる、シルフによってビビアンの周りの空気を奪われて。
これぐらいで済んでるから、むしろ優しいとまで言える。
・幼なじみの出会い
ビビアンの元から逃げたキオンが出会ったのは幼少期のジェイドとイゾルデ。カ、カワイイ。
なんとなく、この3人は幼少期(5,6歳くらい?)からずっと一緒だったんだろうなぁと思っていましたが、ジェイドとイゾルデが先に出会っていて、後からキオンが加わったんだな。

これを知ると、ジェイドとイゾルデの出会いが気になるなぁ・・・。うぅ、ジェイド・・・・・・。
・盲信
キオンがトリスタンに盲信するきっかけが今回読み進めている間は、ビビアンに誘拐されたのを助けられたからだと思っていた(一応合ってはいる)が、
まさかの2回目だとは思わないだろ。
相変わらず執着心ヤバいな、ビビアンは。
・虫嫌い
ばっちょのことで、あんまり関係ないんだが。
柱のところで、
「大人になって子供の頃より虫が苦手になった鈴木央先生」
なのに、ティーニニックの魔力「生物召喚」の時はよく虫たくさん描きましたね・・・。
考察
考察にいきます。
・目の傷
キオンが誘拐されてる間に左目を髪で隠すようになっていたが、この時にはもう目の傷ができたのかな???
ビビアンのせいでなったのか???
・トリスタンの助け
今話のラストで、
「再びビビアンに誘拐されるもトリスタンにより救出される それをきっかけにトリスタンを盲信することになる」
と書いてました。
以前質問コーナーで「キオンはいつからトリスタンLOVEですか?」という質問に対しての「自分を呪縛から解き放ってくれた時からです」という答えの真相は十中八九、このことですね。
また11巻第93話 "青春マドリガル" でジェイドがこんなこと言ってました。
・・・とある事件でトリスタン様に三人命を救われて以来あの人にホの字でよ
この事件は、キオンがビビアンに誘拐(2回目)された時のことでしょう。
幼なじみのキオンが誘拐されたため、イゾルデとジェイドが助けにいこうとしたが、ビビアンに敗北し、キオン含め命を落としかけたところをトリスタンに救われた。
こんな感じでしょうか。
第99話 "言えなかった言葉" にて幼なじみたちの過去が明らかになりました。そこで3人の危機をトリスタンが救ったという話がありましたが、キオンとイゾルデがあまりトリスタンに感謝してるようには見えなかったんですが、先程言ったようにビビアン関連っぽいですね。
・トリスタン隊の時系列
今回の話を受けて、トリスタン隊の時系列をおさらいします。

あくまでも個人的に思っている時系列です。
- イゾルデとジェイド出会う
- ビビアンの元から逃げたキオンがイゾルデとジェイドに出会う
- 森で冒険していた3人をトリスタンが助ける
- キオンが誘拐されたのを、イゾルデとジェイドが助けに向かう
- その3人をトリスタンが救う
- トリスタン隊結成!!
推測ではありますが、こんな感じでしょうか。
・収録巻
この時期(12巻発売前)に特別番外編を出すということは12巻に収録されるということなのかな。
↑こんなこと言ってますが、柱に掲載と書かれました
12巻に収録されるであろう話、96話から104話のそれぞれのページ数を確認します。
- 96話、16ページ
- 97話、20ページ
- 98話、14ページ
- 99話、20ページ
- 100話、22ページ
- 101話、20ページ
- 102話、20ページ
- 103話、23ページ
- 104話、20ページ
ここまでで累計175ページです。あとは総扉や目次、次巻予告やその他など入れると180ページになります。いつもに比べると少し短いんですよね。なので、12巻に今回の特別番外編"キオンの受難" が収録されるのではないのかなぁと思っています。
なので、12巻はこんな感じ?
- 総扉
- 目次
- 96話〜102話
- 1pおまけ漫画(ページ数の都合上)
- 103話扉絵
- 1pおまけ漫画(ページ数の都合上)
- 103話本編&104話
- 特別番外編"キオンの受難"
- 次巻予告
- その他
これで194ページなので、量的には問題なしという感じですね。もしかしたら、103話の扉絵が2pではなく1pで載った場合、上記で書いた前後のおまけ漫画は無くなりますね。代わりに〈お絵描き騎士団〉が載るかな?
今回の『黙示録の四騎士』第108話 ”災いのベヒモス”、じゃなかった特別番外編 "キオンの受難" の感想・考察はここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想・考察など教えてください。
最新話の質問やコメント、その他もろもろ待っています。最新話でなくてももちろんOKです。
次週の『黙示録の四騎士』第108話 ”災いのベヒモス” の感想・考察でお会いしましょう。さよなら。
3歳のキオン、超カワイイなーーー
107話までの各話のとあるシーンを模写しています。107話は巨獣ベヒモス(+魔神王)

第107話 ”じゃじゃ馬の孤独” の感想・考察はこちらから。
89話までの感想・考察はこちらから。(ブログ移行しました)
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